DEEP事務局
「DEEP OSAKA IMPACT」
2009年8月30日(日)大阪・Zepp OSAKA
開場13:30 開始14:00
▼メインイベント(第10試合) 65kg契約 5分3R
○前田吉朗(パンクラス稲垣組)
反則 1R4分0秒 ※金的攻撃
●クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)
07年12月以来、約1年9ヵ月ぶりに前田吉朗がホームの大阪に凱旋。club
DEEPで実績を残し、ISE戦で本戦デビューを果たしたクレベル・コイケを迎え撃った。
1R、まずは前田が打撃でプレッシャーを掛けると思いきや、意外や意外、パンチで前に出たのはコイケ。やや不恰好ながら、その変則さが功を奏し、前田を下がらせることに成功する。
だが、前田も伸びのあるストレートで応戦し、簡単には相手にペースを握らせない。両者が積極的に前に出るため、序盤からスリリングな攻防がリング上で展開される。
しかし、打撃の攻防の最中にアクシデントが発生。パンチに不慣れなためか、握りの甘いコイケの指先が前田の右目をモロに直撃してしまう。ドクターチェックのあと試合は再開となったが、このダメージにより前田の動きが半減。見るからにスタミナもロスし、一気に劣勢を余儀なくされてしまう。
チャンスと見たコイケは、距離を潰しながら前田のボディにヒザ蹴りを連発。強引に投げを打ち、コイケをテイクダウンさせた前田だが、コイケのオモプラッタに捕まり、形勢を逆転させるまでには至らない。
それでもスタンドに戻した前田は、怒とうのパンチラッシュでコイケをコーナー際まで下がらせる。だが、コイケも“大物”を前にしてスイッチが入っているのか、ISE戦とは別人のようなアグレッシブさで応戦。戦前の展開予想が嘘のように、一進一退の攻防が続いていく。
そんななか、コイケが放ったヒザ蹴りが前田の金的を直撃。その音からしてダメージは深刻で、うめき声をあげながら崩れ落ちた前田はなかなか立ち上がることができない。数分経っても痛みと吐き気が治まらないため、ドクターが試合をストップ。故意のローブローと判断され、コイケの反則負けという裁定が下された。
前田にとっては10・25DREAM大阪城ホール大会に向けての絶好のアピールの場だったが、結果は最悪ともいえるものに。それでも主催者にマイクを渡された前田は「自分の戦いはまだまだ続きます。次(大阪大会への出場)、ありますよね?」と、リングサイドに座るDREAM関係者に涙ながらに訴えた。
▼セミファイナル(第9試合) 83.9s以下契約 5分2R
○RYO(ランズエンド・ZERO-ONE)
TKO 2R1分32秒 ※レフェリーストップ(バックマウントからのパウンド)
●相川祐哉(毛利道場)
1R、パンチで前に出るRYOに対し、相川もキレのあるパンチとハイキックで応戦。このうちの一発がヒットし、見る見るうちにRYOの右目下が腫れあがっていく。差しからのテイクダウン争いもまずは相川が制し、RYOはなかなか主導権を握ることができない。
だが時間が経つにつれRYOも本来の動きを取り戻し、差し手争いでも相川の独走は許さず。
2Rに入るとさらに動きは加速し、逆に四つ組みからテイクダウンを奪っていく。なんとか脱出を試みる相川だが、RYOはサイド、マウントと流れるようにポジションを移行。パウンドを嫌がった相川のバックについたRYOは、そのままパウンドを連打し、最後は文句なしのレフェリーストップを呼び込んでみせた。
▼第8試合 77.1s以下契約 5分2R
○九十九優作(和術慧舟會TIGER PLACE)
一本 2R2分49秒 ※フロントチョーク
●長堂嘉夢(CMA戦)
▼第7試合 77.1s以下契約 5分2R
○久保輝彦(禅道会)
一本 1R4分59秒 ※腕ひしぎ十字固め
●グッドマン田中(総合格闘技グッドマンジム)
▼第6試合(NEXT LEVEL提供試合) 55s以下契約 3分2R
△中川Ω自演乙Ω幸樹(魁塾)
判定1-0 ドロー
△近藤 充(SFK)
▼第5試合(NEXT LEVEL提供試合)60s以下契約 3分2R
○林 恭平(アツキムエタイ)
判定3-0
●飛野将大(NJKF誠至会)
▼第4試合 70.3s以下契約 5分2R
○中村晃司(パンクラス稲垣組)
TKO 2R3分34秒 ※レフェリーストップ(バックマウントからのパウンド)
●山崎善太(ランズエンド・ZERO-ONE)
▼第3試合 62s以下契約 5分2R
△上嶋祐紀(和術慧舟會兵庫支部)
判定1-0 ドロー
△広斗(SFK)
▼第2試合 62s以下契約 5分2R
○釜谷 真(CMA京都成蹊館)
判定3-0
●パンチィー山内(総合格闘技道場コブラ会)
▼第1試合 65.8s以下契約 5分2R
○富田浩司(パンクラス稲垣組)
一本 1R1分23秒 ※アームロック
●鈴木崇豊(和術慧舟會ヴァーモス)
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