アールズ・エンタープライズ
「新☆四角いジャングル〜ミスター格闘技降臨!!〜」
2009年9月13日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 開始18:00
※オープニングマッチは17:45〜
▼メインイベント(第11試合) 四角いジャングルMixedルールウェルター級王座決定戦 3R(1R2分・2R3分・3R5分)
○サップ西成(強者 山根道場)
KO 2R1分10秒
●安藤正樹(白龍)
※西成が四角いジャングルMixedルールウェルター級王者に
1Rは顔面突きなしのフルコンタクト空手ルール、2RはUKFキックルール(首相撲、ヒジ打ちなし)、3Rは総合ルールという四角いジャングルMixedルールで行われるこの一戦。
“アマチュア格闘技の天下を取るのは大阪だ!”をコンセプトに昨年4月からスタートしたアマチュア総合格闘技イベント「強者(つわもの)」で絶対王者的な立場のサップ西成が今回の王座決定戦に大抜擢され、“白龍ジムの秘密兵器”のニックネームを持つ安藤と対戦した。
試合開始前から両応援陣から声援が飛び交い、ボルテージ最高潮のまま試合のゴング!
1Rはフルコンタクト空手ルールのために、両者は空手衣に黒帯を締め試合スタート。お互いに飛び出し正拳突きの連打を仕掛けるが、安藤の打撃が西成のアゴを直撃し試合は一時中断。西成のセコンドが「正々堂々と戦え!」と怒り心頭。イエローカードが安藤に提示され試合は再開するも、今度は西成が顔面殴打の反則に。
その後、立て続けに2度も安藤のパンチが西成の顔面を叩くと、強者軍団がブチ切れ! 安藤陣営にペットボトルが投げ込まれ、一気に安藤陣営が西成陣営と一食即発のにらみ合いとなり、場内は騒然……。
総勢約100名の大乱闘だけは免れたものの、緊迫した空気は流れる。試合は再開され、お互いにローとパンチで前に出続けたところでゴング。
2Rはキックルールで行うためボクシンググローブ着用での試合だったが、両者は総合で使用するオープンフィンガーグローブをはめてしまい両陣営の承諾のもと、試合のゴング!
両者は意地を見せるように激しい打撃戦を繰り広げる中、西成が2度のダウンを奪いKO勝ちし新王者に輝いた。大荒れの試合内容だったが、健闘を称え合い無事に試合は終了。
全試合終了後に、出場全選手と共にリングに上がった真樹道場の真樹日佐夫師範は「選手が真面目に試合していても、一部の心のない人たちのせいで試合が無駄になるとことだった。ジャングルの中にも掟はある! それを守っていただきたい」と大会を総括した。
▼セミファイナル(第10試合) UKF総合格闘技インターナショナルミドル級王座決定戦 5分2R
○瓜田幸造(掣圏会館)
TKO 1R49秒 ※パウンド連打
●バリー・ゲリン(アメリカ/ブリザード)
※瓜田がUKF総合格闘技インターナショナルミドル級王者に
パンクラス、DEEPといった様々なリングで暴れ、6月のケージフォースではアゼルバイジャン共和国の特殊部隊に配属されていたというアバソフ・シャハリヤーをTKOで下している瓜田が登場。
対するゲリンは、昨年の国別対抗戦「M-1」のアメリカチームのメンバーに選ばれ、昨年7月の後楽園大会での対フランスチームに出場した。現在はNJKF・ブリザードジムの総合クラスで講師を務めている。
1R、ゲリンの突進を交わした瓜田は右ロー。そして左のロシアンフックを豪快に決めると、ゲリンはリング上に倒れこむ。そこを見逃さない瓜田は一気にパウンドの連打でTKO勝ち。マイクを握ると、「王座決定戦だったので仕方がないですけど、次はもっと強いやつと防衛戦をやらせてください」とアピールした。
▼第9試合 UKFキック・インターナショナル・スーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
○黒田英雄(BRAVES/挑戦者)
延長判定3−0 ※三者とも10−9
●ヨンユット・JTクラブジム(タイ/元ルンピニー・フライ級ランカー/同級王者)
※黒田がUKFキック・インターナショナル・スーパーライト級王者に
昨年11月に同王座決定戦が行われ、そこで対戦している両者。同一カードで防衛戦が行われることとなった。黒田がリベンジに成功するのか、それともヨンユットが返り討ちにするのか。
1Rからパンチでプレッシャーをかける黒田に対し、ヨンユットは横蹴り、前蹴りで突き放し決定打を許さない。2Rから手数を増す黒田はロープ際に追い込みラッシュを仕掛けるが、ヨンユットは巧みなディフェンスでクリーンヒットを許さない。
3Rにはヨンユットが反則となる首相撲からのヒザ蹴りを出しイエローカード。4Rから黒田は右ローを連発しヨンユットの足を止めていく。
そして5Rにパンチラッシュで追い込みをかけたが、本戦はドロー。ここでコミッションより、「ドローだったが、内容が濃いものだったためにマストシステムで延長戦を行います」と発表されると、場内は大盛り上がり。
5Rのラッシュでスタミナを使い果たした黒田は息を吹き返したかのようなヨンユットのパンチラッシュの前に防戦となってしまう。しかし、残り時間が僅かのところで黒田が右フックをヒットさせ一気にラッシュ!
これが判定の分かれ目となり、黒田が王座奪取に成功した。マイクを握ると、UKFキックボクシングスーパーライト級世界王者である山崎通明(新東金)に挑戦をアピールしていた。
▼第8試合 UKFキック・インターナショナル・ヘビー級王座決定戦 3分5R
○桜木裕司(掣圏会館)
反則 4R2分37秒
●天承山(KINGGYM-HV)
※桜木がUKFキック・インターナショナル・ヘビー級王者に
じっくりと様子をうかがう天承山に対し、桜木は徹底した左インロー攻撃に出る。2Rには完全に天承山は足が止まってしまい、自分からなかなか攻撃を仕掛けない。桜木はパンチからロー、そして後ろ回し蹴りにつなげるものの決定打にはつながらず。
このまま桜木が優勢のまま試合が終わるかと思いきや……3Rに天承山の前蹴りが桜木の金的を捕らえてしまう。
1分間の休憩後に再開するも、再びローブロー。
4Rにも、打点の低い天承山の前蹴りが金的を捕らえ、遂にレッドカード! ここから無事に試合が再開するかと思われたが、4度目の金的攻撃で天承山は失格。反則勝ちでタイトルを奪取した桜木は不満な表情のままリングを降りた。
▼第7試合 UKF女子キック日本フライ級王座決定戦 2分5R
○古谷あさみ(谷山/J-GIRLSフライ級3位)
判定3−0 ※49−48、50−47、49−46
●☆MIKA☆(ワイルドシーサー群馬)
※古谷がUKF女子キック日本フライ級王者に
J-GIRLSで活躍する古谷とMIKAがタイトルをかけて激突。序盤から古谷の右ミドルとMIKAのパンチが激しく交錯する。
最終ラウンドまでペースを落とすことなく、右ミドルを繰り出す古谷が主導権を握り続けMIKAを寄せ付けない。接近戦になると、古谷はテンカオ。判定決着となり、古谷が勝利し念願のタイトルを奪取した。
▼第6試合 キックルール 74kg契約 3分5R
○相良正幸(強者 山根道場)
KO 2R1分16秒
●庵谷デビルマン鷹史(フリー)
▼第5試合 キックルール 68kg契約 3分5R
○YOSHI(M&Jキックボクシング)
KO 2R3分09秒
●神谷 勲(ファイティングマスター)
▼第4試合 四角いジャングルスペシャルワンマッチ 3分1R
○羽田真宏(空手)
一本 1R1分13秒 ※フロントチョーク
●川崎ゆうじ(柔道)
▼第3試合 四角いジャングルスペシャルワンマッチ 3分1R
○小笠原和彦(空手)
KO 1R50秒
●浜野敬長(空手)
▼第2試合 四角いジャングルスペシャルワンマッチ 3分1R
○ペドロ高石(カポエイラ)
KO 1分31秒
●高津智充(柔道)
▼オープニングマッチ UKF・MMAルール 65kg契約 3分2R
○湊 一成(フリー)
TKO 2R1分37秒
●信喜(白龍)
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