全日本学生キックボクシング連盟
「第71回全日本学生キックボクシング選手権大会〜6階級チャンピオン決定戦」
2009年11月28日(土)東京・後楽園ホール
開場9:00 開始9:45
1972年10月に専修大、日本大、帝京大、拓殖大、東海大の5校により発足(現在の加盟校は12校)し、今年で結成37年目を迎えた歴史のある全日本学生キックボクシング連盟(UKF)。今回は年に一度の全階級チャンピオン決定戦が行われた。
同連盟からは『K-1 WORLD MAX 2008日本代表決定トーナメント』で優勝した城戸康裕、WPMF世界スーパーバンタム級チャンピオンの藤原あらし、元WKA世界ムエタイバンタム級チャンピオンの土屋ジョーなどがプロに巣立っている。この日も城戸が後輩のセコンドに就く姿が見られた。
夏に開催されたチャンピオン予選を勝ち抜いた12名により、フライ、バンタム、フェザー、ライト、ウェルター、ミドルの6階級で王座が争われた。メインイベントを務めたのはバンタム級チャンピオン決定戦、国士舘大学4年生の大釜広路VS拓殖大学3年生の志村佳佑。
大釜は昨年のチャンピオン戦でフライ級決勝戦まで進出しながらも敗れ、今年は4年生だけに何としても勝ちたいところ。対する志村は昨年の決勝戦には進出できなかったが、ここまでの戦績は6勝(4KO)1敗1分と攻撃力のあることを証明している。
大釜は左ミドルを武器に闘ったが、パワー溢れる志村はパンチの連打と左ミドルでどんどん突進。2Rにパンチの連打でダウンを奪うと、何とか立ち上がった大釜を右フックでマットに沈め、KO勝ちで初のチャンピオンの座を獲得。同時に最優秀選手賞も獲得した。
勝敗のポイントによって決められる団体戦の優勝チームは、創価大学に1ポイント差をつける22ポイントを獲得した東海大学。7大会ぶりに優勝旗を手にした。
団体戦優勝 東海大学
技能賞 牛窪伸彦(中央大学)
北川賞 安達信一(創価大学)
優秀選手賞 澁澤健太(日本大学)
最優秀選手賞 志村佳佑(拓殖大学)
ベストバウト賞 関根朝之(創価大学)VS石村潤一郎(日本大学)
↑決勝戦を制して各階級の今年のチャンピオンが決定した(左から)フライ級・澁澤健太(日本大学2年)、フェザー級・関根朝之(創価大学3年)、ライト級・佐々木琢哉(創価大学4年)、バンタム級・志村佳佑(拓殖大学3年)、ウェルター級・山際和希(国士舘大学3年)、ミドル級・宮本靖祥(明星大学1年)。
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