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【J-GIRLS】世界最強女王トーナメントはシルビアが二連覇!安倍が決勝で力尽きる

2009/12/20



J-NETWORK
「J-GIRLS Final Stage 2009
World Queen Tournament 2009」

2009年12月20日(日)東京・ディファ有明
開場16:30 開始17:00


▼メインイベント(第15試合) World Queen Tournament 2009 決勝戦 2分2R延長1R
○シルビア・ラノット(イタリア/World Queen Tournament 2008王者)
判定2−0 ※20−19、20−19、20−20
●安倍基江(アカデミア・アーザ/J-GIRLS Japan Queen Tournament 2009王者)
※シルビアが優勝、昨年に続き二連覇。

 日本人4名、外国人4名がエントリーした世界最強女王決定トーナメント『World Queen Tournament 2009』(50kg以下)の決勝戦は、昨年の覇者シルビアと日本トーナメント覇者の安倍で争われることになった。

 1R、軽快なステップを使ってロングレンジからの前蹴りと横蹴り、飛び込んでの連打を繰り出し、安倍が攻撃を返す前にステップでサッと離れるシルビア。この徹底したヒット&アウェーに安倍はなかなか自分の射程距離にシルビアを捉えることが出来ない。

 2Rになるとシルビアのテンポはさらにアップ。フランスの格闘技サバット(足で行うボクシングと言われる)仕込みの足技を繰り出し、安倍を突き放したかと思えば、安倍の蹴りに合わせて連打を叩き込む。安倍が攻撃を返そうとした時には、ステップですぐに距離をとる。

 安倍がシルビアの蹴りに合わせて右ストレートを一発入れたが、どうしても距離を詰めることが出来ず、シルビアが自分の距離を守って最後まで闘い続けた。

 判定はジャッジ1名がドローをつけたが2−0でシルビアが昨年に続き二連覇を達成。賞金1万ドル(約90万円)と共に、新しいベルトを手に入れた。

 シルビアは「言葉にならないくらい嬉しいです。精一杯頑張ってここまできました。このベルトは一生大切にします」と勝利者インタビューに笑顔で応えた。




▼セミファイナル(第14試合) WORLD J-GIRLS CHAMPIONSHIP フェザー級タイトルマッチ 2分5R
○ジョアンナ(ポーランド/チーム・ミスターパーフェクト/アーネスト・ホーストジム)
判定3−0 ※49−48、49−47、50−47
●佐々木仁子(チームドラゴン/J-GIRLS同級王者)
※ジョアンナが初代WJC世界フェザー級王座に就く。

 あのK-1ワールドGP“4タイムス・チャンピオン”アーネスト・ホーストが手塩にかけて育て、自信を持ってJ-GIRLSに送り込んだのがこのジョアンナ。迎え撃つは王座の入れ替わりが激しいJ-GIRLSのタイトル戦線の中で、2年以上もフェザー級王座に君臨する“絶対女王”佐々木だ。

 この試合はJ-GIRLSが認定する世界タイトル、WORLD J-GIRLS CHAMPIONSHIP(略してWJC)初の王座決定戦として行われる。

 ジョアンナのセコンドにはホースト、佐々木のセコンドには前田憲作がつく。

 1R、ジョアンナのいきなりのパンチ連打で場内がどよめく。その後もパンチからハイキックのコンビネーションで攻める。

 佐々木は回り込みながらの右ロー、パンチをしっかりブロックしてローを返す。前に出て積極的にコンビネーションを放っていくジョアンナに対し、ヒットは奪わせないが佐々木は手数が少なめ。

 2R、今度は佐々木が圧力をかけて前に出る。パンチからローにつなげ、ジョアンナの右ボディに対して左フックを浴びせる。ジョアンナも思い切ったフックを叩きつけてくるが、佐々木はしっかりとブロック。

 3R、佐々木が右ローと右ボディストレートで揺さぶりをかけると、ジョアンナはこれを嫌がる素振りを見せる。ローとボディが効いているようだが、ジョアンナは下がらずにパンチの連打から最後に必ず右ローまで繋げていく。それでも佐々木のブロックは強固で崩れなに。

 4R、佐々木はジョアンナのミドルキックに軸足蹴りを合わせ、右ローを蹴り続ける。

 しかし、ジョアンナはパンチのコンビネーションからの右ロー、右フックを振りかぶって強振したかと思えば潜り込むような左アッパーを打ったりと、多彩な攻め。佐々木がパンチをもらう場面が目立ってきた。

 5R、パンチのコンビネーションから右ローを的確に当てるジョアンナは、まるでホーストの動きのようだ。

 左右の回転の速いフックで攻めるジョアンナに佐々木も右ローで応戦するが、ジョアンナの強烈な返しのパンチをもらってしまう。男子のトップレベルの試合と比べても遜色ない、好勝負となった。

 判定は最大で3ポイント差をつけてジョアンナ! 佐々木はリング四方に頭を下げ、最後にはうずくまって号泣。悔し涙を流してしばらく立ち上がれないほどだった。初代王座のベルトを巻いたジョアンナは「とっても幸せです。佐々木選手は強い選手でした。ホースト先生からは、いつも通りにやれと言われました。ベストを尽くしただけです。アリガトウ」と微笑んだ。


▼第13試合 初代アトム級王座決定トーナメント決勝戦 2分3R
○Little Tiger(F・TEAM TIGER)
判定2−0 ※29−28、29−29、30−28
●山田純琴(NJKF/y-park)
※Little Tigerが初代アトム級王座に就く。

 Little Tigerには出稽古先である藤原ジムの山本真弘&前田尚紀がセコンドに就く。山田はアニメ『タイガーマスク』の主題歌を前奏に、Little Tigerのタイガーマスクに対抗してきつねのお面を被っての入場。

 1R、両者軽量級ならではのキビキビとして動きから山田はジャブを多用、Little Tigerは蹴りを使う。Little Tigerの蹴りに山田が右ストレートを合わせると、Little Tigerは熱くなったかパンチで仕掛けていくがやや大振り。山田がまたも右ストレートを突き刺す。

 2R、Little Tigerが蹴りの連打で先制すると、山田も負けじとパンチで前へ出る。これに対してLittle Tigerはサウスポーに構えてテンカオのカウンターで応戦。さらにLittle Tigerは前蹴り、左ミドルを山田のパンチに合わせる。戦前の予想通り、パンチVS蹴りの図式となった。

 3R、勝負をかけた山田はパンチでラッシュ、まとめに行くとLittle Tigerはテンカオと左ミドルを合わせる。手数を出してパンチで前へ出る山田だが、Little Tigerがミドルやテンカオを合わせてくるため有効打は少ない。

 後半、山田の執拗な連打に対し、Little Tigerは下がっての蹴りで印象は悪いが、的確にカウンターをとっていく。

 山田のアグレッシブと手数か、Little Tigerの有効打か分かれるところだったが、判定は2−0でLittle Tigerが勝利! 初代アトム級王座に就いた。Little Tigerは「もう夢のようです。これが欲しくて今年ツライ時期もあったんですが、今ベルトを巻いて立っていることがどれだけ嬉しいか。パーフェクトではありませんが、今までで一番自分のやりたかった闘いが出来ました。もっと上を目指します」と、勝利の喜びを語った。


▼第12試合 スペシャルワンマッチ 2分3R
○田嶋はる(アクティブJ/J-GIRLSミニフライ級2位)
KO 1R1分40秒 ※右ハイキック
●パク・へウォン(韓国/EMA/TEAM J.U.)

 7月のJ-GIRLSミニフライ級王座の初防衛戦で神村江里加に敗れ王座転落、12戦目にして初黒星を付けられた田嶋が復帰戦を迎えた。対するパクは現在19歳にして10戦8勝2敗のキャリアを誇り、韓国格闘技協会1位にランキングされている。

 田嶋は腹筋が見事に割れ、引き締まった肉体で登場。1R開始と同時に、いきなりパンチで打ち合いに行く新しい側面も見せる。パクも強気にパンチで打ち合いに臨み、さらにパンチで前へ出てくると田嶋はミドルキックで応戦。

 一瞬、両者の手が止まったところで田嶋が右ハイキック! これがズバリ決まってダウンを奪う。その直後にもパンチを打とうとしたパクに右ハイキックを決めてダウンを奪い、田嶋が鮮やかなKO勝ちで復帰戦を飾った。田嶋は思わず嬉し泣き。

「皆さんの支えがあってまたリングに立てました。もう1回自分の闘い方を見直してきました。ハイキックはセコンドから当たると言われたので試しに出したら当たって、もう1回と言われたので出したら当たったんです。

 先生のおかげです。今回KOで勝てて、2009年は勝ってリングを降りられるので嬉しい。1月に他団体で試合をしますが、J-GIRLSのレベルの高さをしっかり見せ付けます」と田嶋。

 次回の試合は約1カ月後の1月23日(土)東京・ディファ有明で開催される『REBELS』にて、ちはる(ウィラサックレック・フェアテックス)との対戦が決定している。




▼第11試合 ミニフライ級(47.6kg以下)契約 2分3R
○大島つばき(フォルティス渋谷/J-GIRLS同級4位)
判定2−0 ※30−30、30−29、30−29
●PIRIKA(ミルキーウェイ/J-GIRLS同級8位)

 4戦4勝(2KO)と無敗のまま、同じく無敗で女王に座に就いた神村恵里加を追う21歳のPIRIKA。今回はJ-GIRLS黎明期からグレイシャアの盟友として活躍してきたベテラン選手の大島に挑む。

 1R、ジャブを突いてミドル&ローにつなげるPIRIKAに、大島は何度もストレートの連打でアタックを仕掛けていく。これが有効な攻撃となり、PIRIKAは後手に回る。

 2R、インファイトを仕掛ける大島にPIRIKAは前蹴り、自分からは左ミドルで攻める。時折、強い左フックも大島の連打に返していく。

 大島は連打でのアタックを繰り返すが、疲れからか徐々に手数が減る。それでもPIRIKAが入ってくるとパンチで打ち合う。

 3R、PIRIKAが右ミドルと左フックで前へ出る。強い右ミドルがめり込むが、今度は大島が前蹴りでPIRIKAの前進を止めてパンチを入れていく。

 判定はジャッジ1名がドローにつけたが、2名は1ポイント差で大島! PIRIKAが5戦目にして初敗北を喫し、神村に続き無敗記録にピリオドが打たれた。




▼第10試合 World Queen Tournament 2009 準決勝 第2試合 2分2R延長1R
○安倍基江(アカデミア・アーザ/J-GIRLS Japan Queen Tournament 2009王者)
判定3−0 ※三者とも19−18
●神村江里加(TARGET/J-GIRLSミニフライ級&WPMF世界女子同級王者)
※安倍が決勝戦に進出。

 1回戦で優勝候補のヌシアンを振り切った神村と、デービスを破った安倍による日本人対決となった準決勝。ミニフライ級王者(神村)と同級7位(安倍)の対戦だが、安倍は今回の50kg以下というカテゴリーで水を得た魚のようだ。

 1R、安倍のローに神村が右ストレートを合わせ、安倍は大きな音を立てて転倒。

 これで神村はいけると思ったのか、安倍がパンチの打ち合いに来た時、正面からの右ストレートに右ストレートのカウンターをドンピシャのタイミングでもらってまさかのダウン!

 立ち上がるとパンチで猛反撃を開始する神村だが、安倍も下がらずに打ち合う。ガムシャラに左右のフックを繰り出す神村だが、今度は右フックをもらってしまった。

 2R開始と同時に神村は左右のフック&左ミドルの猛攻を開始。

 安倍はクリンチでこれを凌ぐ。左右のフックでガンガンと前へ出て行く神村、これに対して安倍は左腕を神村の肩口に差し、神村の後頭部を抑えるようにして神村の右手を殺す。逆転を狙って倒しに行った神村だが、無情のゴング。無敗のままチャンピオンになった神村が、10戦目にしてついに初黒星! トーナメントから姿を消す波乱となった。

 安倍は「神村選手が強いのは知っているし、成長期なのでいま勝たないとずっと勝てないと思ったので、いま勝つしかないと思いました。2分2Rでしたから運もあります。次、シルビアも強いと思うので頑張ります。前へ前へ向かっていくところを見せたい」と、決勝戦へ向けての意気込みを語った。





▼第9試合 World Queen Tournament 2009 準決勝 第1試合 2分2R延長1R
○シルビア・ラノット(イタリア/World Queen Tournament 2008王者)
判定3−0 ※三者とも20−18
●ヘオン・ソンボク(韓国/EMA/世界キックボクシング連盟50kg韓国王者)
※シルビアが決勝戦に進出。

 外国人同士の準決勝。1R、離れた距離で軽快なステップを踏みながら、横蹴りや前蹴りを飛ばしてくるシルビア。ソンボクがパンチの打ち合いに持っていくと、逆に連打を決めてサッと離れるヒット&アウェー。

 2R、シルビアは飛び込みながら矢のような左右のストレート、相手の空振りを誘ってのフックをヒットさせてすぐにステップで距離をとる。打っては離れ、蹴っては離れる。

 ソンボクが打ち返そうとしても、もうそこにはいないといった具合だ。シルビアがステップを使ってアウトボクシングで翻弄し、観客の声援に投げキッスを返す余裕ぶり。

 判定勝ちで今年も決勝戦進出を決めたシルビアは「1回戦よりも緊張せず落ち着いてリングに立ったのがよかったかもしれない。また優勝できるように頑張ります」と、調子が上がってきたことを告げた。




▼第8試合 バンタム級 2分3R
○陣内まどか(Black PUG)
判定2−0 ※29−29、30−29、30−29
●MANA(SFK)

 小・中学生時代にアマチュア50戦以上も経験している“キックの申し子”現役女子高生ファイターの陣内が、9月のデビュー戦に続いてプロ2戦目を行う。相手は8戦して5敗3分と勝ち星のないMANAだ。

 1R、陣内がパンチから右の蹴りをスムーズにつないでいき、MANAはパンチで果敢に突っ込んでいく。陣内はそのパンチをうまくかわして右ミドル。

 2R、ジャブと前蹴りを用いてパンチで突っ込んでくるMANAを止め、右ローの連打とパンチの連打を決めていく陣内。

 ロングレンジと中間距離では上手さを見せるが、接近戦になるとクリンチを多用してしまうため、MAANはパンチを連打することが出来ない。

 3R、MANAが一気にパンチでラッシュをかけ、陣内はロープに詰められる。その後は下がりながら右ロー、右ミドルを的確にヒットさせて応戦し、自分のパンチを入れてからのクリンチ。両者にクリンチが多くイエローカードが提示される。陣内はMANAのパンチで仰け反ってしまう場面も何度か見られたが、しっかり蹴って判定勝ちを収めた。




▼第7試合 51kg契約 2分3R
○MITSUKI(DRAGON/J-GIRLSフライ級7位)
KO 2R45秒 ※左ローキック
●ルミナ・K(Risk)※プロデビュー戦

 1Rからいきなり打ち合いを展開して場内を沸かせた2人だが、MITSUKIの左ローでダウンしたルミナが右足に異常を訴え、レフェリーが試合をストップ。

 ルミナは右足をついて歩けないほどの怪我を負った。






▼第6試合 64kg契約 2分3R
△小澤聡子(チームドラゴン/J-GIRLSフェザー級8位)
ドロー 判定1−1 ※29−28、28−30、29−29
△アルフレッドソン・モニカ(スウェーデン/DRAGON)※プロデビュー戦

 今回がデビュー戦となるモニカと1勝3敗2分の小澤が対戦。1Rは小澤が右フックを何度もヒットさせてモニカを仰け反らせ、前へ出た。

 2Rは逆にモニカが長い手足から繰り出すテンカオとパンチで前へ出て逆襲。3Rは序盤に小澤が右のパンチでモニカを仰け反らせるが、後半はまたモニカのテンカオが決まって前に出て、痛み分けに終わった。




▼第5試合 World Queen Tournament 2009 リザーブマッチ 2分2R延長1R
○紅絹(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級1位)
判定2−0 ※20−20、20−19、20−19
●ジョン・ヨンジュ(韓国/EMA/ブサンテハン/2008年韓国国際戦優勝、2009年ムエタイ国家代表)

 ロー、前蹴りからパンチにつなぐ紅絹が2Rに何度も左右のフックをヒットさせる。

 ジョンは下がりながらパンチを出すが、空振りが目立つも終始パンチで前に出た紅絹が判定勝ちでリザーバーの権利を得た。





▼第4試合 World Queen Tournament 2009 一回戦 第4試合 2分2R延長1R
○神村江里加(TARGET/J-GIRLSミニフライ級&WPMF世界女子同級王者)
判定3−0 ※19−18、20−18、20−18
●ヌシアン・ポー・プラムック(タイ/WAKO.PROムエタイ世界バンタム級王者)
※神村が準決勝に進出。

 無敗のままJ-GIRLS&WPMFの2冠王となった神村VSムエタイの世界王者でもあるヌシアン。組み合わせ抽選会では、神村自らがヌシアンとの対戦を選び、シルビアVSグレイシャアと並ぬ1回戦屈指の好カードが実現した。

 1R、ヌシアンは左ミドルで距離を取りつつ、神村がパンチで距離を詰めてくると、組み付いて神村をマットに押し倒す。

 神村は蹴りではなくパンチ主体で攻め込んでいくが、ヌシアンの首相撲で攻撃が続かない。逆にヌシアンが右ミドルから右ストレートを打ち込む。このラウンドはヌシアンペースで試合が進む。

 2R、ポイントを挽回しようと1R以上に激しくパンチで前に出て行く神村。ここも首相撲でそれを凌ごうとするヌシアンだが、神村のパンチがヌシアンの顔面を捉える。

 さらに首相撲を多用するヌシアンレフェリーはイエローカードを2枚提示。これでヌシアンは減点1となる。

 思わぬところでポイントを取った神村は試合終了までパンチで猛ラッシュ! そして渾身の左フックでヌシアンがマットに両膝をつく! ヌシアンは何とか神村の体にしがみついて、試合終了のゴングを聞く。結果は減点の影響もあり、神村が判定3−0(19-18、20-18、19-18)で勝利。ヌシアン越えを果たした。





▼第3試合 World Queen Tournament 2009 一回戦 第4試合 2分2R延長1R
○安倍基江(アカデミア・アーザ/J-GIRLS Japan Queen Tournament 2009王者)
判定3−0 ※三者とも20−19
●エイミー“リトル・ダイナマイト”デービス(アメリカ/USA MTIAライトフライ級王者)
※安倍が準決勝に進出。

 今年のジャパンクイーントーナメント優勝者の安倍が世界トーナメントに登場。対戦相手のエイミーは女子選手とは思えない筋骨隆々の肉体を持つアメリカ人ファイター。J-GIRLSには2度目の参戦となる。

 1R、左の前蹴りで距離をコントロールする安倍。ここから安倍は左ミドル、さらにヒザ蹴りとパンチにつなげる。エイミーは距離が詰まるとすぐにクリンチ。

 アメリカでは首相撲を武器にしているというエイミーだが、J-GIRLSでは首相撲は禁止。すぐにブレイクがかかり、エイミーは攻撃を出せない。

 2Rに入っても安倍が前蹴りとミドルで距離を支配。エイミーは組む展開が多く、時折、インローを蹴るものの、安倍にダメージを与えるまでにはいたらない。逆に安倍は首相撲の攻防になっても、エイミーのボディに鋭いヒザ蹴り。安倍がエイミーを下して、日本人として最初の準決勝進出となった。





▼第2試合 World Queen Tournament 2009 一回戦 第4試合 2分2R延長1R
○ヘオン・ソンボク(韓国/EMA/世界キックボクシング連盟50kg韓国王者)
判定3−0 ※三者とも19−18
●田中佑季(青春塾/J-GIRLS Japan Queen Tournament 2009準優勝、J-GIRLSフライ級1位)
※ソンボクが準決勝に進出。

 トーナメント出場選手の中では、唯一、チャンピオンの肩書きを持っていない田中。韓国のソンボクから勝利を奪い、同門でもある山本優弥のようにトーナメントをかき乱す存在となるか?

 1R、序盤から積極的にパンチで前に出て行く田中。持ち味でもある回転の速いパンチでソンボクを後退させる。一気にパンチで畳み掛ける田中だったが、ソンボクの右フックがヒット! 

 田中がダウンを奪われてしまう。 しかし田中はその後も猛ラッシュ!

 2Rに入っても右のパンチから飛び込んで返しの左フック。ソンボクの懐に入り込んでパンチを繰り出していく。しかしソンボクはそれをガードして、クリンチで田中のパンチを防御。ソンボクが1Rのダウンのポイントを守りきる形で準決勝に駒を進めた。





▼第1試合 World Queen Tournament 2009 一回戦 第4試合 2分2R延長1R
○シルビア・ラノット(イタリア/World Queen Tournament 2008王者)
判定3−0 ※20−19、20−19、20−18
●グレイシャア亜紀(フォルティス渋谷/J-GIRLSフライ級王者)
※シルビアが準決勝に進出。

 トーナメント1回戦の第1試合で実現した昨年の決勝戦と同カード。この試合は組み合わせ抽選会でグレイシャア自らがシルビアとの対戦を選択。グレイシャアは「お互いにダメージのない状態でバチバチに打ち合いたい」と意気込みを語っている。

 1R、シルビアは独特の間合いとリズムで距離を取り、細かいパンチと蹴りでグレイシャアを翻弄する。

 鋭い出入りを繰り返すシルビアに対し、右ストレートからパンチで前に出て行くグレイシャアだったが、シルビアはそれをひらりひらりとかわし、ロー、前蹴り、ミドルを当てる。

 2R、ここもシルビアがグレイシャアをコントロール。グレイシャアのパンチを空振りさせ、ミドルとロー。グレイシャアが中間距離を潰してパンチで前に出て行くが、シルビアは巧みに首相撲を使って、グレイシャアにパンチの隙を与えない。

 決してグレイシャアに大きなダメージはないものの、シルビアペースのまま試合が終了。シルビアが巧さを見せて、リベンジに燃えるグレイシャアを退けた。

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