DEEP事務局 「CLUB DEEP TOKYO in 新木場1stRING」
2010年5月23日(日)東京・新木場1stRING 開場18:00 開始18:30
▼メインイベント(第10試合)ミドル級(83.9kg以下)5分2R
△飛鷺輝(X-FORCE) 判定0−0 △森川修次(チーム・クラウド)
前売りの指定席が完売し、超満員となった新木場大会のメインは X-FORCEの飛鷺輝と秋山成勲が率いるチーム・クラウド森川の一戦。
1R、じりじりと前に出て行く飛鷺輝に森川はジャブと右ローを返す。そのジャブに右フックをかぶせる飛鷺輝。
森川は距離が詰まると首相撲を狙うが、飛鷺輝はそれを突き放す。パンチの圧力をかける森川に飛鷺輝は右ロー。森川は強引に距離を詰めて飛鷺輝をコーナーまで押し込む。
しかし飛鷺輝はポジションを入れ変えてコーナー際から脱出。離れ際に右ストレートを放つ。距離を取りながら右ロー、ジャブを当てる飛鷺輝。森川も飛鷺輝をロープまで詰めて右ストレートを打つ。右ローで森川の足を止めて右フックを狙う飛鷺輝。森川のジャブに右のパンチをかぶせ、右ローで森川を攻め込む。 2R、ここも飛鷺輝の右ローが立て続けにヒット! 森川のバランスが崩れる。森川はそのローをすくって右フック。パンチの攻防から森川が組み付くが、飛鷺輝は倒れない。
パンチで前に出る飛鷺輝に組み付く森川。飛鷺輝をロープまで詰めて足をかけてテイクダウンを狙う。しかしここも飛鷺輝はすぐに立ち上がってグラウンドの攻防を許さない。 パンチで前に出る森川に対して右ローを返す飛鷺輝。ここでレフェリーは手数が少ない飛鷺輝に口頭注意を与える。するとここから飛鷺輝が右フックを連打! これで森川を下がらせる。森川も右アッパーを打ち返し、飛鷺輝がそこに右フックを合わせるなど、最後はスタンドの攻防で終了。判定は3者とも0−0のドローに終わった。
▼セミファイナル(第9試合)バンタム級(62kg以下)5分2R
○堀 友彦(フリー) TKO 2R4分23秒 ※レフェリーストップ ●木部 亮(NEX) 1R、距離を取りながらローを蹴る木部。堀は木部の左ミドルをブロックして右ストレートを返す。さらに木部のローをすくって、右ストレートを返す堀。じりじりと前に出ながら右ストレート、左フックを打つ。右ハイキック、右ストレートから左フックを打つ堀。木部も細かく左右のローとミドルを返す。 堀は右ロー、そして下から蹴り上げるような前蹴り。木部は細かいパンチから堀をコーナーに詰めて組み付く。しかし堀は倒れずにブレイクとなる。再開後、木部のローを受けて、堀が右ロー。
木部が蹴り足を取ってタックルに入るが、堀はそれを切りながらパンチを入れる。木部が立ち上がって堀をコーナーまで詰めると、堀は首相撲からのヒザ蹴りを打つ。 2R、いきなり堀が右ハイキック! 堀が圧力をかけて木部を下がらせてローを蹴る。組み付こうとする木部に堀が右アッパー。組みの攻防になると堀が木部をコーナーに詰める。再開後、木部が右ストレートから前進。木部の返しの左フックが堀の顔面を捉える。木部はタックルでテイクダウンを狙うが堀は倒れない。 タックルのフェイントから左フックの木部。しかし掘もそれをブロックしてアッパー、そして飛び込むような右ストレートを当てる。組みの攻防になると堀がパンチを打ちながら木部のバックを狙う。木部も正対してしつこくタックルに狙うが、堀は倒れない。 試合がスタンドに戻ると堀が右ストレートから左フック! 木部が下がる! そして木部のジャブに堀が右クロスのカウンター! これで木部が大の字になり、堀が一気にパウンド! 木部の動きが止まったところでレフェリーが試合をストップ。堀が見事なKO勝利を収めた。
▼第9試合 ライト級(70.3kg以下)5分2R
○植田 豊(GRABAKA) 一本 1R25秒 ※アームバー ●山口マイク満(ROOFTOP ACADEMY) 1R、距離を取りながら前蹴りを出す植田。そこに山口が右フックを合わせて、一気にパンチを落としていくが、ここで植田が下から三角絞め。そのまま山口の体をひっくり返し、最後はアームバーで山口からタップを奪った。
▼第8試合 バンタム級(62kg以下)5分2R
○和田竜光(吉田道場) 判定3−0 ●薩摩竜仁(BLUE DOG) 1R、鋭いジャブを打つ和田。薩摩もジャブを返して右ストレートを打つ。和田も薩摩のジャブに右のカウンターを合わせる。薩摩は上体を低くして細かいパンチで前進。和田は首相撲からのヒザ蹴りを狙うが、薩摩は和田のバックに回り込み、和田の足にヒザ蹴りを打つ。 ブレイク後、右ストレートで前に出る薩摩。和田はしっかりとガードを上げてジャブと右ロー。しっかり距離を取りながら左のジャブを薩摩の顔面に突き刺す。ここで薩摩が眉間をカットし、ドクターチェックが入る。再開後、ここも和田がしっかりジャブを当てて距離を取り、薩摩のパンチをブロックする。 2R、和田がジャブで距離を取り、薩摩が突っ込んでくるところに右フックのカウンター! 薩摩はタックルから和田のバックに回りこむが、和田は薩摩を前に落とすようにしてインサイドガードで上になる。ここは薩摩の体が外に出てブレイクとなる。 再開後、和田はジャブと右ボディ、右ストレートを当ててそこから右ミドル! 薩摩もパンチを返すが、和田はジャブを当ててプレッシャーをかける。そして和田の右ストレートで薩摩がバランスを崩してガードポジションへ。薩摩が三角絞めを狙ったところで試合終了。判定は3−0で和田の勝利となった。
▼第7試合 75kg以下 5分2R
○大原樹里(KIBAマーシャルアーツ) TKO 1R3分15秒 ※レフェリーストップ ●小池秀信(GRABAKA) 1R、リーチで勝る大原はジャブを突きながら右ストレート。小池はタックルでテイクダウンを狙うが、大原はそれを切って鉄槌を落とす。インサイドガードになった大原は立ち上がってスタンドを要求する。小池のタックルを切って、立ち際にヒザ蹴りを打つ大原。 ジャブを差し合う展開が続く中、小池はタックルを切ってグラウンドに持ち込ませない。そして大原が小池の左に右ストレート! これで小池が崩れ落ち、大原がパンチを連打! レフェリーストップで小池を下した。
▼第6試合 フェザー級(65.8kg以下)5分2R
○宇都宮星太(禅道会) 判定3−0 ●佐藤宗幸(蒼天塾) 1R、宇都宮が佐藤からテイクダウンを奪い、フロントチョークを狙う。頭を抜いた佐藤はインサイドガードからパンチを落とすが、宇都宮が佐藤をスイープ。佐藤が起き上がろうとしたところで再びフロントチョークを狙う。グラウンドで上を取った佐藤は宇都宮の立ち際にバックへ。宇都宮は背中を預けた状態からアームロックを仕掛ける。 2R、ここも宇都宮が先にテイクダウンを奪う。立ち上がる佐藤に宇都宮は首相撲からヒザ蹴り。佐藤がテイクダウンを奪うが、動きがなくブレイク。再開後、宇都宮のミドルに佐藤が右ストレート。宇都宮もパンチを返して、佐藤のタックルにアームロックを合わせる。ここはブレイクとなり、再開後に宇都宮がタックルから佐藤の腕を取って巻き込み。佐藤はインサイドガードをキープしてパンチを落とす。しかしここまでのポイントを挽回するまでには至らず。宇都宮が判定勝利を収めた。
▼第5試合 79kg以下 5分2R
○大西ノボル(Team-ROKEN) TKO 1R3分5秒 ※レフェリーストップ ●小澤陽一(YAMA) 1R、右ストレートをもらった大西だが、組み付いてテイクダウンを奪う。パスガードを狙いながらパンチを落とす大西。小澤が立ちあがろうとしたところで大西はフロントチョーク、マウントポジションを奪う。そこから大西がパウンドで攻め込み、最後は大西がバックマウントからパンチを落としてTKO勝利を収めた。
▼第4試合 ウェルター級(77.1kg以下)5分2R
○染谷章太(ポゴナクラブ) 一本 1R4分38秒 ※腕ひしぎ十字固め ●雄(Team GRACHAN) 1R、ローとパンチで前に出る雄。組みの攻防になり、雄が首投げを狙うが、染谷はそれを潰してバックを奪う。ここからパンチを落としつつ、腕十字を狙う染谷だったが、雄がポジションを返したところでブレイクとなる。 再開後、染谷が左ストレートからタックル、ハーフガードからアームロックを狙うが、雄がブリッジでポジションを入れ替える。インサイドガードからパンチを落とす雄。しかしここで染谷が電光石火の腕十字! これがガッチリと入り、染谷が一本勝ちを収めた。
▼第3試合 82kg以下 グラップリングルール 3分2R
○増田SAN(DEEP GYM IMPACT) 一本 1R2分10秒 ※腕ひしぎ十字固め ●江口信一郎(総合格闘技道場DOBUITA) カレーハウスCoCo壱番屋で働く“闘うカレー屋”こと江口がグラップリングマッチに登場。1R、増田が江口の足を払ってテイクダウン、バックを奪う。ここから江口はレッグロックを狙うが、増田は立ち上がる。試合がスタンドに戻ると、再び増田が足払いからテイクダウン。江口をバックコントロールし、最後は腕十字を極めた。
▼第2試合 バンタム級(62kg以下)5分2R
○小林博幸(T−BLOOD) 一本 1R1分15秒 ※チョークスリーパー ●土田達也(総合格闘技道場DOBUITA) 1R、小林が四つ組みから土田をテイクダウン、パンチを落とす。土田は体を起こして立ち上がろうとするが、小林はそのままバックに回り込みチョークを極めた。
▼第1試合 フェザー級(65.8kg以下)5分2R
○片岡誠人(リバーサル) TKO 1R15秒 ※レフェリーストップ ●井上拓也(超人クラブ) 1R、片岡が左ボディストレートから右フック! これが井上の顔面を打ち抜き、片岡が追撃のパウンドを落としたところでレフェリーが試合を止めた。 |