▼第7試合 ウェルター級 5分3R
○冨樫健一郎(パラエストラ広島/同級世界6位)
TKO 3R1分30秒 ※ドクターストップ
●ヤニ・ラックス(スウェーデン/チーム・スカンジナビア/初代同級欧州王者)
昨年10月にヴィラミー・シケリムとの世界王座決定戦でTKO負け、さらに鼻骨骨折により戦列を離れていた冨樫。約9カ月ぶりの復帰戦で初代欧州王者のラックス迎え撃った。
1R、サウスポーの冨樫は自分の右に周りながら、右のジャブとフックを小刻みに当てる。ラックスも右のパンチから飛び込んでパンチをまとめるが、冨樫はバックステップで距離を取る。そして冨樫は右フック、さらにラックスのタックルを切ってヒザ蹴り! これでラックスが鼻から出血。ドクターチェック後、冨樫はラックスのタックルを切って、グラウンドで上を取るとパンチで攻める。
2R、ここも同じように冨樫が右のリードブローを使いながら試合をコントロール。しかしラックスは顔を血で真っ赤に染めながらもパンチで前進! 今度はラックスの右ストレートで冨樫が鼻から出血し、両者が顔から血を流しながら打撃で打ち合う。
3R、ラックスはロー、ミドルと蹴り技も繰り出して手数を増やす。しかし冨樫もペースを乱すことなく、右のパンチを確実に当てる。そしてラックスの出血がひどくなり、ドクターストップ。冨樫がラックスを下し、復帰戦を勝利で飾った。
▼第6試合 ライト級 5分3R
○不死身夜天慶(シューティングジム横浜/同級環太平洋8位)
KO 1R4分8秒
●マテウス・ラーデスマキ(フィンランド/同級欧州王者/修斗ラハティ)
一時は公式戦で4連敗を喫し、結果が出ない時期もあった不死身夜。
しかし今年3月に太田拓巳に判定勝利を収めると、6月のシュートボクシング(SB)ではSBライト級1位の鈴木博昭と大熱戦を繰り広げた。
対するラーデスマキは欧州王者で、現在は公式戦で3連勝と波に乗っている。
1R、左フックを狙う不死身夜。ラーデスマキは右ストレートから飛び込んでヒザ蹴り! これで不死身夜が後方にダウン! ラーデスマキは一気にパウンドを落とし、アームロックと腕十字を狙う。
何とかここから脱出し、立ち上がった不死身夜は首相撲の離れ際に左フック! これを効かせると、寝技に持ち込もうとするラーデスマキにスタンドを要求。不死身夜はラーデスマキのタックルを切って、左フック、右ストレート、飛びヒザ蹴りを当てて、最後はパウンドの連打! 不死身夜が激しい打撃戦を制した。
▼第5試合 ウェルター級 5分3R
○小知和 晋(和術慧舟會東京本部)
判定3−0 ※20−18、19−18、20−19
●松本光史(マスタージャパン)
▼第4試合 ウェルター級 5分2R
○星野大介(総合格闘技津田沼道場)
KO 1R3分2秒
●中島邦男(マッハ道場)
▼第3試合 ライト級 5分2R
○田中半蔵(シューティングジム横浜)
判定2−0 ※20−19、19−19、20−19
●大野“虎眼”賢良(総合格闘技ゴンズジム)
▼第2試合 2010年度新人王決定トーナメント2回戦 ウェルター級 5分2R
△アキラ(久我山ラスカルジム)
判定0−0 ※3者とも19−19
△MIKE(BLUE-DOG GYM)
※優勢ポイント2−1でアキラが準決勝進出
▼第1試合 2010年度新人王決定トーナメント1回戦 フライ級 5分2R
○オニボウズ(総合格闘技ゴンズジム)
一本 2R3分20秒 ※スリーパーホールド
●鍋島 潤(和術慧舟會RJW)
★メインイベント(第10試合)から第8試合はこちら
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