Krush実行委員会
「Krush.10」
2010年9月20日(月・祝)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
▼第8試合 63kg契約 K-1ルール 3分3R延長1R
○大石駿介(OISHI GYM/J-NETWORKスーパー・ライト級王者)
判定3−0 ※30−28、30−28、29−28
●AKIRA(チームドラゴン/M-1スーパー・フェザー級王者)
6・20J-NETWORK後楽園大会で同団体のスーパーライト級王者となった大石がKrushに凱旋。対戦相手のAKIRAはJ-NETWORKとM-1の2団体で王座を獲得した実績を持ち、7・9Krushでは寺崎直樹と激しい殴り合いを繰り広げた。
1R、サウスポーのAKIRAが右フックと奥足ローで攻めると、大石は右ミドルを蹴って、ジャブ、ワンツー、そしてこちらも奥足ローを蹴っていく。フック系のパンチが主体のAKIRAに対し、大石は右ストレートや左フックをコンパクトに合わせる。
2R、近い距離で打ち合う両者だったが、大石が離れ際の左ハイキック! これがAKIRAの即頭部をかすめると、大石はすぐに右のヒザ蹴り! AKIRAもパンチを振って前に出て行こうとするが、大石は前蹴りで距離をとり、右のヒザ蹴り、そしてパンチをまとめる。
3R、AKIRAは左右のフックからヒザ蹴り。オーソドックスに構えをスイッチして前に出るが、大石はそこにジャブ&前蹴り。これでAKIRAの動きを止めて、ヒザ蹴り、右ハイキック! 大石がパンチとハイキック、そしてヒザ蹴りでAKIRAを一気に攻め込む! タフなAKIRAを仕留めることが出来ない大石だったが、判定でAKIRAを下した。
▼第7試合 70kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○堤 大輔(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級2位)
延長判定3−0 ※3者とも10−9
●石黒竜也(フリー/元NJKFウェルター級王者)
※本戦判定は30−30、29−30、30−30
2006年8月の全日本キックに登場し、前代未聞の反則大暴走を連発した石黒がKrushに初登場。一時は所属ジムを破門、連盟から除名処分を受けて試合から遠ざかっていたが、昨年11月に復帰。今年7月の「GLADIATOR 8」では五味隆典と対戦したハン・スーファンとキックルールで対戦しKO勝ちを収めている。石黒を迎え撃つ堤はサウスポーの技巧派ファイターだ。
1R、離れた間合いから左ミドルを蹴っていく堤。石黒は左フックから飛び込んでパンチをまとめるが、堤が左ミドルでそれを許さない。石黒も右ミドルを蹴り返すが、堤が左ミドルで距離をコントロールする。
2R、堤が左ミドルで前に出て行くと、石黒が強引に距離を詰めて左右の連打。さらに石黒がバックブローを繰り出すと、これで堤が左の目の下をカットしてしまう。ドクターチェック後、石黒が右ミドル、右ストレートからバックブロー。堤も左ストレートを返し、石黒が突っ込んでくるところに右フックを合わせる。
3R、左フックと右ストレートで前に出る石黒。さらに離れ際の右ハイキックを狙うがクリーンヒットにはならない。さらに両者の組み際に偶然のバッティングがあり、両者が額から出血してしまう。右ストレートで前に出る石黒。そこに右フックや左のヒザ蹴りを返す堤。本戦はジャッジ1名が30−29で石黒を支持するも、残り2名は30−30のドローとする。
延長R、激しくパンチで打ち合う両者。足を止めてパンチを繰り出すが、ここで堤が左のテンカオ! これが石黒のボディに突き刺さり、石黒の手数が止まる。堤はこの左のテンカオを有効に使いながら前に出て、石黒に攻撃らしい攻撃を許さない。延長は堤が左のテンカオを軸にした攻撃で石黒から勝利を奪った。
▼第6試合 70kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○健太(E.S.G/NJKFスーパー・ウェルター級王者)
判定2−0 ※30−28、29−29、30−28
●渡辺雅和(チームドラゴン/元全日本ウェルター級6位)
7・9後楽園大会で初参戦を果たした健太が再びKrushに参戦。対戦相手の渡辺は現在連勝中で、5月大会では白虎を大激闘の末に下している。
1R、左手を下げた構えからジャブをつく渡辺。そこからヒザ蹴りを狙っていく。健太は右のロングフックからパンチをまとめて右ロー、ボディブロー、奥足へのロー、ハイキックと攻撃を散らしていく。
2R、健太がパンチとローのコンビネーションで攻めると、渡辺はそれを前蹴りで突き放してヒザ蹴りと右ロー。健太をロープまで押し込むとパンチの連打をまとめる。これを受ける健太だったが、すぐに態勢を入れかえて渡辺にパンチを打ち込むなど一進一退の攻防が続く。
3R、お互いパンチとローで打ち合う展開の中、渡辺が健太のローに合わせた右ストレート! これで健太を下がらせてパンチをまとめる。しかし健太も右ストレートを返して右ハイキック! 徐々に手数を増やしていき、右ストレート、左フック、アッパー! 健太がノンストップの連打で渡辺を押し切った。
▼第5試合 70kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○川端健司(チームドラゴン/J-NETWORKスーパー・ウェルター級4位)
延長判定3−0 ※3者とも10−9
●廣野 祐(NPO JEFA/Krush 70kg Tournament 2009準優勝)
※本戦判定は3者とも30−30
▼第4試合 55kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○瀧谷渉太(桜塾/元全日本バンタム級1位)
延長判定2−1 ※10−9、9−10、10−9
●水原浩章(光/J-NETWORKスーパー・バンタム級王者)
※本戦判定は30−29、30−30、30−30
▼第3試合 女子フェザー級 K-1ルール 2分3R
○佐々木仁子(チームドラゴン/元J-GIRLSフェザー級王者)
判定3−0 ※30−26、30−26、30−25
●真(峯心会)
▼第2試合 63kg契約 K-1ルール 3分3R
○TSUYOSHI(チームドラゴン/元全日本スーパーフェザー級3位)
KO 3R2分39秒 ※3ノックダウン
●武彦(月心会/2006全日本新空手K-2中量級第3位)
▼第1試合 60kg Fight K-1ルール 3分3R
○藤鬥嘩裟(藤/元J-NETWORKフライ級王者)
判定3−0 ※3者とも30−27
●小澤量哉(士心館)
▼オープニングファイト(3) 63kg契約 K-1ルール 3分3R
○山崎秀晃(チームドラゴン/2009全日本新空手K-2軽中量級第3位)
KO 1R41秒 ※右ストレート
●前田 修(GETOVER)
▼オープニングファイト(2) 55kg FIGHT K-1ルール 3分3R
○匠(チームドラゴン)
判定3−0 ※29−25、30−25、30−25
●TARO(月心会)
▼オープニングファイト(1) 63kg契約 K-1ルール 3分3R
△遠藤大翼(WK/駿河道場)
判定0−0 ※3者とも29−29
△中村圭佑(チームドラゴン/2010全日本新空手K-2軽中量級王者)
★メインイベント(第12試合)から第9試合はこちら
GBRの「Krush特集」
尾崎圭司のラッシュスパーリング動画、チームドラゴン前田憲作代表インタビュー、初代K-1−63kg日本王者・大和哲也のインタビューなど |
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