MA日本キックボクシング連盟
「BREAK-6」
2010年10月10日(日)東京・ディファ有明
開場16:00 開始16:30
▼セミファイナル第1試合(第10試合) MA日本スーパーライト級王座決定トーナメント準決勝 3分5R延長1R
○深澤大輔(ダイケン/同級4位)
判定2−0 ※49−49、49−48、49−48
●加藤 渉(Kインター柏/同級5位)
1R、加藤が左ミドルで先に仕掛け、前蹴りを加えて距離をうまくとりながら持ち前の長いリーチを活かしていく。深澤は右ロー、左インローを打ち分けながら応戦していく。更に深澤はワンツーから左インロー、右ローと手を出し続ける。加藤は左ヒザと前蹴り深澤に応戦していく。
2R、ゴングが鳴ったと同時に深澤は左インロー、左ミドルと素早く切り替えして打っていく。前に出て距離を詰めてくる深澤を、うまくロープに詰める加藤は鋭い左ヒザを叩き込んでいく。何とか距離を取る深澤はジャブを突きながら素早く左に回って左ヒザを打ち、左インロー、左ミドルを打っていく。距離が詰まったところに、加藤が深澤の首を捕まえてヒザを打っていく。終盤には、互いにヒジを出し合うが、ことごとく空を切っていく。
3R、2R同様、ゴングが鳴った同時に、深澤は左インロー、左ミドルと素早い切り替えしを見せ、ジャブから右ヒジ、更に前に出てプレッシャーをかけていって加藤を後退させる。加藤は首相撲からヒザに徹して応戦すると共に、深澤の蹴りを封じようとする。しかし、うまく距離を取った深澤は左ミドルを出すが、加藤はこれをキャッチ。その反動で深澤をコカす。立ち上がった深澤はすぐさまワンツー、右ヒジを打つが、加藤は首相撲で加藤を捕まえ、ヒザを打っていく
4R、同様に、左インロー、左ミドルで先制する深澤は、ワンツー、右アッパー、左フックと多彩なパンチを打っていく。加藤は左ヒザで応戦していく。距離を取る深澤は、加藤をロープへ詰めるも、逆に加藤の首相撲に捕まって左ヒザを食らってしまう。深澤はワンツー、左ミドルを出すが、加藤は左ヒザ、右ヒジで応戦していく。
インターバル中に、両者への声援が飛び交い、両者を後押ししていく。そんな中、最後の力を振り絞って最終Rへ。
5R、左右のローを打ち分ける深澤に、加藤は首相撲からヒザ。深澤が左ミドルを連打しながら加藤をコーナーへ詰めていき、右ローを追撃。加藤は首相撲からヒザをしつこく深澤に応戦していく。終盤は互いに首相撲からヒザが続き、そのまま試合終了のゴングが鳴り響く。
結果、一人はドローをつけるも、残り二人が深澤を支持。深澤が王座決定戦への挑戦権を獲得することとなった。
▼第9試合 49kg契約 2分3R延長1R
○MIKA(ワイルドシーサー群馬)
判定2−0 ※39−39、39−38、39−38
●ちはる(ウィラサクレック・フェアテックス/M-1女子ミニフライ級王者)
1R、MIKAは左ロー、ちはるは右ミドルと前蹴りと、互いに蹴りを中心した展開に。その後しばらく見合う状態が続くが、互いに軽くローを蹴り合いながら出方を探り合う。残り15秒のところでMIKAが前進しながらちはるにプレッシャーをかけ、後退させていくが、ちはるはMIKAをロープに詰めて左ヒザを叩いたところでゴング。
2R、MIKAは左ロー、ちはるは右ミドル。ちはるはそこへワンツーを加えていく。見合う状態が続くと、ちはるが右ミドルを打って先手を仕掛ける。MIKAはワンツーで突っ込んでいく。1R同様、残り15秒のところでMIKAはプレッシャーをかけ、ちはるを後退させていく。
3R、ゴングと共に、互いにパンチを出し合い、これまでとは打って変わって攻勢的になっていく。ここでもやはるMIKAがジリジリと前に出てプレッシャーをかけていき、ちはるを後退させていく。MIKAの左ストレートにちはるは右ヒザを合わせ、ワンツー、右ミドルを追撃。MIKAもワンツーで応戦していく。
4R、右ミドルでちはるが先制するも、すぐにコーナーで首相撲からヒザに。互いにワンツーを出し合い、再び首相撲からヒザ。ブレイクがかかると、MIKAはワンツーを打ちながら突っ込んで首相撲からヒザへとつないでいくが、ちはるもヒザを出して応戦していく。終盤に、ちはるの右ストレートがMIKAの顔面をとらえるが、踏ん張りを利かせたMIKAはこれに耐えてワンツーで応戦し、そのまま首相撲からヒザへ。中盤以降は蹴りを抑え、パンチ主体となっていく両者だが、そのまま試合終了のゴングが鳴り響く。
結果、僅差でMIKAに軍配が上がる。勝ち星からしばらく遠ざかっていただけに、勝利の喜びは大きかっただろう。そのせいもあってか、勝利のコールを受けた瞬間、涙を流して勝利を喜んだMIKA。岡田敦子に続き、M-1女子の王者狩りに成功した。
▼第8試合 ウェルター級 3分3R延長1R
○石田龍也(大誠塾)
延長 判定3−0 ※三者とも10−9
●GORI(菅原/同級10位)
※本戦は29−29、30−28、30−30
▼第7試合 58kg契約 3分3R
○祥汰(チームS.R.K)
判定3−0 ※三者とも30−28
●鋭司(HIMI)
▼第6試合 ウェルター級 3分3R
○小森谷貴雄(ウィラサクレック・フェアテックス/M-1)
判定3−0 ※30−28、30−29、30−28
●小林 準(JMC横浜)
▼第5試合 MAキッズ 1分30秒2R
○安本晴翔(士道館橋本道場/M-1 25kg級王者)
判定3−0 ※20−18、20−19、20−18
●後閑翔悟(八木橋)
▼第4試合 MA日本ウェルター級新人王決勝戦 3分3R延長1R
○川口龍哉(武勇会)
判定2−0 ※30−30、30−29、30−29
●山際和希(谷山)
※川口が2010年MA日本ウェルター級新人王となる。
▼第3試合 MA日本ライト級新人王決勝戦 3分3R延長1R
○狂平(武勇会)
KO 1R3分 ※右ストレート
●レンジャー桜井(士道館・ひばりヶ丘)
※狂平が2010年MA日本ライト級新人王となる。
▼第2試合 MA日本フェザー級新人王決勝戦 3分3R延長1R
○寺田亮太(マイウェイ)
判定3−0 ※三者とも30−29
●キューピー晋大(HOSOKAWA)
※寺田が2010年MA日本フェザー級新人王となる。
▼第1試合 MA日本バンタム級新人王決勝戦 3分3R延長1R
○宮元啓介(士道館・橋本道場)
判定3−0 ※三者とも30−26
●渡部 博(士道館・ひばりヶ丘)
※宮元が2010年MA日本バンタム級新人王となる。
▼オープニングファイト第4試合 ヘビー級 2分3R
△名取正則(ダイケン)
ドロー 判定1−1 ※29−28、30−29、29−29
△林 武重(士道館・総本部)
▼オープニングファイト第3試合 スーパーライト級 2分3R
○小田裕志(相模原)
判定2−0 ※29−29、30−29、30−29
●田中正臣(谷山)
▼オープニングファイト第2試合 フライ級 2分3R
○井上敬之(キング)
判定3−0 ※三者とも30−27
●石塚喜彦(Kインター柏)
▼オープニングファイト第1試合 73.5kg契約 2分3R
○桜井友洋(JMC横浜)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−29
●ゆとり・キック(阿門会)
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