Krush実行委員会
「Krush初代王座決定トーナメント〜Round.1〜」
2010年12月12日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
▼第5試合 Krush−55kg初代王座決定トーナメント1回戦 K-1ルール 3分3R延長1R
○日下部竜也(OISHI/シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者)
判定3−0 ※27−24、27−24、29−24
●寺戸伸近(青春塾/全日本・RISE・M-1三冠王者)
全日本・RISE・M-1の3冠王者でもある寺戸VSシュートボクシング日本スーパーバンタム級王者・日下部という王者対決が1回戦で実現! 55kgでは圧倒的な強さを誇る寺戸がKrushのベルトも手にするか? それとも18歳の日下部が寺戸の壁を打ち破るか?
1R、じりじりと圧力をかけて前に出る寺戸に対し、日下部は寺戸の周りを大きく回る。しかし寺戸の右ストレートが日下部を捉え、寺戸が先にダウンを奪う。ここから一気に手数を増やして前に出る寺戸だったが、日下部も左フックを返し、寺戸のボディに左ミドルと左のヒザ蹴り。
ここから日下部が寺戸をロープまで下がらせて、ダウンを奪い返す。さらに再開後、日下部の左フックが寺戸の顔面を捉えて、寺戸が2度目のダウン! 何とか立ち上がり、ラウンド終了のゴングを聞く寺戸だがダメージは大きい。
2R、ジャブと右ローで攻める寺戸。そこから左ボディと左フックを打つが、日下部も左フックを打ち返す。ポイントを挽回しようと前に出る寺戸に日下部が飛びヒザ蹴りと右フック、左ボディ、ジャブから右ハイキックを蹴る。
3R、寺戸の左フックに右ストレートを狙う日下部がバックスピンキック! これが寺戸のボディにグサリと突き刺さり、日下部が寺戸からダウンを奪う。再開後、日下部は顔面へのバックスピンキック、左ミドル。寺戸も必死にパンチを返して前に出ようとするが、日下部も右ストレートから左フック、飛びヒザ蹴りやハイキックで下がらない。激しく打ち合った両者だったが、どちらもダウンを奪うことなく試合終了。日下部が寺戸から3度のダウンを奪い、優勝候補の寺戸を下した。
▼第4試合 Krush−55kg初代王座決定トーナメント1回戦 K-1ルール 3分3R延長1R
○KENJI(DC LAB.GYM/元WPMO世界スーパーフライ級王者)
KO 2R55秒 ※左フック
●田中一輝(月心会/K-1甲子園2008西日本第3位)
1R開始早々、KENJIが右フックから左フック! これが田中の顔面を捉えて、KENJIが田中からダウンを奪う。しかしタフな田中は試合再開後、左フックを返してパンチで前進。KENJIも左ミドルや右ロー、左フックを返していくが、田中がKENJIをパンチで下がらせる。
2R、KENJIはパンチから右ローのコンビネーションで田中の足を止め、1R序盤と同じように右フックから返しの左フック! これが再び田中の顔面を捉えて田中がダウン! そのまま立ち上がることが出来ず、KENJIがKOで田中を下した。
▼第3試合 Krush−55kg初代王座決定トーナメント1回戦 K-1ルール 3分3R延長1R
○瀧谷渉太(桜塾/2007全日本新空手K-2軽量級王者)
KO 2R2分16秒 ※顔面前蹴り
●匠(チームドラゴン)
1R、サウスポーの瀧谷は左ミドルと左ストレート。匠も右ストレートを返し、そこから左ボディにまでつなげる。瀧谷はしっかりと蹴りで距離を取り、飛び込むような左ストレートから右フック。近い距離でも左ハイキックとヒザ蹴りを放つ。
2R、右ストレートからパンチをまとめる匠。瀧谷も左ストレートとヒザ蹴りで前に出る。瀧谷は匠にロープを背負わせてパンチをまとめると、そこから左のヒザ蹴り。これで匠がバランスを崩したところで、今度は顔面への前蹴り! これで匠がダウン! 何とか立ち上がろうとした匠だったが、試合を続行できず。瀧谷が匠からKO勝利を奪った。
▼第2試合 Krush−55kg初代王座決定トーナメント1回戦 K-1ルール 3分3R延長1R
○水原浩章(光/J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
判定3−0 ※3者とも30−26
●森川修平(KSS健生館/2009全日本新空手K-2軽量級第3位)
1R、サウスポーの森川は左ミドルと左ストレートで前に出て行くが、水原が右ストレートを合わせて先にダウンを奪う。再開後、同じように左ミドルと左ストレートで前に出る森川。水原は右のパンチを当てて、そこから自分も前に出る。
2R、ここも左ミドルで前に出て、そこからパンチにつなげる森川。水原も右ストレートを返して、森川の前進を止める。水原は森川の周りを回るようにして細かくパンチを当てる。
3R、積極的に攻める森川だったが、水原は離れ際の左フックで森川からダウンを奪う。再開後、飛びヒザ蹴り、ヒザ蹴りと右ハイキックで攻める水原。森川も果敢に前に出て行くが、水原はしっかりと距離を取り、自分のパンチを当てる。このまま試合が終わり、水原が森川を下した。
▼第1試合 スーパーファイト 63kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○尾崎圭司(チームドラゴン/2007K-1 WORLD MAX日本第3位)
TKO 延長2分4秒 ※セコンドからのタオル投入
●谷山俊樹(谷山/ISKAインターコンチネンタル63kg級王者)
1R、谷山の左足を左右のローで狙う尾崎。谷山も右ローを返し、右ハイキックを蹴る。ローを蹴り合う展開が続く中、尾崎が右ストレートから左フック。谷山もそこにパンチを返す。
2R、尾崎はバックスピンキック、ハイキック、かかと落としと得意の回転技で攻める。さらに谷山のローに右ストレートを合わせ、パンチから右ロー、バックブローなど一気に攻め手を増やす。しかし谷山も左ミドルを尾崎のボディに当て、このまま尾崎を下がらせる!
3R、尾崎が右フックから右ハイキック、さらに右アッパーを突き上げて谷山を下がらせる。しかし谷山も左ミドルとローを蹴り返して反撃。尾崎は細かいパンチからバックブローにつなげるが、谷山は尾崎のバックブローを受けてハイキックを蹴る。判定は29−29、30−29(尾崎)、29−29となり延長戦へ。
延長R、尾崎は鋭いジャブを谷山の顔面に突き刺す。前に出ようとする谷山だったが、このジャブで出足を止められる。さらにここから尾崎は谷山のボディにバックスピンキック! これで谷山の動きを止めて一気にラッシュ! 下がる谷山に左ボディを叩き込み、谷山からダウンを奪う。バッタリと倒れた谷山を見て、谷山陣営はタオルを投入。尾崎が谷山との接戦を制した。
▼オープニングファイト第2試合 60kg Fight K-1ルール 3分3R
○中島 剛(青春塾)
KO 3R2分31秒
●上杉隼土(超越塾)
▼オープニングファイト第1試合 63kg Fight K-1ルール 3分3R
○中村圭佑(チームドラゴン)
KO 1R2分45秒
●泰斗(GET OVER)
★−60kg初代王座決定トーナメント1回戦(卜部VS石川、祐太VS上松、野杁VS青津、竹内VS水落)はこちら
GBRの「Krush特集」
尾崎圭司のラッシュスパーリング動画、チームドラゴン前田憲作代表インタビュー、初代K-1−63kg日本王者・大和哲也のインタビューなど |
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