MA日本キックボクシング連盟/士道館
「BREAK-8〜士道館新春興行〜」
2011年1月15日(土)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:15
▼トリプルメインイベント1(第6試合) MA日本バンタム級王座決定戦 3分5R延長1R
○伊東拓馬(橋本道場/同級4位)
TKO 4R1分34秒 ※セコンドからのタオル投入
●高野ヨシ(直心会/同級2位)
※伊東が第16代王座に就く。
2009年3月のプロデビュー以来、8戦8勝と連勝街道を突き進む伊東。対する高野は地元大阪で山本ノボルや高橋拓也といった元王者から勝利を収めている。
1R、高野が距離を取りながら右ミドル、右ローを蹴る。伊東もローを蹴りながら前に出て行く。伊東は高野に組み付くと首相撲からのヒザ蹴り。高野が上手く距離を取って試合を進めるが、伊東が左ハイキック!
この一発で高野からダウンを奪う!
立ち上がった高野に一気にパンチでラッシュする伊東! 高野は伊東を首相撲に捕まえようとするが、伊東はそれを突き放して右ハイキック、そして顔面へのバックキック! 高野が伊東を必死に首相撲に捕らえ、ラウンド終了のゴングを聞く。
2R、前に出ながら右ローを蹴る伊東。高野をコーナーまで詰めるとジャブから右ハイキック、そして左ボディ! 高野は距離を取って右ロー、首相撲からのヒザ蹴りで攻める。伊東は細かくパンチを打って前に出て左ハイキック、そして顔面前蹴り。
左ボディと右ローで攻める伊東。高野は距離が詰まるとヒザ蹴りを返す。
3R、伊東は左ミドルと右ロー、奥足へのローを蹴る。高野も距離を取って右ローを蹴り返す。細かくパンチを出して右ロー、右ハイキックを狙う伊東。高野もコツコツと右ローを当てる。顔へパンチをまとめて奥足ローを蹴る高野。伊東は左右のハイキックを蹴って前に出る。
4R、パンチのフェイントから右ロー、左ミドルの伊東。そして伊東の奥足ローで高野のバランスが崩れる! ロープに体をあずけて何とか立ち続ける高野だったが、伊東は確実に奥足ローを当てて、高野からダウンを奪う!
立ち上がった高野だったがダメージは大きく、伊東の奥足ローをもらうと、その場に崩れ落ちるように2度目のダウン! 高野のセコンドからタオルが投入され、伊東がTKO勝利でベルトを手にした。
▼ダブルセミファイナル2(第5試合) スーパーライト級ランキング戦 3分3R延長1R ※ヒジなし
○田中秀和(橋本道場/MA日本ライト級2位)
判定2−0 ※29−29、30−29、29−28
●水町 浩(村上塾/同級3位)
昨年5月、一貴にTKO負けして以来、約8カ月ぶりの試合となった水町。一方の田中はライト級からスーパーライト級に階級を上げての初戦となる。
1R、ジャブを突いて右ストレート、左ボディで攻める水町。田中は水町のジャブに右フックを合わせ、首相撲からのヒザ蹴りで攻める。水町は左フックや右アッパーを打つが、田中は水町をすぐに首相撲に捕らえてヒザ蹴り。
2R、左フック、右アッパー、右ボディアッパーとパンチから攻める水町。田中は距離が離れると右ロー、距離が詰まると首相撲からのヒザ蹴り。首相撲で水町に攻撃のチャンスを与えない。
3R、このラウンドもパンチとローで攻撃を組み立てる水町に対し、田中は首相撲からのヒザ蹴り。田中が何度も水町をコーナーやロープまで詰めてヒザ蹴り、そして水町をマットに転ばせる。判定は首相撲で上手く試合をコントロールした田中の勝利となった。
▼ダブルセミファイナル1(第4試合) 初代MA日本スーパーウェルター級王座決定トーナメント準決勝 3分5R延長1R
○武田一也(JMC横浜/同級1位)
判定3−0 ※50−48、49−48、50−48
●アーサー・雅仁(習志野/同級3位)
1R、サウスポーのアーサーに対して武田は右ストレートと右ロー。アーサーは武田の蹴りに左ストレートと左のヒジ打ちを合わせる。圧力をかけて前に出る武田に対し、アーサーは距離を取りながら右ローと左ミドルを蹴る。
2R、左ローを蹴って前に出る武田。アーサーは左ストレート、左のヒジ打ち。右フックを当てて、武田の左に回りながら左ミドルを蹴る。
武田は距離を詰めて首相撲に持ち込むとヒザ蹴り、そして右のヒジ打ちを出す。
3R、武田が左フックから組み付いて、アーサーのボディにヒザ蹴り。アーサーは距離を取って左ミドルと左ストレートを狙うが、武田の首相撲に捕まる時間が長くなる。
4R、武田は下がるアーサーに右ミドル、右ボディストレート。
首相撲に持ち込み、アーサーのボディにヒザ蹴りを突き刺し、アーサーの動きを止める。アーサーは武田の組み際を狙って左ヒジを見せるが、クリーンヒットはない。
5R、ローを蹴り合う展開から右ストレートを当てる武田。アーサーもインロー、奥足ローを蹴って反撃するが、武田は前に出続ける。アーサーもパンチが武田の顔面を捉える場面もあったが、最後まで武田は下がらず。武田が判定3−0で勝利し、トーナメント決勝に駒を進めた。
▼第3試合 ヘビー級 交流戦 3分3R
△大石 享(日進会館/元MA日本ヘビー級王者)
ドロー 判定1−0 ※30−29、29−29、29−29
△菊池圭治(はまっこムエタイ)
▼第2試合 54kg契約 交流戦 3分3R
△大野貴志(新座/MA日本バンタム級10位)
ドロー 判定0−0 ※三者とも29−29
△波賀創太(立川KBA/NJKF)
▼第1試合 バンタム級ランキングチャレンジマッチ 3分3R
○宮元啓介(橋本道場/同級9位)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−29
●カズ仲村渠(真樹オキナワ)
▼オープニングファイト第5試合 ライト級 交流戦 2分3R
△恭士郎(村上塾)
ドロー 判定1−0 ※29−28、28−28、28−28
△楠本竜太郎(町田金子/NJKF)
▼オープニングファイト第4試合 75kg契約 2分3R
○ブラック・ドラゴン(アメリカ/村上塾)※デビュー戦
判定3−0 ※30−27、30−28、30−27
●高橋竜平(士道館総本部)
▼オープニングファイト第3試合 ライト級 2分3R
△春日 翔(村上塾)
ドロー 判定1−0 ※30−29、29−29、29−29
△橋本 悟(橋本道場)
▼オープニングファイト第2試合 フェザー級 2分3R
○小林 慶(KING BEE)
判定2−0 ※29−29、30−28、30−29
●野口直人(飯島)
▼オープニングファイト第1試合 スーパーウェルター級 2分3R
○長谷川 光(士道館・ひばりヶ丘)※デビュー戦
判定3−0 ※三者とも30−28
●桜井友洋(JMC横浜)
★トリプルメインイベント3(天田ヒロミVSマグナム酒井)とトリプルメインイベント2(加藤竜二VS金準性)はこちら
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