日本キックボクシング連盟
「2011逆転シリーズ」
2011年4月10日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30
▼メインイベント(第12試合) NKBライト級タイトルマッチ 3分5R
○岩田 洋(八王子FSG/同級1位)
判定3−0 ※50−46、50−46、50−45
●武勇 晃(テツ/王者)
※岩田が第9代王座に就く。武勇は初防衛に失敗。
昨年7月に稲葉竜太を5RTKOで下し、第8代NKBライト級王者に輝いた武勇が、挑戦者・岩田を相手に初防衛戦を迎える。 両者は同年10月にノンタイトル戦で激突し、ドロー。2度目の対決を制するのはどちらか。
1R、ゴングと同時に武勇が首相撲を仕掛けヒザ蹴り連打。ブレイクのあと、岩田は右ロー。武勇の右フックに対し、岩田は右ストレートを合わせ、大きくのけぞらせる。
武勇が右ハイを出せば、岩田は左ローを合わせるなど冷静に攻撃を入れていく。
2R、岩田がプレッシャーをかけて前に出ると、武勇はワンツー。武勇の蹴り足をキャッチした岩田が何度もこかす場面を見せ徐々にペースを握る。
3R、岩田の右ストレートで武勇はぐらつく。ラッシュを仕掛けた武勇は一気に詰める。武勇は組み付いてピンチを凌ぐ。
スタミナ切れが目立ち始めた武勇。打ち合いになると、武勇は右目尻をカットしてしまい出血が目立つ。4R開始直後にドクターチェックが入り再開。パンチで前に出る岩田に対し、組み付いて首相撲を多用する武勇。消耗戦の中、岩田は右ストレートをクリーンヒット! 武勇はバッタリと倒れダウンを喫してしまった。
5R、後がない武勇は逆転狙いのヒジに出る。組み付いてヒザなど猛反撃に出るが、岩田は冷静に防御。
バテバテの武勇に対し、バックブローを出すなど、攻撃の手を休めない岩田。ダウンを奪い、主導権を握った岩田が大差を付けて新王者となった。
試合後、岩田は「チャンピオンになりましたが、恥ずかしい試合をしてしまいました。もっとお客さんに認められる試合をしたいと思います」と反省。次戦については「この階級だと、ヤスユキ(Dropout)選手が最強だと思うので防衛戦でやらせてもらいたい」とアピールした。
▼セミファイナル(第11試合) NKBフェザー級 3分5R
○HIRΦKI(Dropout/同級2位)
判定2−1 ※50−49、48−49、49−47
●佐藤祐平(TEAM-KOK/同級4位)
左ジャブで距離を取り、長いリーチを生かしたコンパクトなパンチの連打で試合を組み立てるHIRΦKI。佐藤も負けじとガンガン前に出てはローからワンツー。
3Rには、佐藤がHIRΦKIをコーナーに追い込んでのパンチラッシュを仕掛けるが、HIRΦKIは素早く回り込んで連打を返していく。最終ラウンドには飛びヒザなど一気に攻め込む場面を作ったが、佐藤も応戦。僅差の判定でHIRΦKIが勝利した。
▼第10試合 NKBミドル級 3分5R
○塚野真一(拳心館/同級8位)
判定2−1 ※49−48、49−50、50−48
●ヒノ拳(Dropout/同級9位)
今回から階級を1つ上げてミドル級で再起を図る塚野。1R序盤から左ローをこつこつと当てていきペースを握る。ヒノ拳は距離を潰してパンチで勝負に出る。
しかし後半になると、塚野のローが効いてきたか、なかなか前に出られない。塚野がロー、ヒノ拳はパンチの攻防が続き僅差で塚野が勝利した。
▼第9試合 日・タイ国際戦 3分3R
○スウィーン・カーオ(タイ/MTOONG)
TKO 3R5秒 ※レフェリーストップ
●大畠正士(水戸/NKBヘビー級7位)
▼第8試合 NKBフェザー級 3分3R
△猪ノ川真(大塚道場/同級3位)
ドロー 判定0−0 ※30−30、30−30、29−29
△夜魔神(SQUARE-UP道場/同級6位)
▼第7試合 57.15kg契約 3分3R
○稲石竜弥(TEAM.OJ)
KO 1R2分59秒
●鳥巣 賢(八王子FSG/NKBバンタム級8位)
▼第6試合 NKBライト級 3分3R
○俊輝(八王子FSG)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
●山岡嵩裕輝(ケーアクティブ)
▼第5試合 NKBライト級 3分3R
○坂本秀樹(大塚道場)
判定3−0 ※29−26、29−27、29−27
●平野洋平(ケーアクティブ)
▼第4試合 NKBウェルター級 3分3R
○石井友紀(SQUARE-UP道場)
判定3−0 ※30−29、30−29、30−28
●稲葉裕哉(大塚道場)
▼第3試合 NKBバンタム級 3分3R
○戸田昌伸(SQUARE-UP道場)
KO 1R2分45秒
●鍋島逸平(テツ)
▼第2試合 NKBフェザー級 3分3R
△前島英明(水戸)※デビュー戦
判定1−0 ※29−29、29−29、30−29
△大野広一(Dropout)
▼第1試合 NKBフライ級 3分3R
○佐藤勇士(拳心館)
判定3−0 ※30−27、30−29、30−29
● 池川 翔(TEAM-KOK)※デビュー戦
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