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日本のムエタイ大会「REBELS.6」(レベルス)特集
“大人気の飯田なおに一日密着(ランチ、物まね連発、練習風景など)動画&インタビュー、メインで激突する田中秀弥と渡部太基の動画&インタビューほか
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【レベルス】K-1ファイターのイム・チビン強し!渡部太基が世界の壁の前に散る

2011/04/24



REBELSプロモーション
東北関東大震災チャリティーイベント“Stand up JAPAN!”
「REBELS.7」

2011年4月24日(日)東京・ディファ有明
開場13:00 STARS開始13:30 本戦開始16:00

▼第5試合 フェザー級 WPMF日本ルール 3分5R 
○梅野源治(PHOENIX/WPMF日本スーパーバンタム級王者、WBCムエタイルール日本同級王者、M-1フェザー級王者、WPMF日本同級2位)
判定3−0 ※50−45、50−45、50−46
●スワノーイ・エスジム(タイ/元ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級5位)

 三冠王者である梅野は3月27日にニュージャパンキックボクシング連盟での試合が決まっていたが、東日本大震災の影響により大会が中止。急遽、今大会への参戦を決めた。

 対するスワノーイは元ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級5位の実績を持ち、現在は日本在住。山口元気REBELS代表は「梅野がいい内容でこの試合をクリアーすれば、vsムエタイのスペシャルマッチを交渉する準備がある」とコメントしている。

 1R、梅野が左ミドルで先制してジャブ、ワンツー、スワノーイは右ロー。梅野は右ヒジで飛び込むと組み付き、スワノーイをコカす。左ローを徹底して蹴っていく梅野は組み合ってもコカし、スワノーイがマットに手をついての回転蹴りを見せると両手を下げて挑発する。

 2R、左ミドルをキャッチされた梅野だが、倒されずにバランスをとり、ヒジを叩きつける。離れると右ボディストレート、パンチにはテンカオ(相手を掴まないヒザ蹴り)を合わせ、ジャブから左ミドル。しかし、スワノーイは梅野の蹴り足をすくうと右フック! 梅野の右フックに左フックを合わせる。

 3R、いきなり組みにいった梅野だったが、逆にコカされる。ヒジの打ち合いから組んでのヒザの蹴り合い、梅野はヒジを混ぜながら蹴り合う。ブレイク後、梅野の右ヒジがクリーンヒット! グラッときたスワノーイに梅野がパンチとヒジで襲い掛かる。テンカオ、ヒジ、左ミドルから組んでヒザを連打する梅野。

 4R、組み合うとスワノーイの右ヒジがヒット。スワノーイが一気にパンチで行くと左フックに梅野がカウンターの右ヒジ! これでスワノーイがダウン! 一気にパンチとヒジで詰める梅野にスワノーイもヒジで反撃。梅野は右ローを蹴り続け、テンカオから組んでのヒジ、ヒザ。スワノーイもヒジを繰り出す。梅野はニヤリと笑う。

 5R、パンチ、ヒジ、テンカオでラッシュを仕掛ける梅野。バランスを崩したところでスワノーイの右フックをもらって倒れたが、これはスリップ。右ストレートからテンカオ、組んでのヒザと攻める梅野に、スワノーイも組み負けず決定打は奪えない。スワノーイがヒジを出すと、自分の額を叩いて「切ってみろ」と挑発する梅野。パンチ、ヒジ、ヒザと畳み掛け、最後の10秒ではパンチを連打して梅野が大差の判定勝ち。

 梅野はマイクを持つと、「今日、俺のために有明まで応援に来てくれたみんな、ありがとう。勝ったら言いたいことがあったんだけれど、この間のM-1でフェザー級チャンピオンになった……誰だっけ? 森井(洋介)君が俺と試合をしたいと言ってるみたいだけれど。日本人では相手にならないけれど、挑戦されたらやらないわけには逃げていると思われる。相手にならないとは思うけれど、実力の差を見せつけてやろうと思っているので試合を組んでください」と、山口元気REBELS代表に森井との対戦を直訴した。

 すると会場に来ていた森井がリングに駆け上がり、マイクを持つと「なんかフェザー級で一番強いとか言ってるので、やっぱり俺が行かないと、と思っている。フェザーで一番面白い試合が出来るのは梅野選手だと思うので、どっちが勝つか分からないけどKO決着だと思う。楽しい試合になるので絶対に見に来てください」と再び対戦をアピール。

 これを受けて梅野は「絶対にいい勝負にならないと思うけれど(笑)。俺が簡単に勝っちゃうけれど、みんな見たいでしょう? じゃあ、さっさと倒すので組んでもらいましょう。お願いします」と挑発する。

 森井も負けじと「俺も技術じゃ分からないけれど、気持ちでは絶対に負けないんで」と舌戦を展開し、場内は大いに盛り上がった。梅野vs森井のフェザー級頂上決戦、正式決定が待たれるところだ。




▼第4試合 スペシャルガールズマッチ 48kg契約 WPMF日本ルール 2分3R
○NANA(OISHI/空手道選手権36回優勝)※日下部奈々から改名
判定2−0 ※29−29、30−29、30−29
●飯田なお(新宿レフティー/ITFテコンドー全日本2007、2008、2009年王者)

 数多くのテレビ番組で取り上げられて注目を浴びる、元グラビアアイドルで現役女子高生キックボクサーの飯田。その飯田が今回迎え撃つのは、『K-1甲子園2008』で3位に入賞するなどの活躍をし、現シュートボクシング日本スーパーバンタム級チャンピオンである日下部竜也を兄に持つNANA(日下部奈々)となった。NANAは今春から高校に進学し、4月10日にプロデビュー戦を行ったばかりだ。

 1R、サウスポーに構えてステップを踏む飯田は左右の蹴り、NANAは組んで倒しにいく。ローの連打で飯田を転倒させるNANA。飯田も組んでヒザ蹴りに行くが、NANAにコカされる。

 2R、激しいフックの打ち合いから組み付き、離れると飯田はハイキック、NANAはローキック。NANAの左フック、右ストレートをもらった飯田は組みにいく。蹴りのフェイントから放ったNANAの右フックがクリーンヒット! そこからNANAがパンチでラッシュを仕掛け、飯田はピンチをゴングに救われた。

 3R、飯田がいきなりのバックキック! NANAは距離を縮めて組みの勝負に持ち込む。入り際のワンツーで飯田が仰け反り、組んでもボディを叩くNANA。前に出る勢いに後退する飯田。蹴りで反撃を試みる飯田だが、NANAの右フックをもらってしまう。

 判定は2−0でNANAの勝利。飯田はデビュー3戦目で初黒星を喫した。




▼第3試合 STARSスペシャルエキシビションマッチ 2分2R REBELSアマチュアムエタイルール
ー鈴木秀明(STRAGGLE/元IWM世界ジュニアライト級王者、元NJKFフェザー級王者、元全日本同級王者)
勝敗なし
ー飯村健一(大道塾吉祥寺支部/北斗旗体力別中量級、軽重量級優勝)

 ムエタイ二大殿堂のランカーに勝利するなど、打倒ムエタイにおいて大きな足跡を残した90年代を代表する名選手・鈴木秀明と、今年2月19日にモスクワで開催された『空道ワールドカップ』で42歳にして4位に入賞した“鉄人”飯村健一が、「REBELSのチャリティー興行に協力したい」と名乗りを上げた。両者はエキシビションマッチで拳を交える

 飯村は「スカイ・ハイ」の入場曲でミル・マスカラスのマスクを被っての登場。コール時にそのマスクを脱いで観客席に投げ込んだが、女性客に避けられるという悲惨な結果に。鈴木は現役時代と同じ入場曲での入場!

 1R、飯村の右ローを受けてニッコリと笑った鈴木はすぐにローを返す。左ミドルの蹴り合いから足払いで鈴木をコカす飯村。鈴木が低い体勢からパンチを放つと、飯村はテンカオ。飯村のハイキックをスウェーで鮮やかにかわした鈴木が右ミドル。お互いに蹴りを鮮やかにかわし合い、客席から拍手が起きる。終盤、鈴木が首相撲で飯村をコカす。

 2R、強いミドルの応酬が繰り広げられ、盛り上がる場内。首相撲で組み負ける飯村に野次が飛ぶ。お互いに蹴り足をキャッチしての足払いでコカし合い、鈴木の右フックに飯村は左ハイキック。鈴木にコカされると飯村は悔しそうに大の字に。最後は打ち合いを見せ、終了のゴングが鳴ると場内は大きな拍手に包まれた。

 鈴木は「久しぶりにリングに上がるので緊張しました。飯村さんにムエタイの裏技をやられてやりづらかったです。日本は地震で大変なことが起きていますが、僕らキックボクサーは好きなキックボクシングを一生懸命にやって頑張ることが日本の復興に繋がると思います。今日も皆さんが友だちや仲間の応援で来てくれているので、みんなの力を回して行ければ日本もキックボクシング界もよくなっていくと思います。その思いで僕もリングに上がりました」とメッセージ。

 飯村は「大道塾は仙台が発祥の地で多大な被害を被りました。自分は大きな力になれないんですが、こういうチャリティーの機会を与えてくれたことを感謝します」とコメントした。


▼第4試合 ウェルター級 WPMF日本ルール 3分5R
○田中秀弥(RIKIX/WPMF日本同級1位)
TKO 3R2分53秒 ※右ヒジによるカット→ドクターストップ
●シノ・KRSジム(KRS/クロスポイント吉祥寺/WPMF日本スーパーウェルター級2位)

▼第3試合 ウェルター級 WPMF日本ルール 3分5R
○笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB/J-NETWORKウェルター級王者、同級4位)
TKO 2R2分24秒 ※左ヒジによるカット→ドクターストップ
●板倉直人(スクランブル渋谷/同級2位)

▼第2試合 WPMF日本フライ級王座決定トーナメント準決勝 WPMF日本ルール 3分5R
△優希(Desperado/J-NETWORKスーパーフライ級3位)
ドロー 判定1−1 ※49−50、49−48、48−48
△ウエンツ☆修一(スクランブル渋谷/WPMF日本同級2位、前J-NETWORKスーパーフライ級王者)
※マスト判定2−1で優希がトーナメント決勝戦に進出

▼第1試合 スーパーバンタム級 WPMF日本ルール 3分5R
○炎出丸(クロスポイント吉祥寺/WPMF日本同級3位)
判定3−0 ※49−47、49−47、50−47
●吉野幸喜(湘南格闘クラブ/RISING ROOKIES CUP 55kg級新人王)

▼オープニングマッチ M-1ライトヘビー級王座次期挑戦者決定戦 WPMF日本ルール 3分3R
○小澤和樹(team SUDO/WPMF日本クルーザー級2位)
判定3−0 ※30−27、30−28、30−26
●高木健太(PUREBRED川口REDIPS)
※小澤が挑戦権を獲得。



▽fighting entertainment STARS 2nd
▼第10試合 STARSジュニアスペシャルマッチ REBELSアマチュアムエタイルール 2分3R
◯小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/M-1ジュニア50kg級2位)
判定3−0 ※30−28、30−29、30−29
●平本 蓮(ウィラサクレック・フェアテックス池袋/M-1ジュニア55kg級5位)

▼第9試合 STARS 75〜80kg契約 REBELSアマチュアムエタイルール 90秒2R 
△杉田智昭(バンゲリングベイ江古田)
ドロー 判定1−0 ※19−19、19−19、20−19
△大竹一八(仲ファイティング)

▼第8試合 STARS 70〜75kg契約 REBELSアマチュアムエタイルール 90秒2R
◯渡辺泰行(クロスポイント吉祥寺)
判定3−0 ※三者とも20−16
●ジャスティンティンバーレイク(バンゲリングベイ恵比寿)

▼第7試合 STARS 70〜75kg契約 REBELSアマチュアムエタイルール 90秒2R
◯アシュラサード(クロスポイント吉祥寺)
判定3−0 ※20−18、20−19、20−19
●丸山正記(バンゲリングベイ恵比寿)

▼第6試合 STARS 70〜75kg契約 90秒2回戦 REBELSアマチュアムエタイルール 90秒2R
△井戸坂駿(BOXING-WORKS 水龍會)
ドロー 判定1−1 ※20−19、19−20、20−20
△明石祐史(バンゲリングベイ恵比寿)

▼第5試合 STARS 60〜65kg契約 REBELSアマチュアムエタイルール 90秒2R
◯佐藤智啓(STRUGGLE)
判定3−0 ※三者とも20−17
●SHIMOYAMAX!(クロスポイント吉祥寺)

▼第4試合 STARS 60〜65kg契約 90秒2回戦 REBELSアマチュアムエタイルール 90秒2R
◯松枝史憲(クロスポイント吉祥寺)
判定3−0 ※三者とも20−19
●松本倫太郎(バンゲリングベイ恵比寿)

▼第3試合 STARS 55〜60kg契約 REBELSアマチュアムエタイルール 90秒2R
△大西 譲(MA・士魂村上塾)
ドロー 判定1−0 ※19−19、20−18、19−19
△浅利☆一徹(池袋BLUE DOG)

▼第2試合 STARS 60〜65kg契約 REBELSアマチュアムエタイルール 2分2R
◯野呂瀬博之(STRUGGLE)
判定3−0 ※三者とも20−18
●白幡健太郎(クロスポイント大泉)

▼第1試合 STARS 65〜70kg契約 REBELSアマチュアムエタイルール 90秒2R
○田川準也(士魂村上塾/MA日本キックボクシング連盟)
TKO 1R1分16秒
●ペコ(クロスポイント大泉)

★メインイベント(イム・チビンvs渡部太基)から第6試合(山本真弘vs中村敏射)はこちら

日本のムエタイ大会「REBELS.6」(レベルス)特集
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