ZST事務局
「〜FIGHTING NETWORK〜ZST.28」
2011年5月22日（日）東京・ディファ有明
開場15：00　開始17：00
※SWAT！バウトは15：10より開始

▲岸（左）と清水は打ち合いを展開したが、両者決め手なくドローに終わった

▼第7試合　バンタム級シングルマッチ　5分2R
△清水俊裕（総合格闘技宇留野道場）
時間切れドロー
△岸　貴之（X−ONE GYM湘南）

　2月のタイトルマッチでは王者・藤原敬典に一本負けし、今回が出直しの一戦となる“ZSTのライダー”清水。対する岸はショートタイツ＆レガースというかつてのリングスを髣髴とさせるコスチュームで試合をする選手。

　1R、パンチとミドルを蹴る清水。岸もそこに右ストレートを返す。清水は岸のローキックの引き際に合わせるように両足タックル。そのままテイクダウンを奪ってアームロックを狙う。

　そして岸の動きに合わせて膝十字！　岸も何とかそれをディフェンスして、試合をスタンドに戻す。残り30秒、清水のタックルを潰した岸が腕十字！　今度は清水が必死に腕をクラッチしてそれをディフェンスする。

　2R、ジャブ、ワンツー、右フックを打つ岸。清水は左ミドルを蹴って両足タックルに入る。岸はグラウンドで上になるとスタンドを要求する。

　清水は左ミドルを蹴りながら距離を取り、四つの状態から岸をテイクダウン。岸はすぐに体を起こして上のポジションをとるとマウントへ。清水は足を入れてそこから脱出し、背中を見せて立ち上がりながらアームロック。岸がこれをディフェンスし、試合はスタンドへ。

　残り1分、パンチで前に出て行く岸。清水はそこにジャブを返す。最後はパンチで打ち合う2人だったが、どちらも倒れず、ドローに終わった。

▲房野（右）が右ストレートで豪快KO勝ち

▼第6試合　バンタム級シングルマッチ　5分2R
○房野哲也（リバーサルジム横浜グランドスラム）
KO　1R1分30秒　※右ストレート
●杉田一朗（心温塾）

　過去にグレートカブキのもとでプロレスラーを目指していたという異色の経歴を持つ房野。対する杉田は“小さな空手家”として、ZSTバンタム級（60kg以下）で活躍するものの、最近は勝ち星から遠ざかっている。

　1R、房野が片足タックルから杉田をテイクダウン。サイドポジションでしっかりと抑え込み、起き上がろうとする杉田の首を取ってフロントチョーク！

　 これを抜いて立ち上がった杉田に対し、房野が左右のストレートで突進！　強烈な右ストレートが杉田の顔面を打ち抜き、房野が見事なKO勝利を収めた。

　怪我からの復帰戦だった房野は、手術の担当医やリハビリチームに感謝の言葉を述べ「ZSTバンタム級のベルトは僕が獲ります！」と力強く宣言した。

▲約2年ぶりに参戦した内村（左）が秒殺KO勝ちを飾った

▼第5試合　ライト級シングルマッチ　5分2R
○内村洋次郎（イングラム/初代ウェルター級王者）
KO　1R42秒　※左フック
●金枝佑修（ALLIANCE）

　初代ウェルター級（75kg以下）王者の内村が約2年ぶりにZSTに凱旋。対する金枝は日本拳法をベースに持ち、4月の「SWAT！−VTX」ではTKO勝利を収めている。

　1R、サウスポーの内村が左ミドル、回り込んでの右フック！　距離が詰まると鋭いヒザ蹴りをボディに叩き込み、左右のフックでラッシュ！　最後は強烈な左フックを叩き込み、金枝をマットに沈めた。　試合後、内村は「久しぶりにZSTに帰ってきた内村です。2年の間に考え方を変えて練習に取り組んでいます。今年あと何回ZSTに上がるかは分かりませんが、これから格闘技界を盛り上げていきます。よろしくお願いします！」とファンにマイクアピールした。

▼第4試合　ウェルター級シングルマッチ　5分2R
○濱岸正幸（U−FILE CAMP登戸）
一本　1R3分5秒　※アームロック
●松井　崇(MAX柔術アカデミー＆Yogaスタジオ/SWAT!トーナメント2010同級優勝)

▼第3試合　フライ級シングルマッチ　5分2R
△藍　寛之(総合格闘技GROW/ジェネシストーナメント2008同級優勝)
時間切れドロー
△飯塚文貴(リバーサルジム横浜グランドスラム/SWAT!トーナメント2010同優勝)

▼第2試合　バンタム級シングルマッチ　5分2R
○久本慶三(総合格闘技武門會/SWAT! トーナメント2010同級優勝)
一本　2R1分12秒　※アームロック
●竹中　慎(P’s LAB 東京)

▼第1試合　ライト級シングルマッチ　GT-Fルール　5分2R
△太田裕之（ZFC/プロ・アマGT-Fオープントーナメント2011ライト級優勝）
時間切れドロー
△八隅孝平(ロータス　パラエストラ世田谷/ADCC2009 -66kg級日本代表)

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