シュートボクシング協会
「東日本大震災復興チャリティーイベント
SHOOT BOXING 2011 act.3 -SB169-」
2011年6月5日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始17:30
※オープニングファイト開始17:15
▲オプスタル(左)の右ローに為す術なく敗れた鈴木
▼セミファイナル(第10試合) エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○ヘンリー・オプスタル(オランダ/チーム・サワー/WMC欧州スーパーウェルター級王者)
KO 2R36秒 ※右ローキック
●鈴木 悟(Unit-K/SB日本スーパーウェルター級3位・元ボクシング日本ミドル級王者)
いまSB中量級戦線で快進撃を続ける、元プロボクシング日本ミドル級王者の鈴木が、アンディ・サワーの一番弟子でS-cup2010世界3位オプスタルとのSB転向後初となる国際戦に挑む。
1R、ガードを固めて前に出る鈴木に、オプスタルの左フックからの右ローが面白いように決まる。このオランダ・キックボクシング伝統のコンビネーションで鈴木は早くも足にダメージを負い、2度のダウンを喫した。鈴木はジャブを出して前に出るが、右ローに気を取られて打ち下ろしの右フックも被弾。オプスタルは左ハイキックも繰り出す。
2R、パンチの打ち合いに持って行こうとした鈴木だったが、オプスタルの右ローをもらってまたもダウン。何とか立ち上がるもさらに右ローをもらい、倒れたところでレフェリーが試合をストップした。
負傷欠場中の梅野孝明が返上し、空位となっている日本スーパーウェルター級王座へ狙いを定めていた鈴木が、世界3位に全く歯が立たないという結果に終わった。しかし、シーザー武志会長は「負けたとはいえこれまでの実績があるので、金井(健治)と9月くらいに王座決定戦をやらせたい」とタイトルマッチにゴーサインを出した。
▼第8試合 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○金井健治(ライトニング/SB日本スーパーウェルター級2位)
判定3-0 ※三者とも28-27
●百武政敏(=ひゃくたけ・まさとし/誠空会/TEAM吉鷹)
現在3連敗中と崖っぷちの金井が対戦するのは、大阪で吉鷹弘の指導を受けている百武。金井は36歳、百武は38歳という熟年対決となった。
1R、サウスポーの百武は左ストレートを狙い撃ちし、徐々にタイミングが合って行く。そして右フックからの左ストレートで早くもダウンを奪った。金井は右ストレートと右インローで前に出て行くが、百武の右フックをもらう。
2R、気迫溢れる金井は右ストレート連打で前へ出て行き、ガードを上げさせて右ボディストレートと右ミドル、それで百武のガードが下がると今度は右ストレートと上下に攻撃を散らす。金井の前進する圧力に押され、下がる百武はバテ気味。ラウンド終了間際には、金井が首投げでシュートポイントを奪った。
3R、右ローを蹴りながら右ストレートでどんどん前へ出て行く金井。右ストレートに加えて右フック、右アッパーと気迫溢れる攻め。百武は打たれっぱなしとなってしまうが、中盤には足を止めての打ち合いに持ち込む。しかし、金井の前進に押されて下がってしまい、金井が逆転勝利を収めた。金井の気迫溢れる戦いぶりに、場内からは大きな拍手が沸き起こった。
▼第7試合 エキスパートクラス特別ルール スーパーフェザー級 3分3R無制限延長R
○歌川暁文(UWFスネークピットジャパン/同級2位)
延長1R 判定3-0 ※三者とも10-9
●島田洸也(シーザー力道場/同級4位)
※本戦は30-29、30-30、30-30
▼第6試合 エキスパートクラス特別ルール スーパーバンタム級 3分3R無制限延長R
○大桑宏章(シーザージム渋谷/同級5位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●津田達也(立志会館/同級4位)
▼第5試合 エキスパートクラス特別ルール スーパーバンタム級 3分3R無制限延長R
○伏見和之(シーザー力道場/同級3位)
判定3-0 ※三者とも30-29
●尹戸雅教(=みなと・まさのり/立志会館/同級2位)
▼第4試合 エキスパートクラス特別ルール スーパーフェザー級 3分3R無制限延長R
○菅原悠次(シーザー力道場)
KO 1R2分20秒 ※左ヒザ蹴り
●山村教文(グラップリングシュートボクサーズ)
▼第3試合 フレッシュマンクラスルール スーパーウェルター級 3分3R延長2R
○坂本優起(シーザー)
KO 1R1分51秒 ※左フック
●塩崎達也(シーザージム渋谷)
▼第2試合 フレッシュマンクラスルール 65kg級 3分3R延長2R
○松花征也(グラップリングシュートボクサーズ)
TKO 2R45秒 ※セコンドからのタオル投入
●山本隆太(フリー)
▼第1試合 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
○吉田実代(BLUE DOG)
判定3-0 ※30-24、30-25、30-24
●NATSUKA(立志会館)
★メインイベント(トビー・イマダvs宍戸大樹)、第9試合(高橋藍vsRENA)はこちら
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