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【修斗】ガイvs美木はドロー!扇久保が初防衛、上田が堀口に判定勝利

2012/01/08


▲美木航(左)とガイ・デルモ(右)の環太平洋ライト級チャンピオン決定戦はドローに

サステイン
「ISAMI presents サバイバートーナメント決勝
環太平洋ライト級チャンピオン決定戦
〜東日本大震災復興支援チャリティ〜」

2012年1月8日(日)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00



▼メインイベント(第8試合) ISAMI presents サバイバートーナメント決勝 環太平洋ライト級チャンピオン決定戦 5分3R
△ガイ・デルモ(GUTSMAN・修斗道場/同級4位)
判定1−1 ※29−28、28−29、29−29
△美木 航(NATURAL9/同級8位)

 昨年11月に行われたトーナメント1回戦では田村一聖に判定勝利を収めているガイ。一方の美木は不死身夜天慶と引き分けに終わったが、抽選により決勝に駒を進めた。ガイと美木は2010年8月に対戦して、引き分けている。

 1R、サウスポーの美木がジャブを突きながら左ストレート。さらにガイのタックルにヒザ蹴り! そのままタックルに入るガイだったが、美木はテイクダウンを許さずに距離を取る。

  試合がスタンドに戻ると、ガイはジャブと左フック。美木が右手で距離を取りながら左ストレート。パンチから距離を潰そうとするガイに右フックを合わせる。

 さらに美木は自ら飛び込むような左ストレート、そして左のヒザ蹴り! ガイはこれをもらいながらもタックルに入る。美木は背中を見せながら立ち上がり、体を回転させて上のポジションを取ろうとする。

  アームロックを狙う美木に対してガイはバックを取る。美木が上のポジションを取ったところで終了。

 2R、美木がガイのパンチをかわしながら左ストレート。しかしガイが距離を潰して美木をテイクダウンする。美木は背中を見せてポジションを返そうとするが、ガイがしつこくバックをキープ。細かく美木の顔面にパンチを入れる。

  美木が体を反転させて上のポジションを取り返すと、ガイはタックルで美木に組み付き、美木は距離を取る。試合がスタンドに戻ると美木が左ストレート、左のヒザ蹴り! ガイはしつこくタックルに入って美木をテイクダウンしようとするが、美木もそれをアームロックで切り返す。

 3R、ジャブから左フックを打つガイ。美木もそこに左ストレートを合わせる。ガイは左フックから前に出てタックル。

  美木がアームロックを仕掛けるが、ガイはグラウンドで上のポジションをキープして、美木の後ろに回り込む。美木も体を反転させて上のポジションを取り返すが、すぐにガイがタックルに入ってテイクダウンを狙う。試合がスタンドに戻ると美木がヒザ蹴り、左ストレート! 逆に美木が組みの攻防からガイのバックにつくが、ガイも正対してタックルに入る。ガイが美木のアームロックを潰してバックを取り、パンチを落としたところで試合終了。判定は三者三様のドロー! 新王者誕生とはならなかった。




▼セミファイナル(第7試合) 環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
○扇久保博正(パラエストラ松戸/王者)
判定3−0 ※30−28、30−28、29−28
●徹肌ィ朗(和術慧舟會ネイキッドマン柔術/同級2位/挑戦者)
※扇久保が初防衛に成功。

 昨年4月に王者となり、初防衛戦を迎えた扇久保。挑戦者の徹とは2009年3月に対戦しており、この時は扇久保が判定勝利を収めている。

 1R、顔面とボディにジャブを打ち分ける徹。扇久保もパンチのプレッシャーをかけて徹に組み付く。距離が離れると徹のタックルを切って左右のフックを連打する扇久保。組みの攻防になると、扇久保が徹をロープに押し込む。

  そして試合がスタンドに戻ると、扇久保が強烈な左ミドル、左ハイキックを蹴る! 扇久保が徹をコーナーに押し込むと、徹はフロントチョーク。扇久保もすぐにそれをディフェンスする。

  ブレイク後、徹が左フックから右ストレート。扇久保も右ストレートを返す。扇久保が徹をコーナーに押し込み、ボディにヒザ蹴りを入れる。

 2R、パンチで前に出る徹に対して扇久保が左ミドルを蹴る。扇久保が徹をコーナーに押し込み、離れ際に右アッパーと左フック! 徹も右のパンチを返す。試合がスタンドになると右ストレートから左ミドル。徹の右フックで扇久保がバランスを崩す。

  しかし扇久保はすぐに立ち上がり、徹の蹴り足を取って右ストレート。そのまま組み付いてロープに押し込み、ボディにヒザ蹴りを突き刺す。

  ロープ際で組み合う展開が続くが、徹が上のポジションを取ってパウンド! 扇久保がそれを凌ぐ形でラウンド終了となる。

 3R、すぐに組みの攻防になり、扇久保が徹をテイクダウンする。ロープに体を預けて立ち上がる徹だったが、扇久保はそのまま組み付いて徹をテイクダウンする。 ハーフガードで上になった扇久保がコツコツとパンチを落とすが、徹も体を起こして立ち上がり、逆に扇久保をマットに寝かせる。

  インサイドガードからパンチを落とす徹。これをもらいながらも扇久保は立ち上がり、徹をテイクダウンする。扇久保は起き上がろうとする徹を寝かせてパンチ。徹のバックに回り込もうとするが、徹は扇久保を前に振り落とす。扇久保が下から足関節を狙ったところで試合終了となった。

 判定は3−0で扇久保が勝利し、初防衛に成功した。試合後、扇久保は「つまらない試合をして、すいません。でも勝ちは勝ちです。次は(世界王者の)岡嵜(康悦)選手とやらせてください」と世界タイトル挑戦をアピールした。

★第6試合(上田将勝vs堀口恭司)〜第1試合(松本光史vs里本一也)の試合結果はこちら

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