サステイン
「ISAMI presents サバイバートーナメント決勝
環太平洋ライト級チャンピオン決定戦
〜東日本大震災復興支援チャリティ〜」
2012年1月8日(日)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
▼第6試合 フェザー級 5分3R
○上田将勝(パラエストラ東京/元世界同級王者)
判定2−0 ※29−29、29−28、29−28
●堀口恭司(KRAZY BEE/世界同級9位)
堀口は昨年のフェザー級新人王&MVPで、デビュー戦こそ判定勝利だったものの、その後は5戦5勝(5KO)と無敗街道を突き進み、修斗のリングで新人離れした強さを見せ付けている。
一方の上田は2008年3月に世界フェザー級王者となり、勝村周一朗に敗れるまで3度の防衛に成功。ここまで14勝1敗2分という圧倒的な戦績を残す、この階級屈指の日本人トップファイターだ。堀口がプロ7戦目にして元世界王者を下すのか? それとも上田がキャリアの差を見せるか?
1R、サウスポーの上田に対して堀口は距離を取りながら右インロー。上田がプレッシャーをかけると左フック、右ストレートを打つ。右手を伸ばしながら前に出る上田が片足タックル。
堀口は上田の頭を押してタックルを切ろうとするが、上田は堀口のバックに付く。スタンドの状態をキープする堀口だったが、上田がそのままテイクダウンし、肩固めを狙う! 上田がインサイドガードで上のポジションをキープし、パスガードを仕掛ける。
ここで堀口が立ち上がり、右の前蹴り、上田はタックルのフェイントを見せる。堀口は右の前蹴りから右ストレート、インロー。上田も左ミドルを蹴り返す。堀口のパンチに片足タックルを合わせる上田。堀口は足を抜いて距離を取る。
2R、飛び込むような右の前蹴りを見せる堀口。左フックからパンチで前に出ると、上田がそこに片足タックルを合わせる。堀口は上田のタックルを切って左フックを狙う。上田もしつこくタックルに入って、スタンドの状態で堀口のバックを取る。
上田が堀口をマットに倒して、ポジションを取ろうとするが、堀口が身体を反転させて上のポジションを取る。堀口がサイドポジションを取ると、上田も亀の状態になり回転しながら、上のポジションを取ろうとする。ここで堀口が立ち上がると、上田は左ミドルを蹴って前に出る。堀口は左フックから前進、上田も右フックを当てる。右の前蹴りを見せる堀口。上田も左ストレートを伸ばす。細かくタックルのフェイントを入れる上田。堀口が右のヒザ蹴りを返す。
3R、堀口の右ミドルに対して、上田も左ミドルを蹴り返す。そして堀口のパンチで上田がバランスを崩す! 一気にパンチを落とす堀口だったが、上田も堀口のパンチに合わせて組み付き、堀口の後ろに回り込む。上田が堀口をグラウンドに持ち込み、完全に両足をフックしてバックを取る。ここから上田がパンチを入れながらスリーパー! 堀口は身体を正対し、タックルで起き上がろうとするが、上田は腹固めで堀口をコントロールする。立ち上がる堀口の後ろに付く上田。
グラウンドでめまぐるしくポジションを入れ替える2人だったが、上田が最終的にグラウンドで上のポジションを取り、マウントからバックへ! そしてスリーパーを狙いながらパンチを入れる。
試合残り20秒、堀口がグラウンドで上のポジションを取って一気にパウンド! しかし上田もタックルで堀口に組み付く。ここで試合終了となり、上田が判定2−0で堀口を下した。試合後、アメリカの総合格闘技イベント「べラトール」に参戦が決まっている上田は「修斗でやってきたことをべラトールでも見せたい」とファンにアピールした。
▼第5試合 ミドル級 5分3R
○中村K太郎(和術慧舟會K太郎道場/初代環太平洋同級王者)
判定2−0 ※30−27、29−29、30−27
●佐藤洋一郎(グレイシーバッハ東京/世界同級4位)
1R、サウスポーの中村が右のパンチから組み付いて佐藤をテイクダウン。中村はインサイドガードの状態をキープして佐藤の顔面にパンチを落とす。
2R、右ミドルを蹴る佐藤に対し、中村は右フックから組み付き、テイクダウンを奪う。1Rと同じように中村が上のポジションをキープしてパンチを落とす展開が続く。ブレイク後、佐藤が右フックから突進。中村は首相撲からヒザ蹴りを打つ。
3R、パンチのプレッシャーをかけて組み付いた中村が佐藤をテイクダウン。パスガードを狙いながら、佐藤の顔面にパンチを落とす。ブレイク後、右のヒザ蹴りと右フックで前に出る佐藤だったが、中村も右フックを当てて、再び佐藤をテイクダウン。ジャッジ1名がドローとしたものの、中村が佐藤に完勝した。
▼第4試合 バンタム級 5分3R
○越智晴雄(パラエストラ愛媛)
KO 1R1分2秒
●菅原雅顕(和術慧舟會Duroジム)
▼第3試合 ウェルター級 5分2R
○アキラ(久我山ラスカルジム)
判定3−0 ※三者とも20−18
●西岡攻児(MASTER JAPAN)
▼第2試合 ウェルター級 5分2R
○川村文彦(KRAZY BEE)
KO 1R14秒
●太田洋平(Brightness門馬道場)
▼第1試合 ウェルター級 5分2R
○松本光史(MASTER JAPAN)
一本 2R2分7秒 ※スリーパーホールド
●里本一也(パラエストラ広島)
★メイン(ガイ・デルモvs美木航)、セミファイナル(扇久保博正vs徹肌ィ朗)の試合結果はこちら
|