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【レベルス】梅野源治がムエタイ現役ランカーにリベンジ!日菜太は豪快KO勝ち

2012/04/15



REBELSプロモーション
「REBELS.11」

2012年4月15日(日)東京・ディファ有明
開場15:30 本戦開始16:00
※オープニングファイト開始は15:40


▲戦意喪失のゴンナパー(右)を追い込む梅野源治

▼メインイベント(第10試合) スーパーフェザー級 WPMF日本ルール 3分5R
○梅野源治(PHOENIX/WPMF世界同級王者、ルンピニースタジアム認定同級10位、元WPMF日本スーパーバンタム級王者、元M-1フェザー級王者、元WBCムエタイルール日本スーパーバンタム級王者)
判定3−0 ※50−46、50−45、49−47
ゴンナパー・シリモンコン(タイ/ルンピニースタジアム認定同級7位)

 2月24日、タイ・ルンピニースタジアムでゴンナパーに判定負けを喫した梅野は、今大会で早くもゴンナパーとリマッチを行う。「今はこの相手以外、考えられない」と梅野が頑なに希望したことで実現した。対戦当時、ルンピニーのランキングは梅野が7位、ゴンナパーが8位だったが、現在は梅野が10位でゴンナパーが7位。ここで勝利すれば、同スタジアムのランキング査定の材料になるかもしれない重要な一戦。梅野のリベンジなるか!?

 1R、ゴンナパーはグローブを合わせると同時に、挑発的に前蹴りで梅野を突き飛ばす。梅野は左ローからワンツー、ゴンナパーも左ローを返す。ジャブを突き、左ローにつなげるゴンナパーに、梅野は左右フックとアッパーから左ロー。

  ゴンナパーの右フックがカウンターで梅野にヒット、ゴンナパーはパンチで攻める。梅野はヒジで応戦するが、ゴンナパーにやや押されたか。

 2R、ゴンナパーの顔面前蹴りがヒット! そしてパンチでガンガン前に出るゴンナパーに梅野は左ミドル、組んでのヒザ蹴り。梅野は細かい連打から左ロー、組んできたゴンナパーにヒジをヒットさせていく。離れ際にも左ロー。

  それでもパンチで攻めるゴンナパー、梅野は連打からの左ローとヒジ、右ストレート。ゴンナパーもヒジ、フックの相打ちから梅野が左ローを連打。

 3R、組んでくるゴンナパーにヒジ。梅野はパンチにはパンチ、ローにはロー、ヒジにはヒジを打ち返す。ヒザの蹴り合いでも負けていない。さらに梅野は右フック、右アッパーをヒットさせる。

  しつこく組んでくるゴンナパーに、梅野はヒザで押さえつけながらの右ヒジ! ゴンナパーもヒジを返し、梅野は離れると左ロー。梅野やや有利も接戦が続く。

 4R、梅野が左ローから右フック、パンチの連打から左ロー、組んでくるゴンナパーに細かい連打を当てるが、ゴンナパーは組み付いてヒザ。さらにパンチも出してくる。梅野が組み際にヒジを合わせ、組まれたあともヒジを叩きつける。これでゴンナパーは流血。ドクターチェック後、梅野はパンチの連打と左ロー。梅野が鮮やかな足払いでゴンナパーを転倒させると、ゴンナパーも首相撲で梅野をコカして倒れた梅野のボディにヒザを落とす。

 2度目のドクターチェック後、梅野は右フック、左ロー、右ストレート。さらに顔面への前蹴りと完全に優勢に立ち、ゴングが鳴ると胸を叩いて"どうだっ!"とアピールする。

 5R、パンチで前へ出る梅野にゴンナパーは左ハイキック。梅野はニヤリと笑い、さらにパンチでボディを攻めていく。首相撲に持ち込んでのヒザ蹴り、右ヒジ。

  するとここで、梅野が手を止めてリング内をぐるぐると回り始める。ゴンナパーもそれに応じて戦いをやめる。梅野のパフォーマンスはタイで勝利を確信した選手がやる仕草。ゴンナパーは負けを悟り、試合をあきらめたのだ!

 しかし、梅野はそこからさらに追撃を開始。完全に戦意を喪失しているゴンナパーへ、パンチと左ミドルで猛攻を加え、文字通りボッコボコにしてしまう。判定は大差で梅野の勝利! 

 梅野は「2月にゴンナパーとタイでやったんですが、全然自分の動きが出来なくて負けてしまいました。タイ人のトレーナーが自分の見えないところで泣いていたと聞いて、今回は絶対に勝ちたかった。まだ決定ではないですが、6月にルンピニーで試合をすると思うのでまた応援お願いします」と、ルンピニースタジアムへの再出撃を予告した。




▼セミファイナル(第9試合) IT’S SHOWTIME JAPAN 70kg級 IT’S SHOWTIMEルール 3分3R 
○日菜太(クロスポイント吉祥寺/元RISEミドル級王者)
TKO 2R2分42秒 ※3ノックダウン
●藤田ゼン(エイワスポーツジム/元・日本ウェルター級1位)

 1月28日、オランダで開催された世界最大の立ち技格闘技大会『IT’S SHOWTIME』に乗り込み、アンディ・リスティ(スリナム)と対戦するも1RでKO負けを喫した日菜太。復帰戦の相手は、新日本キックボクシング協会でタイトルマッチ経験のある元・日本ウェルター級1位の藤田となった。藤田は現・日本ウェルター級王者の緑川創と激闘を繰り広げ、北山高与志などを撃破した実力者である。

 1R、日菜太の左ミドルをヒザを上げてブロックした藤田に、今度は左ミドルと見せかけての左ローで転倒させる日菜太。そこからは強烈な左ミドルをウンターで何発も入れていく! 左ミドルとヒザで前に出る日菜太をパンチで迎え撃つ藤田だが、日菜太は勢いよく左ローと左ミドル。日菜太の左ミドルが発する強烈な破裂音が場内に響き渡る。

 2R、日菜太の左インローがローブローとなり、試合は一時中断。日菜太は藤田のパンチに左ハイキックを合わせ、右フック。しかし、2回もバックブロー(ショータイムルールでは禁止)を出そうと回転してしまう。藤田の左ローに合わせた左ストレートで日菜太がダウンを奪い、そこから左ミドルとヒザ蹴りの猛攻。左ローから左ハイキックを連発し、藤田を大きく仰け反らせて2度目のダウンを奪う。

 日菜太はまたも左ハイキックで藤田を大きく仰け反らせ、コーナーへ詰めてパンチの連打! 動けなくなった藤田を見てレフェリーが試合をストップ! 日菜太が復帰戦をKO勝利で飾った。

 日菜太はマイクを持ち、「1R目はちょっと堅くて自分の持っている攻撃が出来なくて苦しかったです。

  オランダで負けてみんなをガッカリさせてしまいましたが、まだ自分を諦めていないし、僕は世界に通用すると思うのでこれからもよろしくお願いします。また、キック一本でやっている僕が他に仕事を持っている人に負けてはいけない。キックボクサーは立派な職業だと言えるように、これから僕が道を作っていきます」と宣言した。




▼第8試合 REBELS WPMF日本ライト級王座決定戦 WPMF日本ルール 3分5R
○水落洋祐(はまっこムエタイジム/同級1位)
KO 3R55秒 ※右フック
●遠藤信玄(スクランブル渋谷/同級2位)
※水落が新王座に就く。

  WPMF日本ライト級王座決定戦で水落と遠藤が激突する。今年1月に行われたWPMF日本ライト級王座決定トーナメント準決勝戦では、水落はハチマキを、遠藤は黒田アキヒロをそれぞれ下しての決勝戦進出となった。WPMF日本ライト級のタイトルを獲得するのは果たしてどちらか。

 1R、遠藤の右ストレートがヒットしたのをきっかけに、両者が打ち合う。

  水落の左フックに遠藤がヒジを合わせる! これで水落が右目上から出血。ドクターチェック後、再開すると水落はパンチで前に出る。遠藤はヒジで傷口を狙い、水落の出血が激しさを増す。

 2R、前蹴りで突き放し、ヒジを狙う遠藤。両者激しくパンチで打ち合い、水落の右ストレートがヒット。遠藤も右フックを返す。水落に2度目のドクターチェックが入り、試合再開。遠藤が左ヒジ、右フック。さらに連打で前へ出る。

 3R、血を流しながらローとパンチで前へ出る水落は、タイミングのいい右フックで遠藤に尻餅をつかせ、逆転のダウンを奪う! 立ち上がって“ダウンじゃない”とアピールする遠藤だが、10カウント以内にファイティングポーズを取らなかったとみなされ、レフェリーは試合をストップ! 水落が逆転KOでキャリア初のベルトを獲得した。しかし、水落が大喜びする一方、遠藤と遠藤陣営はレフェリーに抗議。やや後味の悪い結果となった。

 水落はマイクを持つと、「まだまだなので、もっと練習して強くなっていきたいと思います」と謙虚に喜びを語った。

★第7試合(松崎公則vs伊東拓馬)、第6試合(出貝泰佑vs鷹大)〜オープニングファイト2試合の試合結果はこちら

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藤原ジム4人衆のガチンコ総当り戦スパーリング、神村エリカにウィラサクレック会長がヒジ打ちを直伝、腕を折る強いミドルキックを蹴る方法、ムエタイの首相撲テクニックなどの動画に加えて出場選手インタビュー多数

【関連リンク】
≫REBELS公式ブログ
≫IT'S SHOWTIME公式サイト

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