グッドルーザー
「Krush.18」
2012年5月3日(木・祝)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始18:00
▼第6試合 GAORA杯「Krush -63kg WILDRUSH League 2012」 3分3R
○塚越仁志(シルバーウルフジム/勝ち点3)
判定3−0 ※29−28、29−27、30−27
●寺崎直樹(青春塾/勝ち点1)
「Krush -63kg WILDRUSH League 2012」はKrush−63kgを主戦場とする6選手が参加する総当たりのリーグ戦で、1月の後楽園大会からスタートし、10月の後楽園大会までの7大会で全15試合を実施。試合結果に応じてKO勝ち3点、判定勝ち2点、ドロー1点、負け0点とポイントが与えられ、その総ポイントが最も高かった選手がリーグ戦で優勝となり、優勝者には−63kg王者への挑戦権が与えられる。
現在、塚越は1勝1KO1敗で3ポイント、寺崎は1敗1分で1ポイント。この一戦で負けた方は優勝戦線から大きく後退することになる。
1R、塚越がパンチ3連打から右ハイキックで寺崎に両膝をつかせる。これはダウンにならなかったが、続いての寺崎のブロックを突き破るような右フックでダウンを奪う。ボディへパンチ、ヒザを突き刺し、左右フックを叩きつける塚越の豪快な攻めに場内からはどよめきが起こる。
2R、やや勢いが衰えた塚越に寺崎のパンチが当たり始める。特にジャブが細かくヒット。塚越はヒザで応戦するが、右ストレートをもらって仰け反る場面も。
3R、強打を振り回す塚越と前に出て逆転を狙う寺崎。残り1分で塚越のフックがヒットし、一気に前に出る塚越だが、寺崎の右ストレートで仰け反る。両者が左右フックで打ち合い、お互いに顔面へのクリーンヒットを奪い、場内は大きく沸く。熱戦の判定は塚越が制した。
▼第5試合 Krush−63kg Fight 3分3R延長1R
○一輝(OGUNI-GYM/元NJKFライト級王者)
KO 3R2分6秒 ※右ストレート
●西川康平(ティダマンディ八王子)
1R、一輝は右インローと右ボディストレート、サウスポーの西川は左ミドル。左フックを目にもらった一輝は防戦一方になってしまい、ドクターチェックが入る。左目をつむったままの一輝に右フックから連打にいく西川。右ボディを狙う一輝に左ヒザ蹴りを合わせ、西川が攻勢に立ったところで右フックの相打ち! 倒れたのは西川の方だった。
一輝はラッシュを仕掛け、右フックで2度目のダウンを追加。西川も打ち合い、右フックで逆に一輝をグラつかせる。
3R、鼻血を出しながら左ハイ、左ミドル、左ローを放つ西川。右目じりもカットし、顔面血だらけの西川に一輝は右ボディストレートからパンチで前へ出て、飛び込むような右ストレート! 西川がバッタリと倒れ、一輝のKO勝ちとなった。
▼第4試合 Krush -63kg Fight 3分3R
△翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
ドロー 判定1−0 ※28−28、28−27、27−27
△牧平圭太(team pitbull)
3月大会でKO勝利した牧平が参戦、Krush初参戦となる翔(しょうた)と対戦する。翔は、新日本キックライト級王者・中尾満から勝利した戦績を持つサウスポー。3月に所属するジム主催興行で敗れており、今回が再起戦となる。
1R、サウスポーの牧平は右へ動きながら左ストレートを顔面とボディへ。動きの堅さが目立つ翔に牧平はパンチから左ロー、翔は右ミドル。
2R、牧平の左ストレートでガクッときた翔だが、そこから打ち合いに転じる。逆に右ストレートでグラつかせたが、牧平の左フックでダウン。立ち上がった翔はさらに打ち合いを挑むが、牧平の左フックと左ストレートをもらい続ける。
しかし、牧平がワンツーで打ちにいったところで翔の左ストレートがカウンターでヒットし、牧平がダウン。
一気にラッシュをかける翔はヒザ蹴りで牧平をダウンさせるが、両手でロックしたと判断されてダウンはカウントされず警告が与えられる。
3R、パンチで前に出る翔に牧平は飛びヒザ蹴りを連発。打たれても前に出る翔だが、またしても両手で相手をつかんでのヒザをやってしまい、注意を受ける。パンチで前に出る翔と応戦する牧平。判定は両者痛み分けとなった。
▼第3試合 Krush−55kg Fight 3分3R延長1R
○匠(チームドラゴン)
KO 1R2分13秒 ※右ストレート
●KO-ICHI(池袋BLUE DOG GYM)
1R、両者ともほとんど蹴りを使わずパンチで打ち合う。匠はヒザ蹴りを突き刺すと、その後もヒザ蹴りをいいタイミングでボディへ突き刺していく。このヒザ蹴りをフェイントにし、匠は右ストレート一閃! KO-ICHIはバッタリと倒れ、起き上がろうとするも身体が言うことを利かず、まるで宇宙遊泳のようにリング上をさまようという衝撃のKO決着となった。
▼第2試合 Krush−55kg Fight 3分3R延長1R
○榊 克樹(韓道場)
KO 1R2分7秒 ※右フック
●戸邊隆馬(シルバーウルフジム)
1R、榊はいきなり右ストレートを叩き込み、その後も右ストレートを顔面とボディに強打。戸邊は左フックを合せていく。強いパンチを放つも防御をしない榊に戸邊のパンチとローが面白いようにヒットするが、榊の右強打がクリーンヒット! 仰向けに倒れた戸邊は何とか立ち上がるも足元がフラつき、榊の豪快KO勝ちとなった。
▼第1試合 Krush−55kg Fight 3分3R延長1R
○武尊(チームドラゴン)
KO 1R2分3秒 ※左ボディブロー
●嶋田将典(イングラム)
1R、武尊は右ローと左インローからのパンチ、嶋田は前蹴りで距離をとりつつパンチを連打する。武尊は誘うように右ローを連打し、嶋田がパンチを打ってくるとカウンターを放つ。ボディにストレートを突き刺し、顔面とボディを交互に攻め、最後は左ボディブロー。一瞬おいて嶋田がしゃがみこみ、10カウントを聞いた。
▼オープニングファイト第2試合 Krush -60kg Fight 3分3R
○北井智大(チームドラゴン)
TKO 3R1分47秒
●仲峯シルビオ(和術慧舟會駿河道場)
▼オープニングファイト第1試合 Krush -55kg Fight 3分3R
○堀尾竜司(TRY HARD GYM)
判定3−0 ※30−28、30−28、30−29
●丸岡拓也(クール・チャンプ)※デビュー戦
★メインイベント(梶原龍児vsHIROYA)、セミファイナル(瀧谷渉太vsリース・クルーク)、第7試合(卜部弘嵩vs小林聖人)の試合結果はこちら
|