角海老宝石ジム
「’12角海老ボクシング-DUELLO−」
2012年5月17日(木)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
▼メインイベント(第7試合) ライト級 3分8R
○土屋修平(角海老宝石ジム/日本スーパーライト級9位)
判定3−0 ※79−73、79−72、79−72
●ヘリ・アンドリヤント(インドネシア/元インドネシア同級王者、現同級2位)
土屋は空手、キックボクシングなどのバックボーンを持ち、2009年7月のプロデビュー以来12戦12勝(12KO)というパーフェクトレコードを更新している。対戦相手のヘリは15勝(9KO)14敗2分。09年1月、21戦目でインドネシア(IBPC)王座を獲得し、他にも過去に5度もタイトル戦を経験している。
1Rから鋭い左ジャブで下がらせる土屋。ヘリが左ジャブを出せば土屋が右フックをかぶせる。
2Rには土屋の左ジャブがよく入り、左目を赤く腫れあがらせたヘリは手が出なくなる。土屋は右アッパー、右ストレートで下がらせる。
3R、タフネスなヘリだったが、土屋の右ストレートで遂にダウン! 下がる一方のヘリに対し、土屋はさらに手数を増していくが仕留めきれない。土屋優勢のまま試合は進むも、4Rにヘリが右ストレートをクリーンヒット! 土屋がぐらつき大ピンチ。耐える土屋はヘリの左ジャブに豪快な右フックをかぶせる。
5R、接近戦で土屋が右アッパー! ヒザをつくヘリだがダウンと見なされない。6R、土屋のプレッシャーの前に下がりっぱなしのヘリだが、強烈な右ストレートを返すなどまだまだ予断は許さない。
7R、KO狙いの土屋はラッシュを仕掛けるものの、ヘリも打ち合いで応戦し場内は大いに沸く。8Rには、完全にヘリがクリンチを仕掛けて時間を稼ぐ展開となり、土屋は仕留めきれず。判定で勝利し連勝記録を13に伸ばしたが、KO記録は12でストップとなった。
▼セミファイナル(第6試合) ヘビー級 3分6R
○藤本京太郎(角海老宝石ジム/OPBF東洋太平洋同級8位)
TKO 2R47秒 ※レフェリーストップ
●アファ・タトゥプ(ニュージーランド)
京太郎は2011年10月にK-1からプロボクシングに転向、同年12月31日にデビュー戦を行って判定勝ち、今年3月6日に2戦目でTKO勝ちを飾り、OPBF(東洋太平洋)ヘビー級8位にランクインした。3戦目の相手、タトゥプは身長183cm、32歳で戦績は7勝(6KO)2敗と高いKO率を誇る。
1R、京太郎は左ジャブを顔面とボディに打ち分ける。退がるタトゥプだが、強烈な左フックを返す。京太郎のアゴをかすめヒヤリとさせる場面も。
タトゥプは大振りでパンチを出し、京太郎がカウンターで右ストレートを合わせる。
2R、プレッシャーをかける京太郎が右ストレートでダウンを奪う。立ち上がるタトゥプに対し、京太郎が連打を叩き込むとダメージ大のタトゥプは背中を見せて防戦一方に。レフェリーがストップし、京太郎が3戦3勝となった。
▼第5試合 スーパーフライ級 3分8R
○奈須勇樹(角海老宝石ジム)
判定3−0 ※78−75、78−73、78−73
●大塚隆太(18鴻巣ジム)
▼第4試合 ウェルター級 3分6R
○高橋光政(角海老宝石ジム/2010年東日本新人王スーパーライト級準優勝)
判定3−0 ※57−56、58−56、58−56
●森田 保(ワタナベジム)
▼第3試合 東日本新人王ウェルター級予選 3分4R
○今野裕介(角海老宝石ジム)
判定3−0 ※40−37、40−36、40−36
●永吉祐哉(ヨネクラジム)
▼第2試合 東日本新人王スーパーフェザー級予選 3分4R
○石井大輔(角海老宝石ジム)
判定3−0 ※39−37、39−37、40−36
●葛西考司(極東ジム)
▼第1試合 東日本新人王ミニマム級予選 3分4R
○大久保雅章(角海老宝石ジム)
TKO 4R1分3秒 ※レフェリーストップ
●鈴木洋平(T&Tジム)
※当初予定していた会澤慶弐(角海老宝石)vs栗原慶太(一力)の東日本新人王予選ライトフライ級は、会澤がスパーリング中に左眼窩底骨折を発症したために同トーナメントを棄権、試合は中止となった。
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