サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
〜東日本大震災復興支援チャリティ〜」
2012年5月18日(金)東京・後楽園ホール
開場18:00 開始19:00
▼メインイベント(第7試合) 世界ウェルター級チャンピオンシップ 5分3R
○弘中邦佳(MASTER JAPAN/王者)
KO 1R ※パウンド連打
●ジョヴァニ・ジニス(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/挑戦者・同級5位)
※弘中が初防衛に成功
昨年7月に朴光哲との一戦を制し、世界王者となった弘中が初防衛戦。挑戦者の同級5位ジニスは、修斗以外の戦績も含むと現在脅威の7連勝中。キックボクシングをバックボーンに持ち、かつては第10代同級世界王者のヴィラミー・シケリムを相手にKO寸前まで追い込んだ実力を持つという。
1R、お互いに様子見の展開。弘中は右ロー、パンチと単発の攻撃。弘中が右ハイキックもこれは空振りに終わる。
ジニスは一気にパンチの連打で前に出ると、弘中はタックルでテイクダウンに成功した。そのまま上を取った弘中は力強いパウンド! 下のジニスは足関節を狙うも、構うことなく弘中はパンチ連打。そのままマウントポジションに移行してからもパンチを落とし続ける。
何とか立ち上がろうと踏ん張るジニスに対し、弘中がパウンドを落とし続けたところでレフェリーがストップ! 圧倒的な力を見せ付けた弘中が初防衛に成功した。
▼セミファイナル(第6試合) 世界フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
○扇久保博正(パラエストラ松戸/環太平洋同級王者/挑戦者・同級1位)
一本 3R3分32秒 ※スリーパーホールド
●岡嵜康悦(中之島MMAアカデミー/王者)
※扇久保が第8代世界フェザー級王者に就く。岡嵜は初防衛に失敗。
両者は2009年10月18日、環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦で対戦。それまで8戦無敗の快進撃を続けていた扇久保を岡嵜が3RでKOし、初代環太平洋王者に輝いた。
岡嵜は、その後2連勝を飾り第7代世界フェザー級王者にまで一気に上り詰めた。対する扇久保は現・環太平洋フェザー級王者。今年1月に徹肌ィ朗を破って初防衛に成功し、現在3連勝中とこちらも勢いで負けない。約2年半ぶりの再戦で勝利するのは!?
1R、打撃戦を避けるように扇久保がタックルを仕掛け岡嵜をテイクダウン。上を取った扇久保は岡嵜をガッチリ押さえ込みながらパウンドを落とす。立ち上がろうとする岡嵜だったが劣勢のまま。マウントポジションの扇久保はパウンドを落とす。
2Rも扇久保が低いタックルでテイクダウンに成功した。岡嵜は立ち上がると、今度は扇久保のタックルを切る。
そのまま上になった岡嵜はパウンドで逆襲に出る。下の扇久保は腕十字を仕掛けたが、岡嵜は扇久保を持ち上げてマットに叩きつけ極めさせない。扇久保は岡嵜に足関節を仕掛ける。体を起こした岡嵜は強烈なパウンド。このラウンドは岡嵜が取り返したか。
3R、 変わらず扇久保が低いタックルでテイクダウンに成功する。上からガッチリ岡嵜を押さえ込みながらパウンド。
じりじりとバックを奪った扇久保がスリーパーホールドを極めると岡嵜がタップ! 扇久保が一本勝ちし、世界王者となった。マイクを握ると、「チャンピオンになったので半年くらいは休みたいけど、その後に堀口(恭司)選手とやります。僕は逃げないから大丈夫」と初防衛戦の相手を逆指名していた。
▼第5試合 77kg契約 5分3R
○中村K太郎(和術慧舟會K太郎道場/初代環太平洋ミドル級王者)
判定3−0 ※三者とも30−27
●佐々木有生(GRABAKA)
これまで修斗、パンクラス、DEEP、PRIDE、UFC、戦極(SRC)と様々な大会で活躍してきた佐々木。修斗参戦は2000年11月以来、約12年ぶりとなった。
一方の中村は初代修斗環太平洋ミドル級王者で、今年1月の修斗後楽園大会では佐藤洋一郎に判定勝利し、佐々木戦が2012年の2戦目となる。
1R、一気に距離を潰した中村がパンチを打ちながら組み付く。そして豪快な腰投げで佐々木をテイクダウンするとサイドポジションへ。そのまま上を取り続けた中村がこつこつとパンチを落とし続ける。
2Rもすぐに中村が組み付いてくると、佐々木は右アッパー! 打ち合い後、中村が佐々木の右ストレートにタックルを合わせてテイクダウンに成功する。
そこから中村ペース。そのままこつこつと中村が鉄槌を落とし、佐々木は成す術なし。
3R、打ち合う両者。佐々木の打撃がヒットする場面もあったが、中村が組み付いて再び寝技の展開へ。そのまま上を取った中村がこつこつとパンチを落として終了のゴング。終始、主導権を握り続けた中村が判定勝ちした。
▼第4試合 ライト級 5分3R
○美木 航(NATURAL 9)
判定2−1 ※28−29、30−28、29−28
●中村好史(マッハ道場/2011年同級新人王)
▼第3試合 ウェルター級 5分3R
○下石康太(MMA修斗ジムBLOWS/2010年同級新人王)
判定3−0 ※30−28、30−28、29−28
●松本光史(MASTER JAPAN/2009年同級新人王)
▼第2試合 ウェルター級 5分2R
○アキラ(久我山ラスカルジム)
一本 1R3分25秒 ※スリーパーホールド
●川村文彦(KRAZY BEE)
▼第1試合 74kg契約 5分2R
○西岡攻児(MASTER JAPAN)
判定3−0 ※三者とも20−18
●藤石義和(ピロクテテス新潟)
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