▲中量級は蔵本(右)が3度目の選抜戦出場で代表権を獲得した
NPO法人国際空手拳法連盟 白蓮会館
「2012ファイティングオープントーナメントW・K・O空手ワールドカップ選抜戦
全関東空手道選手権大会」
開始13:00
6月10日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館にて、白蓮会館『全関東空手道選手権大会』が開催された。
→重量級決勝戦は宮島(右)が右下段廻し蹴りを多用して優勝した
今大会は10月14日(日)大阪府立体育会館で開催される『W・K・O空手ワールドカップ』の日本代表を決める選抜戦も兼ねており、各流派から参戦した選手が代表の座をめぐって熾烈な争いが展開された。
W・K・O(世界組手連盟)はタイで発足した空手組織で、アメリカ、ロシア、日本、南アフリカ、オーストラリアなど世界20カ国以上の空手団体・道場が加盟。2年に1度、ワールドカップを開催し、今年10月の大会が日本での初開催となる。
→軽量級決勝戦は激しい打ち合いとなり、松本(右)が優勝
国内予選は白蓮会館を始めとする各加盟団体が主催し、北海道・東北ブロック、関東ブロック、中・四国ブロック、九州ブロック、そして各団体の全日本大会で行われ、それに推薦選手を加えて日本代表選手団を結成する。
男子では、5月27日に開催された新極真会『第29回全日本ウエイト制空手道選手権大会』の軽量級で他流派ながら優勝し、話題を読んだ福地勇人(白蓮会館)など17名、女子では8名がすでに日本代表の座を射止めている。
→関西ナンバーワンの実力者との評判通り、荒木が一本勝ちで女子重量級優勝
そして今大会では、新たに男子3名、女子2名(各階級の優勝者)が日本代表の座に加わった。
特に女子重量級を制した荒木千咲(志輝会館)は関西でナンバーワンの実力者として知られており、今大会の決勝戦でも上段廻し蹴りによる鮮やかな一本勝ちで優勝。
→女子軽量級は須藤里紗(右)が接戦を制した
一般中量級で優勝した蔵本竜二(宮野道場)は、過去2大会で代表の座を逃しており、3度目の正直で代表権を手に入れた。
<試合結果>
▼一般 有段の部 重量級(75kg以上)
優 勝 宮島健太(講士会)
準優勝 野澤 功(淑徳巣鴨高校空手道部)
▼一般 有段の部 中量級(65〜75kg未満)く
優 勝 蔵本竜二(宮野道場)
準優勝 的場彰太(MAC)
▼一般 有段の部 軽量級(65kg未満)
優 勝 松本充史(魚本流)
準優勝 浦野雅侑(金剛カラテ)
▼女子 有段の部 重量級(55kg以上)
優 勝 荒木千咲(志輝会館)
準優勝 日向真澄(白蓮会館山形支部)
▼女子 有段の部 軽量級(55kg未満)
優 勝 須藤里紗(鈴木道場)
準優勝 安部杏奈(淑徳巣鴨高校空手道部)
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