REBELSプロモーション
「REBELS.12」
2012年7月29日(日)東京・ディファ有明
開場10:30 開始11:00
▲一戸(右)vs炎出丸(左)は両者譲らずドローに終わった
▼第10試合 スーパーバンタム級 WPMF日本ルール 3分5R
△一戸総太(ウィラサクレック・フェアテックス/スーパーバンタム級2位)
ドロー 判定0−1 ※49−49、49−48、49−49
△炎出丸(クロスポイント吉祥寺/スーパーバンタム級3位)
青森出身の一戸と沖縄出身の炎出丸という対戦。両者とも世界チャンピオンを目指して上京してきた。一戸は過去にWPMF日本バンタム級王座、炎出丸はJ-NETWORK暫定スーパーバンタム級王座を保持していた。
1R、ローの蹴り合いからスタート。お互いに右ローを蹴り合う中、一戸は蹴り足をキャッチして転がしたり、左ミドルを入れたりもする。
2Rもローの蹴り合いとなり、一戸は右ストレートと右ハイ、炎出丸は前蹴りを混ぜる。炎出丸の軸足を刈って転倒させる一戸。炎出丸は右ローを蹴り続ける。
3R、炎出丸の右ローに左フックを返す一戸。残り時間1分で炎出丸がバックブローから組み付いてのヒザ蹴り。これで展開が一気に変わり、炎出丸は組んでのヒザ蹴りを多用する。
4R、炎出丸が前に出てジャブと右ロー、下がる場面が目立ち始めた一戸も右ローを返して右ストレート。左ミドルの蹴り合いから炎出丸は右ローを徹底的に狙う。一戸はヒジ。
5R、やはり両者意地のローの蹴り合いとなり、一戸は顔面前蹴り、右フック。炎出丸に組み付くと大きく持ち上げて投げ捨てる。炎出丸は徹底して右ローを蹴り、組み付くとヒザ蹴り。そのまま一戸をねじ伏せて倒す。組み合ってのヒザ蹴りで優勢に立つ炎出丸。離れると一戸はパンチとローを繰り出し、組んできた炎出丸を足払いで豪快にコカす。これには場内から歓声が沸き起こった。
最後まで両者譲らず、判定はドローとなった。
▲田中(左)がタイトルマッチへ向けて一歩駒を進めた
▼第9試合 WPMF日本ウェルター級王座次期挑戦者決定トーナメント準決勝戦 WPMF日本ルール 3分5R
○田中秀弥(RIKIX/ウェルター級2位)
判定3−0 ※三者とも49−47
●笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB/ウェルター級3位)
※田中が決勝戦へ進出。
田中は4月の『REBELS-EX』で無敗のホープ・引藤伸哉から判定勝ち。6月のNAGOYA KICKでは元ルンピニースタジアム認定スーパーライト級5位のラットパチャー・RSプロモーションを相手に判定勝ちと連勝中。
対する笹谷は、4月の新日本キックで日本ウェルター級王者・緑川創から価値ある判定勝利を収めた。勝者は過去に1度対戦し、田中が勝利している。
この一戦はWPMF日本ウェルター級王座次期挑戦者決定トーナメント準決勝戦として行われ、7月15日(日)後楽園ホールで行われるMA日本キック興行内での中澤純(ワイルドシーサー群馬)vs高修満(エイワスポーツジム)の勝者と今秋に決勝戦。その勝者が挑戦者として年内にT-98(タクヤ/クロスポイント吉祥寺)が保持するタイトルに挑戦する。
1R、サウスポーの笹谷がジャブで距離をとりつつ田中の攻撃をかわしてのロー。田中の右ローに笹谷が左ストレートを合わせ、田中はバランスを崩す。体勢を立て直した田中はパンチで近付いていくが、笹谷のヒザをもらう。
2R、田中はジャブから蹴りのコンビネーションで動き回る笹谷を捉えて行くが、笹谷も飛び込んでの左右フックとヒジで応戦する。田中はジャブから右ミドルを多用、笹谷は左ハイも狙ってくる。
3R、ステップを使って動き回る笹谷は飛び込んでのパンチ連打、田中は右ミドルで動きを止めにいくが、笹谷は左右に動いて田中に攻めさせない。笹谷の左フックをもらった直後、田中が右ハイキック。大きくバランスを崩した笹谷は組んでのヒザ蹴り。動く笹谷を追いかけて田中が右ミドルとパンチ連打。
4R、右ミドルを連発していく田中が、徐々に笹谷を追い詰めていく。笹谷の飛び込み際にパンチを合わせ、右ミドルから左右の連打。田中は立ち止まり、笹谷が入ってくるとワンツー。パンチからヒジでラッシュをかける。
5R、前に出る田中に右アッパーを狙う笹谷。田中のヒジで笹原は左目上から流血し、ドクターチェックを受ける。笹谷はバックキック、飛び込んでのヒジ。残り1分で田中がパンチとヒジで前へ出ると、笹谷もヒジとバックブロー。お互いにクリーンヒットを奪う。奮戦した笹谷だったが、田中が判定3−0で決勝へ駒を進めた。
▲4月の田中秀弥戦まで無敗だった引藤(右)が再起戦を勝利で飾った
▼第8試合 ウェルター級 WPMF日本ルール 3分5R
○引藤伸哉(ONE’S GOAL/同級6位)
判定3−0 ※三者とも30−28
●CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM/同級10位)
1R、両者サウスポーに構え、引藤は圧力を掛けながら左ストレートで近付いてのフックとヒジ。首相撲に持ち込むとヒザを真っ直ぐに突き刺す。CAZはローと右フック。引藤が首相撲からのヒザと左ストレートで押し気味にこのラウンドを終えた。
2Rもワンツーで押していく引藤。接近すると首相撲からのヒジ、離れると左右ロー。CAZはハイキックを繰り出すが、引藤のパンチとヒザに押される。引藤がパンチからの左ローでCAZを圧倒。
3R、徹底して左ローを蹴っていく引藤。CAZは左右フックで前へ出るが、その度に左ローを蹴られる。打ち合いに持っていくCAZだが、引藤は前蹴りと押し返しての左ロー。最後はヒザとヒジで引藤が攻め、判定勝ちを収めた。
▲因縁の再戦は板倉(左)が圧勝した
▼第7試合 ウェルター級 WPMF日本ルール 3分3R
○板倉直人(スクランブル渋谷/WPMF日本ウェルター級6位)
KO 1R54秒
●基流・ザ・ビャー(侍修斗クラブ/元日本プロキック連盟スーパーライト級王者、元MAミドル級8位)
このカードは6月のM-1昼の部メインイベントで行われたが、試合開始早々、板倉のローキックが基流の下腹部に直撃しドクターストップ。WPMF日本ルールに則り、ノーコンテストとなっていた。
ドクターの制止を振り切って続行を訴えた基流及び所属ジムは、試合直後に再戦を即希望。同じく板倉と所属ジムサイドも即受諾し、今回の再戦が実現した。
1R、サウスポーの板倉は左ミドル。板倉がプッシュして基流のバランスを崩し、倒れる間際に左ヒジ! 基流はロープの外に逃れるようにダウンし、何とか起き上がろうとするが立ち上がることが出来ず、板倉の秒殺KO勝ちとなった。
▲白鳥(左)は鮮やかなハイキックでダウンを奪って優勝を決めた
▼第4試合 NEXT HERORS CUP決勝戦 スーパーフェザー級 WPMF日本ルール 3分3R
○白鳥大珠(しらとり・たいじゅ/尚武会)
判定3−0 ※29−27、30−26、30−26
●倉科大地(藤原敏男スポーツジム)
※白鳥が優勝。
白鳥は日本テレビの人気番組『世界の果てまでイッテQ!』に出演し、日本の空手少年代表として少林拳やムエタイとの戦いを繰り広げて話題を呼んだ。その後はキックボクシングに転向し、昨年の2月20日にプロデビュー。現在は16歳の高校生だ。
トーナメント決勝戦では、名門・藤原ジム所属で28歳の倉科大地と対戦。白鳥は空手仕込みの蹴りを駆使し、距離を取りながら前蹴りを倉科の顔面に何度も突き刺した。そして、3Rには見事な左ハイキックでダウンを奪い、判定勝ち。新人王戦を制した。
▼第6試合 54kg契約 WPMF日本ルール 3分3R
△三好 純(y-park/WPMF日本バンタム級5位)
ドロー 判定1−0 ※29−29、30−29、29−29
△高木慎一(Wolf Kickboxing Gym)
▼第5試合 ライト級 WPMF日本ルール 3分3R
○NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺/WPMF日本スーパーライト級8位)
TKO 2R2分53秒
●和幸・ゴールドライフジム(ゴールドライフジム)
▼第3試合 NEXT HERORS CUP決勝戦 ライト級 WPMF日本ルール 3分3R
○たくあきラジャサクレック(ラジャサクレック・ムエタイジム)
判定3−0 ※三者とも30−27
●白幡健太郎(クロスポイント吉祥寺)
※たくあきが優勝。
▼第2試合 スーパーライト級 WPMF日本ルール 3分3R
○大橋悠一(クロスポイント大泉)※デビュー戦
TKO 1R1分40秒 ※レフェリーストップ
●安東雅喬(湘南格闘クラブ)
▼第1試合 スーパーバンタム級 WPMF日本ルール 3分3R
○充志(RIKIX)※デビュー戦
判定2−0 ※30−29、29−29、29−28
●小林 優(クロスポイント吉祥寺)
★メインイベント(森井洋介vs長嶋大樹)〜第11試合(コンゲンチャイvs増田博正)の試合結果はこちら
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