日本キックボクシング連盟/NKB実行委員会
「2012特攻シリーズ」
2012年10月13日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第11試合) NKBフェザー級タイトルマッチ 3分5R
△夜魔神(SQUARE-UP道場/NKBフェザー級王者)
ドロー 判定1−0 ※49−48、49−49、49−49
△HIRΦKI(Dropout/同級1位/挑戦者)
※夜魔神が初防衛に成功
夜魔神(やましん)は2月の後楽園大会で当時王者だった谷真臣とのタイトルマッチを制し、第11代王者に。王者になっての初戦となった7月の桃井浩戦ではヒザ蹴りで4度のダウンを奪って快勝している。対するHIRΦKIは7月に滑飛タイジを破り、王座挑戦権を獲得した。
夜魔神とHIRΦKI(リングネームは川崎博喜)は2008年10月に対戦しており、HIRΦKIが判定勝ちしている。4年ぶりの再戦で夜魔神がリベンジに成功し、初防衛なるか。それともHIRΦKIがDropoutにヤスユキに続いて2本目のベルトを持ち帰るのか。
1R、オーソドックスのヤスユキが右ミドル、右ストレートと、長身を活かした攻撃。早くもペースを握る夜魔神が右ハイをクリーンヒット! 耐える夜魔神は前に出続けて首相撲を仕掛ける。
2R、夜魔神が右ロー、前蹴りでガンガン前に出る。HIRΦKIはワンツー、ミドルを返していくものの、夜魔神のプレッシャーの前に後退してしまう。さらに首相撲を仕掛けられ、削られていく。
3R、夜魔神はHIRΦKIとの距離を潰しては首相撲を仕掛けていく。さらには組んでからの右ローを放ち、HIRΦKIが後半になって失速してしまう。
最終Rも、夜魔神の首相撲に前に、HIRΦKIは疲れを見せ始め、1Rのような力強い打撃が見られない。 徹底した首相撲を仕掛ける夜魔神。後半のポイントは完全に夜魔神に入るも、HIRΦKIはミドル連打、首相撲で応戦。判定決着となり、夜魔神に一票入るもドロー。
初防衛に成功した夜魔神は「減量がきついで、今回はラストフェザー級戦として考えて臨みました。(同じSQUARE-UP道場の)大和知也(ライト級2位)、大作(ライト級4位)には悪いけど、階級を1つ上げて次はライト級でやっていきたい」という。
試合前には、梅野源治と首相撲特訓をしてきた夜魔神。「タイトル防衛できて、明日K-1で試合する梅野くんにいい形でバトンを渡せたかな」と笑顔を見せた。
▼セミファイナル(第10試合) NKBミドル級 3分5R
○村井崇裕(京都野口/NKBミドル級4位)
KO 2R1分53秒
●塚野真一(拳心館/NKBミドル級2位)
▼第9試合 NKBライト級 3分5R
△石井修平(ケーアクティブ/NKBライト級7位)
ドロー 判定1−1 ※50−49、49−50、50−50
△大心(SQUARE-UP道場/NKBライト級8位)
▼第8試合 NKBバンタム級 3分5R
○林 昌孝(京都野口/NKBバンタム級6位)
KO 3R1分24秒
●山田大輔(杉並/NKBバンタム級4位)
▼第7試合 NKBライト級 3分3R
○雄希(テツ)
判定3−0 ※三者とも29−25
●西尾ヒロカヅ(Dropout/NKBライト級10位)
▼第6試合 NKBバンタム級 3分3R
○大揮(京都野口/NKBバンタム級7位)
判定2−0 ※30−29、29−29、30−29
●伴 智啓(ケーアクティブ)
▼第5試合 NKBミドル級 3分3R
○森 大地(JK国際)
判定2−0 ※30−30、30−28、30−28
●塚田龍介(拳心館)
▼第4試合 NKBウェルター級 3分3R
○福舘 正(TEAM-KOK)
TKO 2R1分30秒
●鈴木 広(八王子FSG)
▼第3試合 NKBバンタム級 3分3R
△松永 亮(拳心館/NKBバンタム級10位)
ドロー 判定1−0 ※30−30、30−28、30−30
△テゲ(Dropout)
▼第2試合 NKBフェザー級 3分3R
○KAZUYA(JK国際)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
●森田圭輔(テツ)
▼第1試合 NKBミドル級 3分3R
○石塚 拓(大塚道場)
判定2−0 ※30−30、30−29、30−29
●佐藤彰彦(村越)
|