3月14日(土)東京・後楽園ホールで行われる、Krush実行委員会/全日本キックボクシング連盟『Krush.2』のメインイベントで石川直生(青春塾)と対戦する大月晴明(AJKF)。一撃必殺のパンチを武器に“爆腕”のニックネームを持つ大月は、昨年から新設された「K-1
60kg級」で2戦するも、持ち味は発揮できていない。しかし、親友・石川との一戦では間違いなく、デビューから18連勝(16KO)を記録したあの“爆腕伝説”が見られるだろう。大一番を前にした大月の今の心境に迫る。
PROFILE 大月晴明(おおつき・はるあき) 1973年12月30日、京都府出身 身長165cm 1999年10月8日、全日本キックボクシング連盟(AJKF)興行でプロデビュー。 デビュー後6連勝し、2001年1月4日に全日本フェザー級王座決定戦で遠藤慎介と対戦予定であったが、膝関節捻挫で欠場となった。 2001年4月6日、AJKF興行で立嶋篤史と対戦し、5Rに右アッパーの連打でKO勝ち。 2002年3月30日、マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟のトーナメント1回戦でJ-NETWORKフェザー級王者増田博正に右ミドルキックでKO勝ちするも、右足首を負傷し準決勝を辞退した。 2003年1月4日、AJKF興行で王者林亜欧に右フックでKO勝ちし、デビュー以来10連勝で全日本ライト級王者となった。 2004年6月18日の全日本ライト級最強決定トーナメント決勝大会を左膝内側半月板を損傷のため欠場した。同年9月に全日本ライト級王座を返上した。 2005年1月4日、AJKF興行で王者小林聡にフック連打でKO勝ちし、デビュー以来18連勝でWPKC世界ムエタイライト級王者に。 2008年7月7日、K-1
WORLD MAX 2008でK-1デビュー戦。 2008年10月1日、K-1 WORLD MAX 2008で梶原龍児と対戦し、判定勝ち。 戦績:28戦24勝(19KO)4敗 全日本キックボクシング連盟/AJKF所属
| ■K-1で持ち味の爆腕パンチを発揮できなかった理由とは ――大月選手にとって昨年はどういった一年だったでしょうか? 「去年はK-1という大舞台に出させてもらったので、いい経験になりました。凄くよかったと思います」 ――7月のデビット・ドゥージャ戦、12月の梶原龍児戦とK-1での2試合を見ていて感じたのですが、いつもの大月選手の爆腕パンチが見られなく持ち味が出ていないように感じました。 「実は手をケガしていていたんです。ようやく回復しましたね」 ――えっ、そうだったんですか! それは練習中に負傷したんですか? 「そうですね。結構ひどくて今までで一番大きなケガでした。右手のこぶしを負傷したんですけど、全く強く殴れませんでした」 ――全治にどのくらいかかったのでしょう。 「全治というよりも、もう治らないんじゃないかというぐらいにひどかったですね。骨も変形していたんです。試合前に注射を打って出てましたから。グローブをはめたら痛みがとれなくて『もうパンチを打てないな』と思ったので、サウスポーで攻めました」 ――もしそのケガがなかったら、K-1の舞台で豪快なKOを見せられたという悔しさもあるのでは。 「そうですね。試合後に自分の試合のビデオを見たんですけど、思いっきり打ってないので攻撃に迫力がなかったですよね。どうしても加減して打っているので……
大月晴明インタビュー内容
■K-1で持ち味の爆腕パンチを発揮できなかった理由とは ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■元ボクシング王者・渡辺一久が大月に対して意識!? ■石川と行った合コンの日々。「石川は師匠のようなもの」
■引退間近?? 「今年は強いやつを全員ぶっ倒す」 | |
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