5月30日(日)東京・JCBホールで開催されるサステイン『The Way of SHOOTO 03〜Like a Tiger,Like a Dragon』で、世界ウェルター級王者ヴィラミー・シケリム(ブラジル)の持つ世界タイトルに挑戦する遠藤。この試合は遠藤にとってチャンピオンシップであると同時に、1年前に一本負けを喫しているシケリムとの再戦にもなった。この1年で環太平洋王者になるなど、大きな成長を遂げた遠藤がリベンジとベルト奪還を誓った!(2010年5月27日UP)
PROFILE
遠藤雄介(えんどう・ゆうすけ)
1983年2月3日、静岡県富士宮市出身
2003年、東日本アマチュア修斗選手権ウェルター級準優勝
同年5月にDEMOLITIONでプロデビューを果たす
2004年、修斗ウェルター級新人王を獲得
2007年11月8日、環太平洋ウェルター級チャンピオンシップで中蔵隆志と対戦するも判定で敗れる
2008年7月18日、冨樫健一郎を下して環太平洋ウェルター級王座を獲得
2009年5月10日、今大会で対戦するヴィラミー・シケリムにフロントチョークで一本負けを喫する
しかし同年9月、朴光哲に一本勝ちして環太平洋王座の初防衛に成功
身長173cm、試合体重70kg
MMA戦績:13勝3敗2分
GOKITA GYM所属 |
■シケリムとは試合翌日にでも再戦したかった
ーー今回は世界タイトルをかけて、シケリムとのリベンジマッチに挑むことになりました。遠藤選手は前回の試合が終わった後、すぐにでもリベンジしたい気持ちだったんですか?
「次の日にも再戦したかったです(苦笑)。そういう悔しさも残ってましたけど、いずれは再戦をやるつもりだったので、時間が経ってからは対策を立てておかなきゃなと思うようになりました」
ーー遠藤選手から見て、この一年でシケリムはどんなところが成長していると感じていますか?
「技術的に伸びているとは思うのですが、選手として大人になって来ているのかなと思いますね。目つきや顔つきを見ていても、一戦一戦にかける想いが強くなっている気がして、より選手の顔になってきたなと思います」
ーーシケリムは技術的に洗練されている印象があるのですが、昔の荒々しいスタイルと今の洗練されているスタイルはどちらがやりやすいですか?
「ガムシャラに来る怖さがあれば、緻密な技術戦の難しさもあるので、一概にどちらとは言えないです」
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