1月23日(日)東京・ディファ有明で開催される『REBELS.6』のメインイベント、WPMF日本ウェルター級王座決定トーナメント決勝戦で渡部太基と対戦する田中。トーナメントでは1回戦・準決勝で接戦が続いたが、厳しい試合の連続は自らのキャリアアップにつながっているという。自身にとって初めての王座決定戦を前に田中がベルトへの想いを熱く語った(2011年1月19日UP)
PROFILE
田中秀弥(たなか・ひでや)
1983年11月25日、愛知県出身
身長180cm
地元・愛知でプロデビュー。その後に上京し、RIKIXに入門。
2006年1月のJ-NETWORK後楽園大会で東京でのデビューを果たす。
その後はRISE、M-1、レベルスに出場し、キャリアを積み重ねる。
2010年9月23日から初代WPMF日本ウェルター級王座決定トーナメントに参戦。
1回戦で藤倉悠作にマスト判定で勝利者扱いとなり準決勝へ進出。(※公式結果はドロー)
準決勝ではT-98に判定2−1で勝利し、決勝戦で渡部太基と対戦する。
戦績:14勝(4KO)4敗1分
RIKIX所属 |
■走り込み強化でスタミナ+蹴りのパワーがアップ!
ーー試合まで約2週間ですが、今が練習の追い込みのピークですか?(取材日は1月11日)
「そうですね。12月に入ってから練習量を上げて、今回は普段の練習に加え、走り込みに力を入れてきました。長南(亮)さんや白井(祐矢)さんの走りこみに参加させてもらってガンガン走っています。
渡部(太基)選手はスタミナがある選手なので、もし5Rまで試合がもつれてもスタミナが切れないように仕上げていますね。普段のロードワークで長い距離を走るスタミナと短距離を何本もダッシュするスタミナは別だと思うんですよ。今回は後者のスタミナがアップしているし、足もパンパンになっていい練習になっています」
ーー走り込みの成果は練習で感じていますか?
「試合にならなければ分からない部分はあると思うのですが、ミットを蹴った時の蹴りのパワーは上がっている感触があります。体を治療してもらっている先生にも『ふくらはぎが太くなったよね』と言われて、身体的な変化もあります」
ーー今回の対戦相手である渡部選手とは昨年6月に対戦して判定勝ちしている相手です。
「僕は前回の渡部選手とは別人だと思って試合をするつもりです。パンチ、蹴り、ハイキックという基本的なファイトスタイルは変わっていないと思うのですが、2戦連続でKO勝利していて、すごく自信をつけていると思うんですね。上手く口では言い表せないのですが、確実に変化を遂げていると思います」
■1回戦・準決勝の5Rに及ぶ接戦で田中が得たものとは?
ーー逆に田中自身はトーナメントがスタートして自分にどんな変化があったと思いますか?
「1回戦の藤倉(悠作)選手はすごく頑丈で…
田中秀弥インタビュー内容
■走り込み強化でスタミナ+蹴りのパワーがアップ!
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■1回戦・準決勝の5Rに及ぶ接戦で田中が得たものとは?
■RIKIX所属のキックボクサーとしての意地とプライド
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