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 2006.12.16  高島学×熊久保英幸 第2弾



熊久保 そもそも高島さんは、なぜそこまで海外の大会に興味を持っているんですか?

高島 どこにも載ってないからですよ。だって、どこにも載ってないでしょ?

熊久保 たしかに。

高島 最初、僕が海外に行くようになったのは生き残るためなんです。僕は95年にこの業界に入ったんですけど、当時の格通は谷川さんが編集長で、編集部には安西さん、松井さん、石黒さん、朝岡さん、三次さんがいる。フリーを見ても布施さん、須山さん、安田さん。そんなメンバーがいたら、僕に仕事なんて回ってこないじゃないですか?

 この人たちは何が出来ないだろう? どうやって盲点を突けばいいんだろう? って考えたら、誰も英語を使えないし、海外の情報は通信員がいるタイやオランダの情報しか載ってないんですよ。その時に僕はフランスのデニー・ビルを見て、何てコイツは凄いんだろうと思ったんです。でもフランスのことなんてゴン格通信員の宮嵜さんしか載せてなかった。だから僕は宮嵜さんの記事は全部コピーしてたんです。

熊久保 宮嵜さんは僕が編集長の時に起用したんですよ! あれほど未知の強豪が毎月出て来るレポートはなかったですよね。知らない名前ばかりで。

高島 ただ、当時のゴン格は残念ながら見せる術がちょっとね…(笑)

熊久保 ハハハ…ハ……(苦笑)。

高島 ジェロム・レ・バンナがK-1GPで準優勝したのに、格通では全員が同時期に頭角を現してたマイク・ベルナルドの方に行っちゃって、フランスは完全に無視だったわけです。それで「だったら僕がフランスに行ってみよう」と思って、今のカミさんにお金を借りて飛行機代を出してもらったんですよ(笑)

熊久保 へえ〜! フランスではどんなことを取材したんですか?

高島 時間だけはあったから、色んなものを見まくったんですよ。そしたら谷川さんが「それ面白いね。連載にしようよ」って言ってくれたんです。文章もつたなくて松井さんにいつも怒られてましたけど(笑)。全然深い意味はなかったと思うんですが、谷川さんに「キミみたいな人間が海外ではりきってくれ!」って言われたら、やっぱりはりきるじゃないですか? それで仕事が増えるようになったんです。

 UFCの報じられ方なんかを見てても「俺だったらもっと違うのにな」って思ってたし、とにかくUFCに行きたかったですよね。ペーペーなんで海外まで行かせてくれるお金を出してもらえるわけじゃない。まだ素人で海外を放浪している時に、グレイシー柔術が出てきて柔術の大会ってなんだろうって思って、いきなりマチャドの道場に行ったんです。それで「柔術のルールを教えてくれ」と。そしたらヒーガン・マチャドは「柔術はキモノを着てやるもんだ」って言うんです。その頃は道衣をキモノって呼ぶなんて知らなかったから、話が全然通じない。挙句の果てにマチャドは怒り出すし(笑)。

 話が帰結するけど、自分が知りたいものを知ろうぜってことなんです。自分が知りたくないものには足を運ぶ必要がないと思うし、自分が知りたいものを知ってそれを伝えたいんです。今、UFCにメルビン・ギラードってもの凄いヤツがいるし、ディエゴ・サンチェスなんてメチャメチャ強いと思うんですよ。

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≫第1弾続きはこちらから

 熊久保英幸【くまくぼ・ひでゆき】
 1967年6月23日、東京都出身。学生時代からの格闘技好きが高じて、89年1月に日本スポーツ出版社『ゴング格闘技』誌編集部でアルバイト開始。
 同年6月に社員となり、91年より同誌の副編集長、94年より編集長を務める。2000年には企画部長に就任、『ゴング格闘技プラス』や『ゴング格闘技ムックシリーズ』などを手がけた。
 編著に『最強最後の大山倍達読本』『完全無欠の前田日明読本』『PRIDE最強読本』他多数。
       
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