4月1日(木)東京・代官山の伊原道場で、4・7「K-1
WORLD MAX 2004〜世界一決定トーナメント」でV2を狙う魔裟斗が公開練習を行った。
練習に先立ち、インタビューに応じた魔裟斗は終始リラックスムード。「先週で練習の山場を迎えて、今は疲れもとれてスピードも切れも出てきた。当日はリングにいいコンディションで上がれると思う」と自信を覗かせた。
開幕戦で対戦するセルカン・イルマッツについて改めて聞かれると、「あれからビデオを見直したんですけど、見れば見るほど俺の負ける相手じゃないなと。負けないと思うけど、気を引き締めていく。何があるか分からないんで。パンチで来るか、蹴りで来るか分からないけどどっちで来ても大丈夫」と答え、イルマッツ独特のトリッキーな蹴りについても「回転系の技はモーションが大きいので、俺には当たらない」と切り捨てた。
今の自分を動物に例えると、「ライオン。腹をすかしたライオンですね」と魔裟斗。百獣の王ライオンは、ウサギ一匹を狩るのにも全力を尽くすということだろう。
「チャンピオンとして、1秒でも早く倒すことが大事じゃないかと思う。KOを狙っていきます。プレッシャー? ありませんね。チャンピオンであっても、また挑戦する事に変わりはない」。
魔裟斗によれば、パンチの種類が増えて攻撃が多彩になり、一発一発の力も前より強くなったという。さらに、ボクシングの日本ランカーや8回戦選手たちと30Rのスパーをこなしたことで、パンチがよく見えるようにもなり、相手のパンチにカウンターを合わせやすくなった。
「イルマッツは背が高いので、180cmくらいを想定してスパーをやってきた」と言う魔裟斗だが、その対策として出入りのスピードを重視したトレーニングを積んできた。ケビン山崎の元でも、出入りのスピードを早くするメニューを組んでもらったという。
「出し惜しみはしない。出し惜しみをして勝てるほど、弱い相手ではないと思う」
魔裟斗は再度、気持ちを引き締めた。
インタビューの後に行われた公開練習では、様々なフェイントを入れたパンチ、得意のブロッキングからの返しでは左フック以外のパンチ、右クロスなどを披露。また、ヌアトラニーとのスパーでは右ハイキックでダウンを奪うなど、言葉どおりの好調ぶりを見せつけた。
FEG「K-1 WORLD MAX2004〜世界一決定トーナメント開幕戦〜」
4月7日(水)東京・国立代々木競技場第一体育館
開場17:00 開始18:00
<対戦カード>
▼リザーブマッチ 3分3R
フジ・チャルムサック(タイ/伊原道場)
VS
ジャン・スカボロスキー(フランス/ジョッキージム)
▼リザーブマッチ 3分3R
DAVID(アメリカ/真樹ジムオキナワ)
VS
康恩(中国/北京盛華武術博撃ジム)
▼第1試合 3分3R 延長2R
マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム) VS
HAYATO(日本/FUTURE_TRIBE)
▼第2試合 3分3R 延長2R
小比類巻貴之(日本/チーム・ドラゴン)
VS
パウロ・バリシャ(スイス/ダイヤモンドジム・バーセル)
▼第3試合 3分3R 延長2R
シャミール・ガイダルベコフ(ロシア/スコーピオンジム)
VS
マルフィオ・カノレッティ(ブラジル/シッチ・マスター・ロニー)
▼第4試合 3分3R 延長2R
ドゥエィン・ラドウィック(米国/3-Dマーシャルアーツ)
VS
ジョン・ウェイン(オーストラリア/ブンチュウジム)
▼第5試合 3分3R 延長2R
ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポープラムックジム)
VS
ジョーダン・タイ(ニュージーランド)
▼第6試合 5分3R K-1MMAルール
山本KID徳郁(日本/PUREBRED東京)
VS
トニー・バレント(アメリカ/ブラックコブララスベガス)
▼第7試合 3分3R 延長2R
アルバート・クラウス(オランダ/ブーリーズジム)
VS
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/モンゴルプロレス協会)
▼第7試合 3分3R 延長2R
魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
VS
セルカン・イルマッツ(トルコ/チーム・ソラック)
<チケット料金>
SRS席 22,000円
S席12,000円
A席6,000円
魔裟斗応援シート 12,000円(S席・特典付き)
<発売中>
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<お問い合わせ>
皆EG 03-3796-5060
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