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写真提供 DSE |
総合格闘技初挑戦にして、いきなり吉田秀彦(吉田道場)というビッグネームを相手にするマーク・ハント(リバプール・キックボクシングジム)。しかし気負いは全くないようだ。
GP開幕戦後、ハントは「寝技は8時間しかやってない」という発言していたが、榊原社長によれば、これは事実ではないらしい。すでに総合用の練習はしっかり積んでおり、午前中にボクシングを、午後からは柔術のコーチを3人ほどつけてグラウンドのスキルを磨いているとのこと。
またハントはプロ級のテニスの腕前の持ち主。4月に来日した際には、
「テニスプレーヤーを用意してくれ」と直訴し、3,4時間ほどテニスで汗を流した。その様子を見た榊原社長は「あれだけの身体をしているのに瞬発力とフットワークはものすごい」と、ハントの身体能力に舌を巻くほどだ。
体重に関してもフリーウエイトとなるため、ハントの方が約20kg重い。それに加え、サモア系特有の腰の重そうな体型を見れば、いくら吉田といえども簡単にテイクダウンをするのは難しいだろう。
2002年末のバンナ戦から1年以上も試合間隔が空いたハントだが、総合の舞台で新たな衝撃を与えてくれるかもしれない。
DSE「PRIDE GP 2004 2nd ROUND」
2004年6月20日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
<対戦カード>
▼ワンマッチ
吉田秀彦(吉田道場)
VS
マーク・ハント(リバプール・キックボクシングジム)
桜庭和志(高田道場)
VS
ニーノ・"エルビス"・シェンブリ(グレイシー・バッハ)
クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン(チーム・オオヤマ)
VS
ヒカルド・アローナ(ブラジリアン・トップ・チーム)
▼GP二回戦
エメリヤーエンコ・ヒョードル(レッドデビル)
VS
ケビン・ランデルマン(ハンマーハウス)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップ・チーム)
VS
ヒース・ヒーリング(ゴールデン・グローリー)
小川直也(UFO)
VS
ジャイアント・シルバ(フリー)
セーム・シュルト(ゴールデン・グローリー)
VS
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシアン・トップ・チーム)
≫過去のPRIDEファイターのスパーリング映像
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップ・チーム)
『武士道 其の壱』 グレイシーチーム
ホイス・グレイシー(ホイス・グレイシー柔術アカデミー)
高瀬大樹(フリー)、長南亮(フリー)、中村和裕(吉田道場)
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