6月14日(月)、東京・
赤坂豊川稲荷で『IKUSA YOUNGGUNNERS 3』の対戦発表記者会見が行われた。場所がお寺ということもあり、会見の前には出席者が本堂でご祈祷を受けるといった行事も盛り込まれた。今回の『IKUSA』は『YOUNG GUNNERS』の名の通り、若手が中心となる興行だが、
エース・HAYATO(FUTURE_TRIBE)の出場に代表されるように、『IKUSA』本戦で行われてもおかしくないような豪華な対戦カードが並んだ。
まず4月に全日本キックを退団し、フリーとなった新田明臣(バンゲリングベイ)は、SPARTANミドル級王者・ナーコウ・スパイン(ニュージーランド)との対戦が決定した。スパインは2月のシュートボクシングで緒形健一(シーザージム)にKO負けを喫している選手だ。このマッチメークについて小澤プロデューサーは「新田選手を再び『K-1』へ出場させるためのプロジェクトの一つ。『K-1』に出た緒形選手がKO勝ちしている相手なんで、ここはあえて緒形選手と比べてみたい」と説明した。これに対して新田もあくまで「『K-1』のことしか考えていない」。「緒形選手と比較されることは全く意識していない」とは言うものの、周りを納得させるためには、緒形以上のインパクトを残さなければならないだろう。
元Jリーガーの格闘家転身で話題を呼んだ矢野マイケル(DIA-DRA ISHIN)はいきなり強敵とぶつかることとなった。対戦相手の菊地浩一(寝屋川ジム)は現在、シュートボクシングで5戦5勝4KOの戦績を残しているシュートボクシングの超新星。強烈な左ストレートを得意とし、関係者の間でも評価が高い。「デビュー戦ではあるけれど、勝負に勝つということはサッカーも格闘技と一緒。チャレンジャーとして結果といい内容を見せたい」と意気込みを語った矢野。さらに「テクニックで負けていても精神力で勝てばいい。格闘家である前に自分は男なんで殺るか殺られるかの気持ちで戦う」と決意の固さを改めて口にした。一方の菊地は格闘技の先輩として負けるわけにはいかない。「格闘技は甘くない。きっちりKOで勝つ」と言葉は少ないものの、静かに自信の程をうかがわせた。
約半年振りの『IKUSA』復帰戦となるHAYATOの対戦相手は現在のところ調整中。ある程度候補は絞られている状態で海外選手になる模様だ。
※各選手のコメント、質疑応答は後ほどアップ!
「IKUSA YOUNGGUNNERS3〜RETURNS〜@ODAIBA」
2004年7月10日(土)東京・お台場スタジオ・ドリーム・メーカー
開場16:00 本戦開始17:00
※オープニングファイトは16:00開始
<対戦カード>
▼メインイベント 打撃GT3分3R 最大延長2R肘なし 70kg契約
HAYATO(FUTURE_TRIBE)
VS
現在調整中
▼セミファイナル 打撃GT3分3R 最大延長2R肘なし 71kg契約
新田明臣(バンゲリングベイ)
VS
ナーコウ・スパイン(ニュージーランド)
▼IKUSA その伍 SB公式戦IKUSA特別ルール 3分3R 最大延長2R肘なし 60kg契約
歌川暁文(U.W.Fスネークピットジャパン)
VS
アダム・ザ・アグレッサー(オーストラリア)
▼IKUSA その四 打撃GT3分3R 最大延長2R肘なし 53.5kg契約
森田晃允(士道館橋本道場)
VS
小林良平(TARGET)
▼IKUSA その参 打撃GU3分3R 最大延長2R肘なし 70kg契約
菊地浩一(寝屋川ジム)
VS
矢野マイケル(DIA-DRA ISHIN)
▼IKUSA その弐 打撃GU3分3R 最大延長2R肘なし 68kg契約
CRAZY884(スクランブル渋谷)
VS
山辺英人(山木ジム)
▼IKUSA その壱 総合GU5分2R 60kg契約
RYOTA(キングダム・エルガイツ)
VS
関谷忠治(AACC)
▼IKUSA オープニングファイト 打撃GU3分3R 最大延長2R肘なし 54kg契約
KENT(湘南格闘クラブ)
VS
松尾宗(POWER RX)
<チケット料金>
VIP席 15,000円/SRS席 12,000円/HAYATO応援シート 8,000円/A席ならびに各選手応援シート 7,000円
<発売中>
IKUSA公式サイト http://www.ikusa.net
イープラス http://eee.eplus.co.jp/
チケットぴあ http://t.pia.co.jp/
<お問い合わせ>
IKUSA事務局 03-5213-7331
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