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【全日本キック】日本VSミャンマー対抗戦の詳細決定

2004/06/30


 7月10、11日(現地時間)の二日間にわたって開催される打撃格闘技大会『ミャンマー・ラウェイ』の“ミャンマーVS日本・4対4対抗戦”に、全日本キックが選手を派遣する事が正式決定した。

 今回、全日本キックボクシング連盟は藤原ジムの藤原敏男会長を「選手団・団長」に迎え、格闘結社田中塾の田中健一代表と慧舟會総本部の西良典代表が監督、田中塾と慧舟會計4選手が参戦する。

 なお、今大会は国際親善の意義も込めた“国家イベント”として位置づけられており、ミャンマー・ラウェイ1000年の歴史の中で初めての日本人選手参戦ということで、現地では大きなニュースとして話題を集めている。

●大会概要 
[主催]ミャンマー・ラウェイ協会/TNTグループ(ラウェイ興業民間会社)
[後援]ミャンマー政府スポーツ省/ミャンマー伝統スポーツ協会
[選手派遣窓口]全日本キックボクシング連盟
[選手団・団長]藤原敏男(全日本キックボクシング連盟/藤原ジム・代表)
[監督]田中健一(格闘結社田中塾)
    西 良典(慧舟會総本部)


[2004年7月10日(土)PM2:00〜]
▼67.00kg契約
Aya Bo Sein(ミャンマー)
VS
田村彰敏(格闘結社田中塾)

▼63.50kg契約
Nine One Lay(ミャンマー)
VS
山本武晴(パワーナイン)

[2004年7月11日(日)PM2:00〜]
▼74.85kg契約
Shwe Sai(ミャンマー)
VS
新美吉太郎(格闘結社田中塾)

▼57.15kg契約
Win Tun(ミャンマー)
VS
若杉成次(慧舟會福岡)

◆会場/ミャンマーの首都ヤンゴン「ミャンマー国立室内競技場」
収容人員:15,000人


●『ミャンマー・ラウェイ』とは?
 拳にバンテージのみを巻いた素手に近い状態で、パンチ、キック、ヒザ、ヒジに加え頭突きと投げが認められる、約1000年の歴史を誇るミャンマーの伝統的な立ち技格闘技のこと。これまで日本では、ビルマ拳法や素手のムエタイという意味でのムエ・カッチューアなどの名称で知られていたが、正式な競技名は「ラ(手、拳の意味)ウェイ(闘い)」である。

●ミャンマー・ラウェイ公式ルール
・3分5ラウンド、インターバル2分
・拳にはバンテージのみ着用。
・通常ムエタイルールに加え、ヒジ打ち、頭突き、投げが有効。
・本戦5R終了時は判定は行わず、すべてドローとなる。

●過去の国際大会
 ミャンマー・ラウェイでは、2001年6月にアメリカより3選手を迎え、約1000年の歴史の中で初の国際大会を行った。先日のパンクラスで近藤有己と対戦したシャノン"ザ・キャノン"リッチ、アルバート・ラミレス、ダグ・エバンスの3選手がミャンマー選手と闘い、いずれも1ラウンドでKO負けを喫している。
※1993年に大道塾(当時)の市原海樹が挑戦したミャンマー・ラウェイはお祭りの一環として行われた大会で、国家公認の大会ではなかった。

●テレビ
 テレビ朝日系「報道ステーション」が現地収録・オンエア予定。



【関連リンク】
≫全日本キック公式サイト
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