11月3日(水・祝)東京・Zepp Tokyoで開催されるZST事務局『ZST-GP2 オープニングステージ』(フェザー級トーナメント)のGP参加6選手が決定した。
かねてから出場が有力視されていたレギュラーメンバーの所英男(STAND)、レミギウス・モリカビュチス(リトアニア)の両選手はもちろん参戦。先に発表されていた五輪メダリストのアルメン・ナザリアン(ブルガリア)以外にも興味深い顔ぶれが出揃った。
修斗勢としてZSTにはおなじみの大石真丈(SHOOTO GYM K'zFACTORY)が昨年のZST-GPに引き続き参戦。さらにプロ修斗世界フェザー級8位の勝村周一朗(SHOOTO GYM K'zFACTORY)の出場が決定した。
勝村はかつて養護施設で働きながらプロ格闘家として活躍し"リアルタイガーマスク"として知られる選手。現在は施設を離れてしまったものの、厳しい練習の合間には施設内の子供達に格闘技を教えている。今年1月のマルコ・ロウロ(ノヴァユニオン)に判定で敗れたものの、腕ひしぎ十字固めとアキレス腱固めでキャッチを奪うなど、世界3位のロウロを後一歩のところまで追い詰めた。柔らかい体を生かした下から関節技はZSTルールになればさらに冴え渡ること間違いなしだ。
昨年のZST-GPに参戦したメノー・"ザ・マシンガン"・ディクストラと同門のボウラム・ベラー二(パンクラチオン・チャクリキ)が参戦する。ベラーニはフェザー級において90年代ヨーロッパ最強のキックボクサーといわれた名選手。95年には来日を果たし、当時上り調子だった村浜武洋(大阪プロレス)とシュートボクシングのリングで対戦し、激闘を展開した。2RにTKO負けを喫したものの、この試合を村浜の試合の中でもベストバウトに挙げる関係者・ファンは多い。首相撲からの膝蹴りを得意とするベラーニはキックの経歴だけならレミーガやダリウスよりもはるかに上。ZST史上、最強のストライカーと言っても過言ではないだろう。
なお、出場を予定していたジェフ・カラン(チーム・エクストリーム)は『ZST.6』後に行われたアメリカの大会で眼窟底骨折により全治五ヶ月の負傷をおったため、欠場となった。
●勝村周一朗(SHOOTO GYM K'zFACTORY)
1975年6月17日生まれ 29歳
172cm、64kg、現修斗世界フェザー級8位
主な戦績 プロ修斗戦績5勝4敗1分け
主なタイトル 97年第4回アマチュアリングス60kg級優勝、98年アマ修斗フェザー級優勝
●ボウラム・ベラーニ(オランダ/パンクラチオン・チャクリキ)
1972年3月12日生まれ 32歳 モロッコ出身
172cm、63kg
主な戦績 88戦68勝(39KO)20敗
主なタイトル 90年ヨーロッパムエタイ王者、90年オランダムエタイ王者
「ZST-GP2 オープニングステージ」
ZST事務局
2004年11月3日(水・祝)東京・ZeppTOKYO
開場16:30 開始17:30
<決定対戦カード>
▼ZST-GP2 オープニングステージ出場選手
所英男(STAND)
大石真丈(SHOOTO GYM K'zFACTORY)
勝村周一朗(SHOOTO GYM K'zFACTORY)
レミギウス・モリカビュチス(リトアニア)
アルメン・ナザリアン(ブルガリア)
ボウラム・ベラーニ(オランダ/パンクラチオン・チャクリキ)
▼クルーザー級ワンマッチ
サム・ネスト(リングス・オーストラリア)
VS
ケツタティス・スミルノヴァス(リトアニア)
<チケット料金>
VIP席(最前列/1ドリンク付き)17,000円
SRS席9,000円
S席7,000円
A席5,000円
※当日券は一律1,000円増し
■セット券 開幕戦2004年11月3日(水・祝)&決勝2005年1月23日(日)
VIP席(最前列/1ドリンク付き)30,000円
SRS席 16,000円
S席 12,000円
A席 8,000円
※セット券の大会当日発売はなし
※セット券の販売は『ZST.6』&『ZSTオフィシャルサイト』のみ
<チケット発売所>
チケットぴあ/ ZSTオンラインチケット
チケットぴあ=03-5237-9999
後楽園ホール=03-5800-9999
書泉ブックマート=03-3294-0011
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