来年1月9日(日)東京・晴海埠頭で開催されるイベント『東京【DON’T】NIGHT
in 晴海埠頭』の記者会見が、P'sLAB東京で行われた。同イベントは現在と過去、流行と伝統芸能が渾然一体となって「東京の今」を表現する“お祭り”で、バンド・DJ・ファッション・格闘技などの催しが行われる。今回、パンクラスは公式戦3試合を提供、この日は伊藤崇文(パンクラスism)VS倉持正和(フリー)、佐藤光留(パンクラスism)VSアンソニー・"辰治"・ネツラー(TEAM
Boon!)の2カードが発表された。
会見に出席した前園勝次『東京【DON’T】NIGHT』実行委員会 事務局長は「日本人にとって正月は最大の祭りなんですが、海外旅行などではなく、違った形でお祝いしたいと思っています。日本の文化と侍の心を持って、究極の格闘技的なものを追求していきたいです。子供からお年寄りまでが楽しめる、新しい正月のイベントを作っていきたいと考えています。そしてその核になるものが格闘技だと思っています」と挨拶。続いて尾崎社長が「パンクラスの大会以外での公式戦、野外の試合も初めて。大きなイベントの中で一つのコンテンツとして、試合をするのも初めてですし、非常に楽しみです。前園さんは熱さがひしひしと伝わってくる人で、パンクラスとしても是非参加させて欲しいと思いました。たくさんの人が見ている空間の中で、パンクラスがどんな感動を伝えてくれるか、楽しみです」と、今回のイベント参加について話した。
白のジャケット姿の伊藤とは対照的に、佐藤は試合用のコスチュームにマント姿。「地元の岡山には裸祭りというものがあって、真冬に裸で神木を取り合います。そういう普段では出来ないこと、非常識といわれることをやって大会を盛り上げたい」と、早くも試合に向けて気合充分。その後も「例えばうちの場合、76kg以上がミドル級になって、75kg以下がウェルター級になる。たった1kgしか違わないのに、それで階級が変わるんであれば、(階級が)ない方がいい。無差別級という名前は、何か普段が差別されているみたいで嫌なんです」「寒いから服を着るという発想はプロレスラーじゃない」「『あいつおかしい』と思って欲しい」と、光留ワールドを展開した。
一方、伊藤は「こういうイベントに出ることになって、いつもとは違う分野のファンに試合をみてもらうことになる。そういうファンが格闘技に興味を持ってもらえるような、純粋に楽しい試合をしたい」と、ismの道場長らしいコメントを残した。なおもう一つのカードはGRABAKAから選手が参戦する予定となっている。
『東京【DON'T]】NIGHT in
晴海埠頭』
2005年1月9日(日)東京・晴海埠頭
イベント時間 9:00〜21:00
<パンクラス公式戦>
▼ウェルター級 5分2R
伊藤崇文(パンクラスism/同級5位)
VS
倉持正和(フリー)
▼無差別級 5分2R
佐藤光留(パンクラスism)
VS
アンソニー・"辰治"・ネツラー(TEAM Boon!)
※全3試合を予定
※試合開始時間は未定
イベントの詳細は
『東京【DON’T】NIGHT
in 晴海埠頭』公式HP=http://www.dont-night.jp/にて
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