2005年3月12日(土)東京・お台場SDMで行われるアクアプラネット『WEBBWOODS presents IKUSA
YGZ04 〜BIRD-BASE〜』の全対戦カードが発表された。
2005年IKUSAの一発目のイベントは、IKUSA本戦のセカンドラインに位置する『IKUSA YGZ04 〜BIRD BASE〜』。しかし「YGZでありながら、とてもいいカードが揃った」という小澤進剛プロデューサーの言葉通り、本戦で行われてもおかしくないような豪華な対戦カードが出揃った。
メインイベントの裕樹(REAL DEAL)と拳士(シルバーウルフ)の一戦は、小澤プロデューサーも「すぐにK-1MAXにつながる気がする」と期待をよせる好カード。R.I.S.Eを中心に活躍する裕樹は、今やキックボクシング界の注目を集める若手のホープ的な存在。対する拳士はボクシングで日本ウェルター級6位の実績を残し、兼ねてからキックボクシングデビューが噂されていた隠し玉だ。当初、裕樹は新田明臣(バンゲリングベイ)の保持する『IKUSA-U70戦王』への挑戦を表明しており、小澤プロデューサーは「この試合の勝者にその意志があれば、6月または9月に『IKUSA-U70戦王』に挑戦させたい」と語っている。今年の中量級戦線に絡んできそうな注目の一戦だ。
また6月からスタートする『IKUSA GP』の査定試合である『JUDGEMENT GAME』も2試合組まれた。"IKUSAのスピードマスター"として、昨年11月にIKUSAデビューを果たしたTURBO(FUTURE_TRIBE)。しかし『IKUSA』の雰囲気とリングの狭さに手こずり、試合内容で客席を沸かすことが出来なかった。今年1月のJ-NET後楽園大会でも、技術的には圧倒的な差を見せ付け、MAフェザー級の王者の大高一郎(山木ジム)を下したものの、インパクトを残すまでには至らず、「"IKUSAのスピードマスター"として魂の伝わる戦いを見せて欲しい」という小澤プロデューサーの期待に応えることは出来なかった。そして今回、「IKUSAならではの魂に届く戦い」を課し、中西一覚(谷山ジム)との試合が組まれたのだ。しかし。この試合は中西にとっても負けられない大一番だ。同門の駿太がTURBOに敗れており、2連敗は避けたいところ。逆にTURBOを倒せば、一躍『IKUSA GP』のトップ戦線に駆け上がることになるだろう。
もう一つの『JUDGEMENT GAME』には、あのファイティング前沢が前沢カピラ義徳(カピラヴィッツ)として復帰を果たす。必殺の飛び膝蹴でキック界に一時代を気付いた前沢。2年前の『IKUSA』のリングを最後に、表舞台から姿を消していたのだが、『IKUSA GP』の開催を聞きつけ、『JUDGEMENT GAME』に一般応募した。現在はフリーとしてNJKFの桜井洋平らと共に練習を重ね、調子は全盛期以上だという。そしてこの大物との対戦に白羽の矢が立ったのが駿太(谷山ジム)だ。大抜擢を受けた駿太だが、もしこの試合に負けるようなことがあれば3連敗。小澤プロデューサーは「駿太にもう一度チャンスを与えました。しかし『ここで負けたら年内のIKUSA出場はないよ』と伝えた」という。『IKUSA GP』への出場権だけではない、IKUSAの方程式である『ALL
or NOTHING』の一戦だ。
今大会は久しぶりに総合格闘技ルールの試合も行われる。
この舞台でプロデビューを果たすのがBULL(TEAM EXIT)。 「IKUSAのMMA隠し玉」と評するこの選手。ストリートファイターとしてならしたという荒くれ者で「IKUSAの番長(候補)」というニックネームを付けられるほど。小澤プロデューサーも「この試合に勝って(候補)ではなく、本物の番長になって欲しい。K-1やPRIDEにも当ててみたいい素材で、デビュー戦でいきなりジャンプするかも」と期待を寄せている。対戦相手は佐伯代表が送り込むDEEPからの刺客、2003年度フューチャーキングトーナメント王者の杉内勇(Team-ROKEN)となった。
他にも前回YGZ03でMVPを獲得した森田晃允(士道館橋本)と幅白い競技・団体で活躍するタイガー石井(クロスポイント吉祥寺)の異色対決や、NJKFのランカーTOMONORI(OGUNI)の参戦。そして「HAYATOに続くIKUSAのエース候補」城戸康裕(谷山ジム)のカードも組まれている。
またスペシャルマッチとしてHAYATOと加藤督朗の一戦が決定。23日のK-1MAXに出場するHAYATOのダメージ次第ではあるというものの、純粋なキックボクシングルールではなく、総合系のルールで行われる予定だ。小澤プロデューサーは「UWFやリングスのようなルールでやるかもしれません」と語った。
『WEBBWOODS presents IKUSA
YGZ04 〜BIRD-BASE〜』
潟Aクアプラネット
2005年3月12日(土)東京・お台場SDM
開場16:30 開演17:30予定
<全対戦カード>
▼メインイベント IKUSA-70戦王 JUDGEMENT GAME
打撃GTルール 3分3R最大延長2R 70kg契約
"博多の悪童"
裕樹(REAL DEAL/RISE04DOAトーナメント準優勝)
VS
"第三の銀狼"
拳士(シルバーウルフ/元ボクシングウェルター級6位)
▼セミファイナル IKUSA GP JUDGEMENT
GAME
打撃GTルール 3分3R最大延長2R 59kg契約
"IKUSAのスピードマスター"
TURBO(FUTURE_TRIBEver.OJ/元NKBフェザー級王者)
VS
"IKUSAのサウスポーアーティスト"
中西一覚(谷山/MAキックスーパーフェザー級3位)
▼IKUSAその伍 IKUSA GP JUDGEMENT
GAME
打撃GTルール 3分3R最大延長2R 58kg契約
"戻ってきたリアル飛び膝蹴"
前沢カピラ義徳(カピラヴィッツ/元MAスーパーフェザー級王者)
※ファイティング前沢より改名
VS
"IKUSAの突貫小僧"
駿太(谷山/MAキックフェザー級5位)
▼IKUSA SPECIAL GAME ルール調整中
"IKUSAのエース"
HAYATO(FUTURE_TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
VS
"奇跡の肘"
加藤督朗(PHOENIX GYM)
▼IKUSAその四
総合GUルール 5分2R 70kg契約
"IKUSAの番長(候補)"
BULL(TEAM LIMIT)
VS
"元祖おもちゃ箱から第二の刺客"
杉内勇(Team-ROKEN/2003年DEEPフューチャーキング69kg級優勝)
▼IKUSAその参
打撃GUルール 3分3R バンタム級
"和製リトルザンビディス"
森田晃允(士道館橋本/MAキックフライ級1位・IKUSA YGZ03 MVP)
VS
"ハイブリッドバーバリアン"
タイガー石井(クロスポイント吉祥寺/03年修斗フライ級新人王トーナメント準優勝)
▼IKUSAその弐
打撃GUルール 3分3R 54kg契約
"NJのファーストミサイル"
TOMONORI(OGUNI/UKFバンタム級・WMCインターコンチネンタルSフライ王者、NJKFフライ級3位)
VS
"Sのパトリオット"
今井敦行(シーザー)
▼IKUSAその壱
打撃GUルール 3分3R 70kg契約
"IKUSAのヤングライオン"
城戸康裕(谷山/学生キック2階級王者、RISE04DOAトーナメント出場)
VS
"背水のビジュアル戦士"
剣(フリー/元NKBウェルター級1位)
<チケット情報>
完売
<会場へのアクセス>
http://www.fujitv.co.jp/sdm/
<お問い合わせ>
IKUSA事務局=03-5213-7331
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