イム・チビン(K.pプロモーション)
――今の体重とコンディションは?
67.5kg〜68kg。コンディションはとてもいいです。
――魔裟斗選手の印象は?
ステップが良くて、スピードが速い。それを気を付けるべきだと思います。
――タイではどんな練習をしてきたんですか?
4月13日から28日まで、バンコクのジムで練習しました。午前と午後に3時間半ずつ、一日7時間のトレーニングを積んできました。
――何か特別な練習は取り入れたんですか?
それはありません。現地のムエタイの選手たちと同じメニューをこなしてきました。
――K-1についてどんな印象を持っていますか?
今までずっとキックボクシングを続けてきて、来るべき時が来たと思います。
――チェ・ホンマン選手については?
特に意識してません。ただ韓国であのような大きな規模の大会が開催されたことがなかったですし、ああいったイベントが成功したことはとてもうれしかったです。
――特別なことはやっていないということですが、それでも魔裟斗選手に勝てるという自信があるんですか?
はい。今まで自分がやってきたことで、十分対応出来ると思います。
――イム選手の勝ちパターンは何ですか?
私は相手によって戦いのパターンを変える事が出来ます。そして私は動体視力にも自信があります。相手の動きの先を読むことが出来ますし、相手の弱点を突くことが出来る。攻撃するチャンスを逃しません。
――7月の決勝大会で戦い相手は誰ですか?
小比類巻選手と戦いたいです。韓国ではあらゆるスポーツにおいて、日韓戦に人々が熱狂します。私も人々が熱狂できる試合をしたいんです。
ブアカーオ・ポープラムック(プラムックジム)
――現在はどのようなトレーニングを?
出来る限りのことは全部やったんで、大変充実しています。
――対戦相手の印象は?
情報があまりないので、具体的な対策は何もしていません。
――不安を感じていますか?
彼の情報がないのは不安材料の一つですが、今は試合に勝つことだけを考えています。
――ディフェンディングチャンピオンとして戦うことにつては?
昨年の大会ではチャンピオンを狙うことだけを考えていました。今年はディフェンディングチャンピオンであり、防衛しなきゃならない。当然それなりの意気込みで試合に臨みます。防衛第一なので、プレッシャーも感じています。
――クラウス選手に敗れたことに関しては?
それによって自分が受けた直接的な影響というものはありません。試合は勝負ですから、勝ち負けは必ずあります。次の勝利に向かって一生懸命やるだけです。
――ルールが変更になって、首相撲が制限されましたが、それに向けての対策は?
ルールは変わったかもしれないが、自分はそのルールに従ってやるだけです。あくまでも新ルールに反しないようにするのが第一です。
――ということは、これまでと練習方法は変えていないということですか?
精神的なミスを犯さないように試合に臨む、ということです。
ワシリー・シシ(チヌックジム)
――今の体重とコンディションは?
体重は69kgで、体調はすばらしい状態に仕上がっています。
――今回の試合に向けて合宿など特別な練習は取り入れたんですか?
肉体的に強くするトレーニング、スタミナをつける練習をやってきました。
――ブアカーオについてはどんな印象を持っていますか?
非常に高いレベルの選手で、とてもリスペクトしています。
――K-1についてどんな印象を持っていますか?
とても素晴らしく、人々の印象に残るイベントだと思います。出ている選手もカッコイイですし(笑)
――リングネームはあるんですか?
特にリングネームはないんですが、"シシ"という名前自体がロシア語で「お前は私に対して何も出来ない」という意味を持っています。
――得意技は何ですか?
この笑顔です(笑)
――今はファイター専業なんですか?
学校を卒業してすぐプロのファイターになりました。
――同門のイグナショフから何かアドバイスはありましたか?
試合中に気を抜くな、リラックスしすぎるなと言われました。
――格闘技を始めたのはいつですか?
12歳の時にキックを始めて、もう10年になります。キックを始めたキッカケは特になく、気持ちのはけ口を見つけたかっただけです。
アルバート・クラウス(ブーリーズジム)
――今の仕上がりはいかがですか?
一生懸命トレーニングを重ねてきた。調子は良いし、やる気マンマンだ。
――相手はボクシングの経験者ですが、試合ではどのように戦っていきますか?
彼のことはあまり知らない。あくまでも試合の中で判断しながら戦っていこうと思っている。
――逆に相手はあなたのことをよく知っていて、研究してるそうです。ビデオなど映像では彼の試合を見たことはあるんですか?
ずっと前の、何年か前の映像は見たことある。
――最近の試合内容を知らないことに対して、不利と思いますか?
最近の試合内容を見ていないかもしれないが、決して不利だとは思っていない。
――ウェイトトレーニングに力を入れているとのことですが、どれ位の頻度で行なって、成果はどのくらい出ているんでしょうか?
今年の1月からスタートして、週2度やっている。少し体重が増えたと思う。
――なぜウェイトトレーニングを始められたんですか?
試合における70kgという体重をキープするためだね。
――状態は2月よりもずっと良いのですか?
2月も調子は良かったけれど、今はその時と同じくらい状態がいい。
――ウェイトトレーニングにスパーリングを重ねて、全体としてどのような成果が?
確かにパワーは増えた。しかしスパーリングは全力でやるわけじゃない。スパーリングではどちらかというとスピード感覚を鍛えたといった方が正しい。本番は常に楽しみにしてる。
――魔裟斗選手がウェイトトレーニングを止めたことはご存知ですか?
ウェイトトレーニングをやっていたということも知らなかったよ。
ヴァジール・カラコダ(スティーブズジム)
――格闘技を始めたのはいつですか?
6歳で空手を始めて、18歳でプロのファイターになった。これまでにボクシングでIBFのアフリカ王者、IBCの世界王者、WBNの世界王者のベルトを獲った。そして今年はK-1WORLDMAX2005のベルトを巻く予定だ(笑)
――キックボクシングルールの試合の経験はあるんですか?
ボクシングを始める前だから、かなり前にになるけれど、何試合か経験はある。
――K-1についてどんな印象を持っていますか?
父(K-1トレーナーのスティーブ・カラコダ)の影響で小さい頃からずっと見ていた。昔はヘビー級しかなかったけれど、今ではMAXのような中量級も出来たんで、出たいと思うようになった。僕はボクシングで世界王者になったから、新しい目標としてK-1でトップに立ちたい。
――クラウスについてはどんな印象を持っていますか?
とてもいいボクサーだと思う。ボクシングが中心であまり蹴りを出さない。ただしクラウスは僕が蹴りのディフェンスが出来ないと思っているだろうけれど、そんなことはない。
――どのくらいK-1用の練習を積んだんですか?
一年近い準備期間があった。対戦相手がクラウスと分かってからは、クラウス対策をちゃんと練ってきたよ。
――クラウスの弱点を発見しましたか?
自分ではそう思っている。クラウスは僕のパワーとスピードに耐える事が出来ないだろう。それにクラウスはディフェンスが甘い。ただし僕は相手のことよりも、自分がすべき動きが出来るように心がける。
――得意なパンチは何ですか?
左フック。ボディと顔面どちらも得意だ。
――もしクラウスがボクサーだった場合、世界ランキングで何位くらいだと思いますか?
正直に言って、クラウスは世界レベルのテクニックを持っていないと思う。
マイク・ザンビディス(メガジム)
――今のコンディションは?
いつもより準備が出来た。僕自身もそうだし、チームメイトもこの試合を楽しみにしてるよ。
――KID選手についてどんな印象を持っていますか?
何回もKIDの試合を見て研究した。KIDは攻撃がとてもいいね。ただし水曜日の試合では多くのサプライズを見ることになるだろう。楽しみにしていて欲しい。
――今回はスーパーファイトの出場になってしまいましたが
試合の形式は関係ない。とにかく試合に勝ちたいという気持ちが大事なんだ。
――弱点は見つけましたか?
それは試合を見てくれ。
――KOする自信はありますか?
ファイタータイプの選手同士の試合だから、判定にはならないと思う。試合結果は神様次第だよ。
――日本でKIDは"神の子"だと言われていますが
神の子を名乗ることは罪だね(笑)
――罪深い神の子に天罰は下りますか(笑)?
さっきのは冗談なんだけど、僕は選手というものはおごり高ぶるのではなく、謙虚な姿勢で戦うものだと思う。
マルフィオ・カノレッティ(シッチ・マスター・ロニー)
――今のコンディションはどうですか?
今までも非常に良い。精神的にも肉体的にも充実している。サワーの研究もたくさんしたし、サワー対策の練習もしっかりやってきた。
――サワーの弱点を見つけましたか?
トレーナーがサワーのことを良く研究してくれて、そのトレーナーに習ってたくさん練習したんだ。それが正しいのかどうかは水曜日の試合で分かる。
――今回娘さんは来日してるんですか?
いや、来てない。今回の試合に勝って、7月の決勝大会に連れてきたいと思っている。もちろん勝利の女神が近くにいないことは不安だよ。でも7月に娘を日本に連れて来たい、ということをモチベーションにして頑張る。
――サワーは過去にあなたが下した土井広之と同じシュートボクシングの選手です。彼はシュートボクシングの選手としてあなたにリベンジしたいと言っています。
そういうつもりなら、私もK-1ファイターとして恥じない試合をしようと思う。
ジョン・ウェイン・パー(ブンチュージム)
――チャップマンの印象は?
チャップマンとは過去に2度戦っている。1度目はチャップマンが判定勝ち、2度目は3Rに私がKO勝ちを収めた。今回は本当に調子がいいし、面白い試合になると思う。
――今回の試合に向けてどんなトレーニングを積んできましたか?
約6週間、しっかりと練習をしてきた。12月オーストラリアで試合をした後、ネイサン・コーベットと共に練習したり、WBC世界チャンピオンのポール・ブリッグスとボクシングの練習もやった。立ち技の組みを強化するために、グラップリングもやったよ。
――2度戦った相手と試合することはやりにくいですか?それともやりやすいですか?
どちらかと言うとやりにくい。チャップマンとは友人関係でもあるし、一緒にヨーロッパで試合をしたこともある
が仕事。目の前に立つ敵は倒すだけさ。
――約半年間試合間隔が空いたのはなぜですか?
確かにあまり試合間隔が空くことはよくない。ただし去年は10試合も戦ったから、少し休みが必要だったんだ。でも休んでいる間に、集中力も高まったし気合が入ったよ。
ウィリアム・ディンダー(チーム・アーツ)
――2度目のK-1参戦ですが
前回よりもコンディションがいいんで、自分の強さを証明したいと思う。
――佐藤選手についてどんな印象を持っていますか?
オランダで佐藤の試合を見たことがある。スタイル的には自分と合うんじゃないかな。動きが多い試合にはならないかもしらないけど、楽しい試合になると思う。
――どんな作戦を立てていますか?
とにかく相手をぶっ潰す。
――ピーター・アーツからは何かアドバイスはありますか?
アーツ以外にもチームのみんなからアドバイスを受けた。今まではKOを狙いすぎて、一ヶ所に留まってしまうクセがあったんだけど、ステップを使うような練習をしてきたんだ。
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴルレスリング協会)
――(ジャダンバが着ている服が、モンゴルのYシャツであるという説明を受けて)その服は正式な場で着る服なのですか?こういった会見に着てくるということも初めてなのでしょうか?
どちらもその通りです。正装を着用してくることで、絶対に勝ちたいという強い意思を込めています。
――日本はでの試合は久々ですが、モンゴルではどのようなトレーニングを?
以前のミスを見直したということが大きいです。さらに今回は手の動きを変えています。
――それはパンチということでしょうか?
そうです。
――対戦相手の印象は?
何の欠点もない、素晴らしい選手だと思います。
――試合ではどのように戦っていくのですか?
とにかく相手に隙を見せないことがもっとも重要だと思います。
――話は変わるのですが、モンゴルに四季はあるのですか?
はい、あります。今はちょうど春です。
――今回は、モンゴル出身のスポーツ選手、特に相撲の選手たちは応援にいらっしゃるのですか?
それについては今私はわかりません。
――K-1では強敵とばかり対戦が続き、まだ勝利に恵まれていませんが、モンゴル国内での評価は下がっていませんか?
モンゴルでどのように噂されているのかは知らないですが、一度も勝利していないことについては、やはりプレッシャーを感じます。
――相手のスタイルは空手ベースですが、それについてはどう考えていますか?
試合ではこれまでとは違ったものをお見せできると思います。
TBS/FEG「K-1
WORLD MAX 2005〜世界一決定トーナメント開幕戦」
2005年5月4日(水・祝)東京・有明コロシアム
開場16:00 開始17:00
<全対戦カード>
▼メインイベント K-1 WORLD MAX 2005 世界一決定トーナメント 1回戦
魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
VS
イム・チビン(韓国/K.pプロモーション)
▼第8試合 K-1 WORLD MAX 2005
世界一決定トーナメント 1回戦
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/プラムックジム)
VS
ワシリー・シシ(ベラルーシ/チヌックジム)
▼第7試合 K-1 WORLD MAX 2005
世界一決定トーナメント 1回戦
アルバート・クラウス(オランダ/ブーリーズジム)
VS
ヴァジール・カラコダ(南アフリカ/スティーブズジム)
▼第6試合 K-1ルール スーパーファイト
山本"KID"徳郁(日本/PUREBRED東京)
VS
マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム)
▼第5試合 K-1ルール スーパーファイト
佐藤嘉洋(日本/名古屋JKファクトリー)
VS
ウィリアム・ディンダー(オランダ/チーム・アーツ)
▼第4試合 K-1 WORLD MAX 2005
世界一決定トーナメント 1回戦
アンディ・サワー(オランダ/リンホージム)
VS
マルフィオ“ザ・ウォーリヤー・タイガー”カノレッティ(ブラジル/シッチ・マスター・ロニー)
▼第3試合 K-1 WORLD MAX 2005
世界一決定トーナメント 1回戦
ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア/ブンチュージム)
VS
シェイン・チャップマン(ニュージーランド/フィリップ ラム リーガージム)
▼第2試合 K-1 WORLD MAX 2005
世界一決定トーナメント 1回戦
小比類貴之(日本/チーム・ドラゴン)
VS
ダリウス・スクリアウディス(リトアニア/リングス・リトアニア)
▼第1試合 K-1 WORLD MAX 2005
世界一決定トーナメント 1回戦
安廣一哉(日本/正道会館)
VS
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/モンゴルレスリング協会)
▼K-1ルール オープニングファイト
朴光哲(日本/PUREBRED東京)
VS
サム“ハンズ・オブ・ストーン”スタウト(カナダ/チーム トンプキンズ)
▼K-1ルール オープニングファイト
山本優弥(日本/BOOCH BEAT)
VS
城戸康裕(日本/谷山ジム)
<チケット料金>
SRS席25,000円 S席13,000円 A席6,000円
魔裟斗応援シート(特典つき・S席)13,000円
<チケット販売所>
K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp
FEGオフィシャルサイト=http://www.feg-jp.com
i-mode K-1
Voda fone live! K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1 オフィシャルサイト
チケットぴあ=0570-02-9999
CNプレイガイド=03-5802-9999
ローソンチケット=0570-063-003(Lコード:35800)
キョードー東京=03-3498-9999
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
<お問い合わせ>
FEG=03-3796-5060
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