2005年7月26日(火)、9月3日(土)東京・ディファ有明DEEP事務局「DEEP 20th IMPACT」の記者会見が行われ、石井淳の総合格闘技引退が発表された。
2年前に左目に網膜はく離、網膜裂孔、白内障のケガが分かった時点で、引退を覚悟していたという石井。最初に訪れた病院では、すぐに手術しなければ失明の可能性があると診断されたものの、紹介を受けた別の病院では網膜はく離の手術をすれば、まだ現役を続行出来ると分かり、だましだまし試合を続けていたという。
しかし今年のアブダビコンバット、出場を予定していた韓国グラジエーターの試合前後から、「明らかに物の見え方がおかしくなったのが自分でも分かっていたし、周りの人間がそれに気づくほど左目がおかしくなった」と白内障が悪化。6月下旬に手術を行った石井だが、「本来なら入院して2ヶ月くらいは手術のスケジュールが一杯だったんですけど、緊急を要するということで入院してすぐに手術してもらいました。今思えばそれだけ切羽詰った状態だった」ことを告白。左目の眼疾による総合格闘技引退となった。
これにより今大会で石井は、交流のあった格闘家10人を相手に、ロイヤルランブル形式の引退試合を行うことが決定。会見に出席した石井は「ようやく総合での勝ち方が分かってきたところで、こういう結果になったのは残念だけど、気持ちを入れ替えて頑張る」とコメント。今後はグラップリングの大会を中心に格闘家生活を続けていく。
DEEP事務局「DEEP 20th IMPACT」
2005年9月3日(土)東京・ディファ有明
開場16:00 開始17:00
<決定対戦カード>
▼ウェルター級
中尾受太郎(フリー/DEEP初代ウェルター級王者)
VS
オ・ウォンジン(韓国/正進MMA/CMA-KOREA)
▼女子ルール
しなしさとこ(フリー)
VS
岡本範子(キングダム卑弥呼)
▼石井淳 引退試合 ロイヤルランブル
石井淳(超人クラブ)
VS
現在調整中
※出場予定選手…帯谷信弘(木口道場レスリング教室)、Barbaro44(クラブ・バーバリアン)、長岡弘樹(総合格闘技DOBUITA)、池本誠知(Team BOON!)、長谷川秀彦(SKアブソリュート)、神王(CMA
KOREA)、濱村健(CMA京都成蹊館)、梅田恒介(R-GYM) 大堀竜二(R-GYM)
<チケット料金>
VIP席15,000円/SRS席10,000円/指定A席8,000円/指定B席6,000円/指定C席5,000円
<お問い合わせ>
DEEP事務局 052-339-0303
|