【ZST】9・2会見詳細（1）全対戦カードの見どころ

　上原広報は今回のカード発表が遅くなった事に関し、「怪我人が多くて欠場となり、試合変更、ルールの変更をせざるをえない状況になってしまいました。本当はバーリトゥードルール、リングスルールでの試合を行なおうと思いましたが、選手の怪我で出来ませんでした」と説明。

　1エスケープ・1ダウンの特別ルールにしたのは、「8月20日のリングス・エカテリンブルグの試合に行きまして、エスケープありの試合が面白く、エキサイティングな試合を見させていただいたので」と、ZSTの原点であるリングスルールに近い形で行う事になった。

　続いてカードの説明を上原広報から。

「第1試合から第3試合はジェネシスバウトの選手が本戦の選手に挑戦するチャンスを与えたいという事で、チャレンジマッチのマッチメイクになっています。

　矢野選手のタッグマッチもチャレンジマッチ的なカードで、ジェネシスのトーナメント優勝者・準優勝者が挑戦します。

　セミはダリウスが、MAXでZSTのいつもどおりの試合が出来なかった、K-1ルールに拘りたいとの事でK-1特別ルールで小次郎選手と対戦します。谷川プロデューサーとも話をしているんですが、勝った選手が10月のMAXの出場権を得るんじゃないかと思います。小次郎選手は“短期勝負で行く”ダリウスは“スロースターターだが、それはMAXではやってはいけない事を理解したのですぐに倒したい”と言っています。

　メインは7月6日の『HERO'S』で活躍したレミギウスから一本勝ちしている勝村選手。今回は最初リングスルールという形で試合をする予定でしたが、日本人選手が怪我で難しく、アメリカも何人か当たりましたがダメで。ロシアへ行った時にドナタス代表からこの選手を推薦され、ビデオも見てみて非常にいい選手がいると。身長が高く、本当は180cm近くあるんじゃないかというぐらいで、脚が長いキックの選手です。

　ドナタス代表はレミギウス、ダリウスが『K-1MAX』で成功したら次に続く選手だと、若くて育てがいのある選手だと言っていました。彼はリトアニア・ブシドーでマッチメイクに困るレミギウスの相手として、ただ一人名乗りを挙げている選手だそうで、気の強さ、負けん気が凄い。また、レミギウスの復讐として、リトアニアからの刺客という形です。

　勝村選手も簡単にはいかないでしょうが、勝村選手あってのメインなので、責任重大。頑張って欲しい」

　また、「今回はビックリするぐらいチケットがない状況です。そのため、チケットぴあで追加席を発売する事になりました。これがチケットを手に入れる最後のチャンスになります。試合まで1週間を切らずにチケットがないのは今回が初めてです」と、ZST史上に残る大入りとなる事が確定している。

　最後の追加チケット販売は下記へ。

※この会見の模様は「今月のイチ押し」にて動画でお送りします！

ZST事務局「BATTLE HAZARD 02」
2005年9月10日（土）東京・ZeppTOKYO
開場16：30　開始17：30

＜全対戦カード＞
▼メインイベント　BATTLE HAZARD 02　特別ルール　1・2R5分　3R3分
勝村周一朗（勝村道場）
VS
セルゲイ・ユシュケビュチス（リトアニア）

▼セミファイナル　K-1特別ルール　3分3R
ダリウス・スクリアウディス（リトアニア）
VS
小次郎（スクランブル渋谷）

▼第4試合　タッグマッチ　15分1本勝負
矢野卓見（烏合会）＆代官山剣Z（チームKIBA）
VS
植村”JACK”龍介（P'sLAB東京）＆稲津航（U-FILE CAMP登戸）

▼第3試合　BATTLE HAZARD 02　特別ルール　5分2R
磯崎則理（U-FILE CAMP赤羽）
VS
金原正徳（総合格闘技武蔵村山道場）

▼第2試合　BATTLE HAZARD 02　特別ルール　5分2R
佐東伸哉（P'sLAB東京）
VS
伊藤有起（A-スクエア）

▼第1試合　BATTLE HAZARD 02　特別ルール　5分2R
川名蘭輝（ロデオスタイル）
VS
矢島雄一郎（禅道会総本部）

▼第0試合　ジェネシス特別試合　GT-Fルール　5分1R
綱川慎一郎（K'zファクトリー）
VS
所敏彦（リバーサルジム）※所英男の兄

＜チケット料金＞
2FVIP席8,000円／2FS席6,000円

＜発売場所＞
チケットぴあ　03−5237−9999
チケットぴあ　Pコード予約　0570−029−999　【Pコード：594−770】

＜お問い合わせ＞
ZST事務局　03−5388−0808

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