5月26日(金)東京・リバーサルジムにて、明日ディファ有明にて開催される、ZST事務局主催『ZST
GT-F2』の公開計量が行われた。
昨日の時点で4kgオーバーだったジェイソン・ラインハート(アメリカ)や、アイスとマックで増量に励んだ勝村周一朗(勝村道場)など、それぞれ事情は様々だったものの、全選手計量を無事にパスし、明日の大会へ向けてコンディションは万全のようだ。
そんな中、公開計量とは知らずに遅刻してきた所英男(リバーサルジム)は、久しぶりの減量を行い64.6kgでパスし、「明日でいいやって感じで先延ばしにしていたんですけど、体重を落とすというのも大変だと感じました。それに体重を落としていく中で、『やるぞ』って気になりました」と語る。
ブラックマンバ戦以降、準備期間は少なかったものの「試合が決まってからは普通にスパーリングもして、試合が出来る状態にはなっています」と所。
前田日明氏との前田練は今回なしとなったが、前田氏とは電話で会話しており「技術的な部分を2,3教えてもらって、自分が寝技で試したいと言うことを話したら『やってみたらええやんけ』と言ってもらいました」と、直々にアドバイスを受けた。
対戦相手の今泉堅太郎(SKアブソリュート)は「松本総帥からは『名前を売って来い。サンボを汚すな』と言われました。所選手は僕にとってオイシイ相手だし、大物食いで優勝して有名になる」と宣言。
それを聞いた所は「自分はサンボのことを尊敬しているし、何度もサンボのトップ選手と闘えるのは光栄。(※所は前回のGT-Fで今泉と同門の松本秀彦、若林次郎に勝利)」とするものの、「大したことないとは思われたくないし、キッチリ一本取る」と闘志を燃やした。
また注目の柔術世界王者フーベンス・シャーレス(TT柔術)は「普段はギを着て闘っているけど、裸でやっても何の問題もない。むしろ裸の方が動きやすい」と余裕のコメントを残し、カポエイラ11年の経歴から「俺は柔術よりもカポエイラの方が好き。勝ってカポエイラの技を見せたい」と、なぜかグラップリングの大会でカポエイラ最強を証明すると誓っていた。
対する大石は「最初に相手を聞いた時はビックリ仰天でした。試合の映像を見たらぐにゃぐにゃした寝技をしていて、さらに驚いた。まあ基本的にはいつもと変わらず、試合中にここが弱いと思ったらそこを突いて闘います」と、右写真のアグレッシブなポーズとは対照的に飄々とした表情で語った。
なお当日券は会場にて15:30よりS席6,500円、A席4,500円が発売される。
ZST事務局
「ZST GT−F2(第2回ZSTフェザー級グラップリングトーナメント)」
2006年5月27日(土)東京・ディファ有明
開場16:30 開始17:30 ※ジェネシスバウトは、16:40から開始
<全対戦カード>
▼第1試合 GT-F2 トーナメント1回戦
勝村周一朗(勝村道場)63.7kg
VS
ジェイソン・ラインハート(アメリカ/ラインハートMA)64.9kg
▼第2試合 GT-F2 トーナメント1回戦
所英男(リバーサルジム)64.6kg
VS
今泉堅太郎(SKアブソリュート)64.5kg
▼第3試合 GT-F2 トーナメント1回戦
大石真丈(SHOOTO GYM K'zFACTORY)64.6kg
VS
フーベンス・シャーレス(ブラジル/TT柔術)64.9kg
▼第4試合 GT-F2 トーナメント1回戦
バレット・ヨシダ(アメリカ/グラップリング・アンリミテッド)64.2kg
VS
奥出雅之(ゴールドジムサウス東京)64.4kg
▼第5試合 GT-F2 トーナメント準決勝
勝村×ジェイソンの勝者
VS
所×今泉の勝者
▼第6試合 GT-F2 トーナメント準決勝
大石×フーベンスの勝者
VS
バレット×奥出の勝者
▼第7試合 ZSTルール ウェルター級 ングルマッチ
小谷直之(ロデオスタイル)72.9kg
VS
佐東伸哉(P'sLAB東京)※諸事情により遅れて計量
▼第8試合GT-F2 トーナメント決勝
▼ジェネシスバウト フェザー級シングルマッチ
福田正人(勝村道場)
VS
羽鳥洋輔(宇留野道場)
<チケット料金>
VIP席15,000円 SRS席8,000円 S席6,000円 A席4,000円
<当日券情報>
15:30〜
S席6,500円、A席4,500円
<チケット発売場所>
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:594-770)
後楽園ホール 03-5800-9999
<お問い合わせ>
ZST事務局 03-5388-0808
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