9月9日(土)都内ホテルにて、明日埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されるDSE主催『PRIDE無差別級GP2006 決勝戦』のファンクラブ公開記者会見が行われた。会見には再計量となったアリスター・オーフレイム(オランダ)とミルコ・クロコップ(クロアチア)を除く全出場選手、高田統括本部長、DSE榊原代表が出席した。
まずは高田統括本部長が「昨日は熱いパワーのあるエネルギーをファンの皆さんからいただきました。試合の前々日で選手も大変だったと思いますが、あれだけのエネルギーと接することが出来て、選手も我々スタッフもモチベーションになったと思います」と挨拶し、「私は今、三つの世界最高レベルと言いましたが、それはMMAの話だけではなく、全スポーツとアスリートを含めた中での最高レベルの選手だということです。人類最強の座を賭けた、全ジャンル最高レベルの試合を存分に楽しんでもらいたい」と、明日の試合を目撃するファンに向けて熱い想いを語った。
榊原代表は「私も立ち上げからPRIDEに関わってきましたが、全選手がベストの状態で集まってくるのは希です。GPに出る4選手、ワンマッチに出る選手も全員がベストで明日の大会を待つという奇跡に近い状態にあります」と、明日の大会を“奇跡の大会”と表現。
フジテレビの撤退を乗り越えてGP決勝戦を迎えるにあたり、「演出やVTRのクオリティが下がったんじゃないかと、色々な意見がありました。とにかく明日の試合を見てください。私たちも失ったものは取り戻したい。明日の大会は選手、スタッフ、ファン、みんなで創り上げたイベントです。明日は今後のPRIDEを占うようなイベントになると思っています」と、明日の決戦へ向けて期待を寄せた。
と、ここまでは順調に来ていた記者会見だったが、選手のコメント発表の際に問題が発生する。何とジョシュ・バーネット(アメリカ)が中村和裕(吉田道場)と中尾芳広(フリー)をからかい始めたのだ。記者会見同様、中尾との写真撮影を拒否し、中尾に背を向けたカズ。しかしジョシュは「君たちはお似合いの二人だよ。僕が優勝したらその優勝賞金で、二人に結婚祝い品をお送りしたい」と発言してしまう。
ただでさえ中尾のパフォーマンスに不快感を露にしていたカズは、「ギャグにするのはやめてほしい」とジョシュの行動にも嫌悪感を見せる。しかしそんな事情を知らないジョシュは「僕を介添人にしてくれよ!」と続け、あろうことか中尾もこれに乗っかり「その時は盛大によろしくお願いします」と悪ふざけ。さすがのカズもこれにはブチ切れ、「結婚する気はないんで」と吐き捨てると、その後は表情を緩めることはなくうつむいたまま。ジョシュの余計な一言が、試合前にも関わらずキラー・カズの怒りに火を付ける結果となった…
さらにそんなカズの空気が伝播したのか、ミルコの会見欠席について聞かれたヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)が「ミルコのことなんか、どうだっていい。俺はアイツが気に入らない」と激怒。こちらもキラーモード全開となり、明日のミルコ戦では“Mr.PRIDE”や“絶対王者”ではなく、“戦慄の膝小僧”として暴れまわっていた頃のシウバが戻ってくることになる!?
DSE
「PRIDE無差別級GP2006 決勝戦」
2006年9月10日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
開場12:00 開始14:00
<全対戦カード>
▼第9試合 PRIDE無差別級GP2006 決勝
シウバ×ミルコの勝者
VS
ノゲイラ×ジョシュの勝者
▼第8試合 ワンマッチ
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
▼第7試合 ワンマッチ
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
VS
ザ・スネーク(フランス/チームBoon!)
▼第6試合 ワンマッチ
中村和裕(日本/吉田道場)
VS
中尾“KISS”芳広(日本/フリー)
▼第5試合 ワンマッチ
イ・テヒョン(韓国/Team Aegis)
VS
ヒカルド・モラエス(ブラジル/ボクセタイ)
▼第4試合 PRIDE無差別級GP2006 リザーブマッチ
エメリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドデビル)
VS
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム)
▼第3試合 PRIDE無差別級GP2006 準決勝
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
VS
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
▼第2試合 PRIDE無差別級GP2006 準決勝
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
▼第1試合 ワンマッチ
西島洋介(日本/高田道場)
VS
エヴァンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
<お問い合わせ>
ドリームステージエンターテインメント=03-5464-1531
DSE
「PRIDE.32 "THE REAL DEAL"」(日本での名称)
「PRIDE "THE REAL DEAL"」(アメリカでの名称)
2006年10月21日(土)アメリカ・ラスベガス トーマス&マックセンター
開場16:00 開始18:00(予定)
※すべて現地時間
<決定対戦カード>
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
VS
マーク・コールマン(アメリカ/ハンマーハウス)
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
VS
ケビン・ランデルマン(アメリカ/ハンマーハウス)
<出場予定選手>
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
藤田和之(日本/フリー)
フィル・バローニ(アメリカ/ハンマーハウス)
中村和裕(日本/吉田道場)
パウエル・ナツラ(ポーランド/高田道場)
PRIDEラスベガス大会、観戦ツアー!
<日程>
10月19日(木)〜10月23日(月)
<旅行代金>
一般 158,000円
ファンクラブ会員 150,000円
※チケット代金は含まれず
<チケット料金>
$700、$500、$300、$100、$50
※1$=115円と換算し、旅行代金と共に入金
<最小催行人員>
30名
※添乗員は全行程に動向
※大会終了後のフェアウェルパーティに参加可
<お問い合わせ・お申し込み先>
近畿日本ツーリスト(株)東京事務センター
TEL:03-6730-3222 FAX:03-6730-3230 メール:tourdesk45@or.knt.co.jp
〒110-8757 東京都台東区台東4-27-5 秀和御徒町ビル3F
「炎のPRIDEスペシャルツアー」係
営業時間:月〜金 9:30〜17:30(土日祝日休み)
総合旅行業務取扱管理者:松田真
※ツアー詳細はこちらから≫http://www.prideofficial.com/free/special/tour/
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