韓国シルム界において輝かしい戦績を誇る、韓国の国民的英雄イ・テヒョンのPRIDE参戦が発表された。
93年のプロデビュー以来、トップの座を守り続けてきた韓国シルム界最強の横綱であるイ・テヒョン。その端正な顔立ちとたくましい体つきで“土俵のプリンス”の異名をとり、シルム界のみならず韓国中の人気を博している国民的英雄である。
その戦績と外見だけでなく、紳士的な性格で、多くのファンから愛し続けられている。
93年8月に青丘シルム団に入団し、99年に現代シルム団に移る。シルム戦績では、630戦472勝158敗(勝敗74.9%)と韓国シルム最多勝の記録を保持している。
またチョンハチャンサ(年末に行われる無差別級試合での優勝)3回、ベッデゥチャンサ(地域大会で行われる階級別試合での優勝)18回、地域チャンサ(ベッデゥチャンサで競い合う無差別級試合での優勝)12回、その他のチャンサ(海外試合、正月試合などでの優勝)4回など、韓国シルム界において最強ともいえるイ・テヒョン。またこのベッデゥチャンサ18回という数字は最多タイ記録である。
正式にシルム引退を表明した際には、韓国中が悲鳴に暮れたと言われるほど国民的な関心を集め、その後の動向が注目されていた。そして今回PRIDEへの電撃参戦が決定した。
196センチ、138キロとスーパーヘビー級の体格ながら、スピードも併せ持ち、加えて韓国人特有の欧米人にも引けを取らないパワーも驚異的。韓国のスーパースターが目指すは世界最強の頂のみ。
(写真提供=TROY fc)
DSE
「PRIDE無差別級GP2006 決勝戦」
2006年9月10日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
<決定対戦カード>
▼PRIDE無差別級GP2006 準決勝
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
VS
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
▼PRIDE無差別級GP2006 準決勝
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
▼PRIDE無差別級GP2006 決勝
シウバ×ミルコの勝者
VS
ノゲイラ×ジョシュの勝者
<お問い合わせ>
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