11月3日(日)東京・両国国技館にて開催されるシュートボクシング協会主催『SHOOT
BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2006』に出場するダニエル・ドーソン(オーストラリア/シュートボクシングオーストラリア・FIVE
RINGS)の、試合直前コメントがシュートボクシング協会を通じて届いた。
ドーソンは1回戦で“K-1からの刺客”ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/スティーブズジム)との対戦が決定している。
これまでの4年間はプロボクサーとしてタイトルをたくさんGETした
――S‐cup2006度目の出場が決まった、現在の心境を教えてください。
今回S-cupに参戦することが出来て凄く光栄だよ。今はボクシングに専念してるけど、まだまだ自分がシュートボクシングやムエタイでも世界屈指のファイターであることを証明するために参戦することにしたんだ。
シュートボクシングへの思いは以前と変わらないよ。今自分がどれくらい成長しているかを見せれると思うよ。
――シュートボクシング(SB)に参戦するのは久々ですが、その間はどんな試合をしてきたのですか。
この4年間はプロボクサーとして試合をしていたよ。今現在で、WBOの10位にランクされていて戦績は24戦24勝16KO無敗。タイトルもいっぱいGETしたよ。
ミドル級、ライトミドル級それぞれでオーストラリアタイトルを獲ったし、あとはライトミドル級でPABAとWHOのアジアパシフィックタイトルをGETして、WBFのミドル級でインターナショナルタイトルも獲った。
今は、来年ドイツで行なうWBO世界タイトル戦に備えて、一時戦線から離れて準備期間ということもあってタイミング良くS−cupに参戦出来た。
――現在は、どのような練習をされているのでしょうか。
いつも1日2回2時間ずつトレーニングをしてる。筋トレとコンディショニングは午前中。ボクシングとキックのトレーニングは午後。秘密メニューは朝のサーキットトレーニングと午後の秘テクニックドリルにあるんだけど言えないから試合でじっくり見てよ。
カラコダのボクシングタイトルはリアリティーに欠ける
――今大会の一回戦は、SB対K‐1といった構図になりました。これについて、どのような感想を持っていますか。SB側の選手としての意気込みも聞かせてください。
これはSB、K-1から凄いメンバーが集まったな〜って印象です。野望はもちろんこのメンバーのトーナメントで優勝すること。何よりシュートボクシングのメンバーとしてこの大会に参戦できて嬉しいよ。
――一回戦で闘う、ヴァージル・カラコダ選手についての印象を聞かせてください。
K-1MAXからのいいファイターだと思う。だから僕が勝ったらK-1MAXのトップランク入りできるね。
――カラコダ選手は、ボクシングの世界タイトルを取った経験のある選手です。彼にパンチ勝負で勝てる自信はありますか。
そのタイトルマッチのことは聞いたことがあって、どうも無名の協会で対戦相手はプロで何戦もしてない選手とか。リアリティーに欠けるから、パンチでも打ち合うし世界王者でもあまり気にしてないよ。
――SB側の選手として、投げ技や立ち関節技は狙っていきますか。
このSBルールは自分の得意なグラップリングからの投げやチョークを出すことができるから大好きなルールなんだ。特にスープレックスでぶん投げるが最高だね。
――準決勝には、アンディ・サワー選手とイアン・シャファー選手のどちらが勝ち上がってくると予想していますか。理由も含めて教えてください。
やっぱりサワーだと思う。こういったトーナメントでの経験も豊富だし。サワーのコンビネーションはポイントも獲れる。それにサワーには上がって来て欲しいんだ。一度シュートボクシングで試合が組まれたんだけど、彼の怪我で流れてるから。是非対戦して打ち合いをしてみたいね。
――決勝戦には、宍戸大樹選手、ジョーダン・タイ選手、緒形健一選手、アイヴァン・メンジバー選手のうち誰が勝ち上がってくると予想していますか。理由も含めて教えてください。
う〜ん。多分緒形がメンジバーに勝つと思う。そして宍戸 VS ジョーダン・タイは凄い試合になりそうだね。でも最近の試合を持ているとやっぱり宍戸かな。
――今大会で、最大のライバルになりそうなのは誰ですか。理由も含めて教えてください。
みんながライバルだよ。誰と戦っても素晴らしい試合になると思う。S‐cupでは自分のスタイルで皆さんが興奮するようなベストパフォーマンスを見せるよ。
――これだけは他の選手には絶対に負けないというものがあったら、教えてください。
空中でのダブルそしてトリプルキック。見た目が派手なだけじゃなくて実際に効くよ。前にシュートボクシングでも使った。
――最後に、ファンに向けたメッセージをお願いします。
日本のファンの方々が、自分のシュートボクサーとしてのカンバックを見て喜んでくれたら嬉しく思います。みなさんをエキサイトさせる試合で優勝を目指して頑張りますので応援よろしくお願いします。
シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING WORLD TOUNAMENT S-cup 2006」
2006年11月3日(金・祝)東京・両国国技館
開場13:30 開始15:00
<全対戦カード>
▼S-cup2006 1回戦第1試合 3分3R延長1R
アンディ・サワー(オランダ/チーム・サワー/S-cup2002、2004王者・K-1WORLDMAX2005王者)
VS
イアン・シャファー(オーストラリア/リングスオーストラリア/XFCライト級王者)
▼S-cup2006 1回戦第2試合 3分3R延長1R
ダニエル・ドーソン(オーストラリア/シュートボクシングオーストラリア・FIVE
RINGS)
VS
ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/スティーブズジム/IBF世界ミドル級王者)
▼S-cup2006 1回戦第3試合 3分3R延長1R
緒形健一(日本/シーザー/SB日本スーパーウェルター級王者)
VS
アイヴァン・メンジバー(カナダ/トリスター/HERO'S2006ミドル級トーナメントベスト4)
▼S-cup2006 1回戦第4試合 3分3R延長1R
宍戸大樹(日本/シーザー/SB日本ウェルター級王者)
VS
ジョーダン・タイ(ニュージーランド/レイセフォー・ファイトアカデミー/K-1MAX2006ニュージーランド王者)
▼S-cup2006 準決勝第1試合 3分3R延長1R
サワー×シャファーの勝者
VS
ドーソン×カラコダの勝者
▼S-cup2006 準決勝第2試合 3分3R延長1R
緒形×メンジバーの勝者
VS
宍戸×タイの勝者
▼S-cup2006 決勝 3分3R延長2R
準決勝第1試合の勝者
VS
準決勝第2試合の勝者
▼S-cup2006 リザーブマッチ1 3分3R延長1R
菊地浩一(日本/寝屋川/SB日本ウェルター級2位)
VS
ライアン・シムソン(オランダ/バゾースト/S-cup1998王者)
▼S-cup2006 リザーブマッチ2 3分3R延長1R
土井広之(日本/シーザー/元SB世界ウェルター級王者)
VS
マルフィオ・カノレッティ(ブラジル/シッチ・マスター・ロニー/K-1WORLDMAX2004ブラジル王者)
※リザーブマッチは1の勝者の優先順位が高い
▼エキスパートクラス 3分5R
及川知浩(日本/寝屋川/SB日本Sフェザー級王者)
VS
石川剛司(日本/シーザー/SB日本フェザー級1位)
▼スペシャルマッチ
大野崇(日本/正道会館)
VS
現在調整中
▼オープニングマッチ 3分3R
尾崎圭司(日本/チームドラゴン)
VS
金井健治(日本/ライトニングジム)
▼オープニングマッチ 3分3R
鈴木友則(日本/湘南ジム)
VS
阿部マサトシ(日本/AACC/修斗世界バンタム級3位)
<チケット料金>
SRS席25,000円/RS席15,000円/SS席10,000円/S席7,000円
スタンドA席6,000円/スタンドB席5,000円/スタンドC席4,000円
<チケット販売所>
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
CNプレイガイド=http://www.cnplayguide.com
チケットぴあ=0570−02−9999
ローソンチケット=0570−00−0403
フィットネスショップ=03−3265−4646
レッスル渋谷=03−3464−0078
板橋大山アメリカン=03−3962−6443
チャンピオン=03−3221−6237
書泉ブックマート=03−3294−0011
後楽園ホール=03−5800−9999
<お問い合わせ>
シュートボクシング協会=03−3843−1212
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