11月6日(月)東京・青山にあるDSEにて『PRIDE 武士道
-其の十三- PRIDEウェルター級GP2006 決勝戦』の一夜明け会見が行われ、高田延彦PRIDE統括本部長が昨日の大会を振り返った。
終わってみれば三崎和雄(GRABAKA)の劇的ばGP制覇で幕を閉じた大会だったが、大会時間は6時間半にも及び、動きの少ない判定決着に終わる試合も多く、一部では不満や批判の声が上がっていた。高田統括本部長は「今日は何を言おうかな…自虐的になりそうだね」と前置きをしてから、険しい表情で言葉を続けた。
「昨日は長くてしんどい6時間半だったというのが私の実感です。それが勘違いかなと思って、色んなところに耳を傾けてみたんですが、そういった意見が非常に多かった。イベントをパッケージで見た場合、『疲れたな』『残念だな』という気持ちが強いですね」と言い切った高田統括本部長。
昨日の裏MVPとして「実況席に高いテンションを保ったまま、6時間半も座っていたから」と苦笑しながら高阪剛の名前を上げると、「選手は勝つために闘っているわけで、試合の結果や形は生ものなので、選手を責める気持ちはありません。どう記憶を辿ってみても、私を含めたイベント・演出側にとってワーストに入る大会だったなと思います」と、非常に厳しい評価を下した。
そしてその結果を踏まえた上で、高田統括本部長は「マッチメーク、試合数、演習など、今大会をイベンター側の教訓とし、これからまた気持ちを引き締めていかないといけないなと思います」と、すでに開催を発表している大晦日の男祭り、そして今後の大会に向けて反省の弁を述べた。
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