12月5日(火)東京・表参道のDSE事務所にて、12月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されるDSE主催『PRIDE男祭り2006−FUMETSU−』の追加対戦カード、川尻達也(T-BLOOD)VSギルバート・メレンデス(アメリカ)、青木真也(パラエストラ東京)VSヨアキム・ハンセン(ノルウェー)が発表された。
他の男祭り参戦選手に比べ一般メディアへの露出が少ない二人ということもあってか、記者会見には多くのマスコミが集まったにも関わらず、質疑応答などではほとんどのマスコミから質問が上がることはなかったが、PRIDEを見続けているファンやコアな格闘技ファンにとってはまさに至極のカードとなった。
メレンデスと対戦する川尻は、6月の武士道でクレイジー・ホースを極め、8月の武士道ではクリス・ブレナンを打撃でKO、10月の修斗ではテイクダウンからのパウンドで勝利を収めており今勢いに乗っている。
「今年の始めに僕が思っていたことは、何があっても誰に何と言われても、自分がやるべきことをやって自分の道を進んで、自分を高めて試合をするということでした。そし打・投・極、僕が持っているものをバランスよく見せることができました」と今年を振り返る川尻。「大晦日はその集大成の試合になると思っています」と大いに意欲を見せた。
対戦するメレンデスは、対日本人は無敗。その上、ライト級王者・五味隆典は「アウレリオよりも強い」と太鼓判を押す外国人の中でもかなりの強豪。「ああやって若くて勢いのある時期は誰にでもある。きっと自分が負けることなんて考えてもないだろうし、極端な話、相手のパンチが当たっても俺には効かないくらいに思っているでしょう。自分もその勢いに負けないように闘います」と川尻は警戒心を強める。
しかし、「スタンドでもグラウンドでも我慢比べ、少しでも弱気になった方が負けると思います。僕もメレンデスもガンガン行くんで、潰し合いになるでしょう。でも僕がメレンデスを潰すつもりで闘います」と川尻は勝利宣言。
続けて、来年に噂されているライト級GPに関しては「今は混戦ですが、メレンデスに勝って僕が一歩抜け出て、大本命だといわれるような試合を見せたいと思います」と自信ある発言を飛ばした。
そして、ハンセンと対戦する青木は自信大ありの青木節を全開させる。「大晦日の試合に向けてワクワクしています。僕のサブミッションでハンセンが意識を失うか? それともハンセンの攻撃で僕が意識を失うか? まさに殺し合いのような展開になると思います。ファンのみなさんもワクワクするような試合をしたいと思っています」
ハンセンの印象については、「ヨーロッパ人でボウズ、体系が自分に似ている…そのくらいかな(笑)」と、パウンドを得意とする相手のファイトスタイルを特に気にしていない様子。
川尻、メレンデス、青木、ハンセンはそれぞれ打・投・極のバランスに優れ、さらにその上で突出した武器を持っている選手であり、これぞ総合格闘技、これぞPRIDEという試合を見せてくれることだろう。今最も熱いPRIDEライト級戦線で、王者・五味に近づくのは果たして!? 以下はハンセンとメレンデスのコメント。
●ヨアキム・ハンセンのコメント
久しぶりのPRIDEのリングで、しかも年末に試合をするのは初めてなので、今からすごくワクワクしている。青木は極めが強い選手だが、きっと面白い試合になるだろう。彼をきっちり“処刑”して、五味の持っているベルトを狙いたい。日本のファンの皆さんと会えることを楽しみにしている。
●ギルバート・メレンデスのコメント
前回の武士道は残念ながら怪我で欠場してしまったが、トレーニングも再開し、体調はもう万全だ。本来ならば前回流れてしまった青木との対戦になると思うが、私は誰とでも闘う。川尻も素晴らしいファイターなので、彼とならエキサイティングな試合が見せられると思う。自分のキャリアのなかで、凄く重要な試合になると思うので、全力で闘って日本のファンのみんなに喜んでもらえたら最高だね。
DSE
「PRIDE男祭り2006−FUMETSU−」
2006年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始16:00
<追加対戦カード>
▼ライト級シングルマッチ
川尻達也(日本/T-BLOOD)
VS
ギルバート・メレンデス(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイティング・チーム)
▼ライト級シングルマッチ
青木真也(パラエストラ東京)
VS
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
<決定対戦カード>
▼PRIDEヘビー級タイトルマッチ
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッド・デビル)
VS
マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)
<出場予定選手>
吉田秀彦(吉田道場)
藤田和之(フリー)
五味隆典(久我山ラスカルジム)
中村和裕(吉田道場)
三崎和雄(GRABAKA)
郷野聡寛(GRABAKA)
菊田早苗(GRABAKA)
石田光洋(T-BLOOD)
美濃輪育久(フリー)
桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
ダン・ヘンダーソン(アメリカ/チーム・クエスト)
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム )
<チケット料金>
VIP席 100,000円(専用入場ゲート・グッズ付)
RRS席 30,000円/スタンドS席 17,000円/スタンドA席 7,000円
<チケット販売所>
ドリームステージエンターテインメント=03-5464-1531
PRIDEオフィシャルサイト=http://www.pridefc.com
イープラス
http://eplus.jp/sys/main.jsp(パソコン&携帯)
楽天チケット
http://ticket.rakuten.co.jp/
新日本プロモーション
http://www.shinnichi-pro.co.jp/
ときめきドットコム
http://tokimekimall.jp/NASApp/
PRIDE携帯端末オフィシャルサイト
チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード:594-700)
ローソンチケット=0570-084-003
CNプレイガイド=0570-08-9999
サンクス
高田道場=03-5749-5030
グレート・アントニオ=03-3219-9550
レッスル池袋店=03-3989-0056
書泉ブックマート=03-3294-0011
フィットネスショップ格闘技= 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1=03-5275-2778
後楽園ホール=03-5800-9999
BCG 店頭販売のみ 03-3560-7911
さいたまスーパーアリーナ=048-600-3037
相鉄ジョイナスプレイガイド= 045-319-2456
公武堂=052-241-2511
バックドロップ=03-3255-8701
バトルロイヤル=03-3556-3223
<お問い合わせ>
ドリームステージエンターテインメント=03-5464-1531
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