9月11日(月)都内ホテルにて行われた『PRIDE無差別級GP2006 決勝戦』の一夜明け会見終了後、DSE榊原代表が囲み取材に応じた。
会見前にミルコ・クロコップ(クロアチア)と言葉を交わし「クロアチアは大変な騒ぎになっているようですね。国を上げてミルコ選手を応援しているみたいですし、ミルコ選手はクロアチア国内で試合を放送すれば、視聴率が50〜60%になるほどの国民的英雄なんです。彼が無差別級GPで優勝したことは、クロアチアの国の人々を勇気付ける機会になったと思います。悲願が叶ったという達成感を噛み締めていて、いい笑顔をしていた」と、バックステージのミルコの様子について語った榊原代表。
今後のミルコのスケジュールに関しては「休みたいと言っている状態なので、すぐに次の試合の話をするのは酷です。今はまだ至福の時なので現実には戻したくない」と具体的な話し合いはなかったとする榊原代表だったが、出場予定メンバーに名を連ねている10月のアメリカ大会に関しては「基本的には出る方向で調整します」とコメント。これから1週間〜10日までの間に、正式にミルコがアメリカ大会に参戦するかどうかを発表したいという。
さらに榊原代表は「ミルコに残された目標はヒョードルだけ。そこへ向けてためらったり、遠回りする選手ではないので、10月のアメリカ大会に出場する方向で調整し、大晦日にヒョードル×ミルコ戦をやりたい」と、今年の大晦日男祭り(仮)での人類最強決定戦の実現を示唆した。
また榊原代表は「かつてミルコは『クロアチアでアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと闘ってリベンジしたい』と言っていたんです。ミルコにとってはシウバに勝って、ノゲイラにリベンジするというのが最高のシナリオだったんでしょう。きっとミルコの中にはノゲイラに借りを返したいという気持ちもあるでしょう」とも話している。
アメリカ大会出場、母国クロアチアでのノゲイラ戦、そして大晦日でのヒョードル戦と、無差別級GPのベルトを腰に巻いたミルコの動向から今後も目が離せない。
なおアメリカ大会に関して、榊原代表は近日中にカードを発表したいとし、「まず出場を確認したいのは藤田和之。吉田秀彦、中村和裕をどうするかを考えないといけないし、ライト級とウェルター級の選手にも声をかけています。日本人は多くて5人、少なくとも3人は出場することになるでしょう」と話している。
DSE
「PRIDE.32 "THE REAL DEAL"」(日本での名称)
「PRIDE "THE REAL DEAL"」(アメリカでの名称)
2006年10月21日(土)アメリカ・ラスベガス トーマス&マックセンター
開場16:00 開始18:00(予定)
※すべて現地時間
<決定対戦カード>
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
VS
マーク・コールマン(アメリカ/ハンマーハウス)
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
VS
ケビン・ランデルマン(アメリカ/ハンマーハウス)
<出場予定選手>
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
藤田和之(日本/フリー)
フィル・バローニ(アメリカ/ハンマーハウス)
中村和裕(日本/吉田道場)
パウエル・ナツラ(ポーランド/高田道場)
PRIDEラスベガス大会、観戦ツアー!
<日程>
10月19日(木)〜10月23日(月)
<旅行代金>
一般 158,000円
ファンクラブ会員 150,000円
※チケット代金は含まれず
<チケット料金>
$700、$500、$300、$100、$50
※1$=115円と換算し、旅行代金と共に入金
<最小催行人員>
30名
※添乗員は全行程に動向
※大会終了後のフェアウェルパーティに参加可
<お問い合わせ・お申し込み先>
近畿日本ツーリスト(株)東京事務センター
TEL:03-6730-3222 FAX:03-6730-3230 メール:tourdesk45@or.knt.co.jp
〒110-8757 東京都台東区台東4-27-5 秀和御徒町ビル3F
「炎のPRIDEスペシャルツアー」係
営業時間:月〜金 9:30〜17:30(土日祝日休み)
総合旅行業務取扱管理者:松田真
※ツアー詳細はこちらから≫http://www.prideofficial.com/free/special/tour/
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