3月15日(木)東京・表参道のDSE事務所にて、DSE主催『PRIDE.34』の対戦カードが発表され、記者会見後にDSE榊原代表が囲み取材に応じた。
残りカードのプランについて「10年目の区切りになる大会なので、今年全体に言える事かもしれませんが、この10年を彷彿させるようなカードを組みたいと思っています。前回のアメリカ大会に見劣りしないカードにしたい」と語った榊原代表。ミドル級とヘビー級中心のマッチメークで、ライト級については青木VSローアンホー戦以外は組まないプランがあることを明かした。
5月から開幕するライト級GP前の前哨戦となる大会だが査定試合を行わず、榊原代表は「16人に絞り込むのが大変ですが、世界最強を決めると銘を打って遜色ないメンバーを集めたいと思います」と、05年のGPを上回る規模で行うことを明言。
「日本人は5〜6人になるかなと思います。今までPRIDEに出たことがない選手でも、『あの選手だったら出ても当然だ』と思われる選手にも当たっています。外部の組織で活躍している選手も含めて世界のトップ16人を揃えます」と、他団体選手の投入を予告した。
2月のラスベガス大会でニック・ディアス(アメリカ)にまさかの一本負けを喫した五味隆典(久我山ラスカル)は今大会を欠場。榊原代表は「ライト級GPに照準を合わせてやっていこうという話をしています。一回戦から出るかどうかはまだ決まっていません。
ディアス戦の敗戦が前向きに出る気持ちになる時もあれば、下手を打てないから『きっちり準備してからじゃないと』という気持ちがあるようで、葛藤している状況だと思います」と五味の現状について語っている。
ディアスとの再戦については「ディアスも怪我をしていますから、5月に間に合うかどうか微妙なところです。ただしGPの中で再戦ができる形がなければ、年内にワンマッチで日本の純粋なPRIDEルールでやらせたいなと。タイトルマッチでなければディアスも受けないでしょうから、再戦はタイトルマッチでもいいと思います」と、タイトルマッチでの再戦の可能性も示唆した。
DSE
「PRIDE.34」
2007年4月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始15:30
<決定対戦カード>
▼ライト級ワンマッチ
青木真也(日本/パラエストラ東京)
VS
ブライアン・ローアンホー(オランダ/レッドデビル)
▼ウェルター級ワンマッチ
瀧本誠(日本/吉田道場)
VS
ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
▼ミドル級ワンマッチ
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
ソクジュ(カメルーン/チームクエスト/アフリカ支部)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・グッズ付き)100,000円
RRS席30,000円 スタンドS席17,000円 スタンドA席7,000円
<お問い合わせ>
ドリームステージエンターテインメント=03-5464-1531
<PRIDE2007年の予定スケジュール>
4月8日 日本・さいたまスーパーアリーナ 「PRIDE.34」
5月中・下旬 日本・さいたまスーパーアリーナ 「PRIDEライト級GP開幕戦」
6月最終週 アメリカ・カリフォルニア ステープルセンター 「PRIDE.36」
7月 日本・名古屋 「PRIDEライト級GP2回戦」
8月20日前後 日本・大阪 「PRIDE.37」
9月20日 日本・東京 「PRIDEライト級GP決勝」
10月20日前後 アメリカ・ラスベガス 「PRIDE.37」
12月31日 「PRIDE男祭り2007(仮)」※日本
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