8月10日(金)東京・広尾にあるP’s LAB東京で、北岡悟(パンクラスism)が公開練習を行った。北岡は、9月5日(水)東京・後楽園ホールで開催のパンクラス主催『PANCRASE
2007 RISING TOUR』でミルトン・ヴィエイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム/bodog)と対戦する。
今大会で約7カ月ぶりのパンクラスマット凱旋を果たす北岡。この日の公開練習では2分1Rのパンチのミット打ちだけを披露するだけにとどまった。
対戦相手のミルトンは、過去にPRIDEやDEEPに出場し日本のトップファイターと対戦経験のある強豪。印象を聞かれた北岡は「世界レベルの選手なので負けられない」と意気込む。
(c)juko ito→
今年6月開催予定だったPRIDEライト級GP出場権を握っていた北岡だったが、PRIDE活動再開の情報はなし。「GPがないんだったら僕は新しい目標を見つけました」と切り出した北岡は、大晦日のDynamite!!で現役復帰を発表した船木誠勝(ARMS)との対戦要求をぶちまけた。
船木といえば、1993年パンクラス旗揚げを設立し、自らエースとして第一線で活躍した選手。2000年5月にヒクソン・グレイシーと対戦し負けたことで引退している。一方の北岡は同年10月にパンクラスデビュー。「船木選手との接点は指で数える数えるぐらいしかなかった」(北岡)。
「(船木に)挑戦状を送ろうと思っています」と北岡は唐突にその挑戦状の内容を読み上げる。以下は原文そのまま。
「挑戦状 船木誠勝殿
12月31日に現役復帰される貴殿に挑戦を表明させていただきます。つきましては同封したチケットの大会へご来場、何卒よろしくお願いいたします。 パンクラスism 北岡悟」
もともと北岡は船木に憧れてパンクラスに入門している。「今はもう憧れが一切ないです。船木選手は団体を背負ったりとプレッシャーがあって尻尾巻いて逃げたわけじゃないですか。それなのに、のこのこと個人で復帰して楽じゃないですか。それを指をくわえて見たくない。僕がここまで血のにじむような思いでやってきて、今の総合格闘技をなめるなというのを僕が教えてやりたい」と、今回船木へ挑戦表明した理由を語る。
「どこかの雑誌のインタビューで『復帰戦の相手は誰でもいい』と言っていたので、誰かにボコボコにされる前に、僕が一番最初にボコボコニしたいなと。船木選手の復帰戦じゃないと意味がない。
ちょうど船木選手がパンクラスでやっていた7年間と、僕がやってきた7年間で対戦してみたい。僕が対戦表明しないまま放っておくと、船木選手は田村選手や桜庭選手、ホイス選手とかのレトロ対決でお茶を濁す。
それだけは我慢できない。それだと過去対過去に終わる。今の現実(北岡)と闘えと。オレとやるべき!」と、船木に対してどこまでも熱いメッセージを飛ばす北岡。
船木とは10kg近い体重差もあるのだが、「体重も条件も問題ない。自分は通常83kgあるだけにどの体重でも闘えるようにふり幅を広げてきた」と自信満々だ。
パンクラスのフロントを始め、近藤などの同じパンクラス仲間の反応も気になるところだが、「僕の気持ちは尊重してくれました。パンクラスはbodogと提携した時も、僕はPRIDEに上がると表明し好きなようにやらせてくれた。これからは会社にも返して行きたい」とコメントした。
「自分の存在を知らないかもしれないので、見に来てもらいたい」と語った北岡は、今大会のチケットを4枚(船木宛に2枚、FEGの谷川貞治代表宛にも2枚)を自腹で購入している。「チケット代48,000円? セレブ格闘家の僕には全く痛くないです。自分への投資だと思っていますから。(ミルトンに)勝ってリング上から直接対戦表明したい。船木選手が会場に来なかったら逃げと一緒です」
会見後には、北岡はマスコミを引き連れて道場近くの郵便局に。そして、挑戦状とチケットを同封した手紙を船木が所属する事務所とDynamite!!を主催するFEG宛に2通投函している。
北岡の想いは船木に届くのか!? そして船木は9・5パンクラス後楽園大会に来場するのか!?
パンクラス
「PANCRASE 2007 RISING TOUR」
2007年9月5日(水)東京・後楽園ホール
開場18:00 開始18:30
<決定対戦カード>
▼ウェルター級 5分3R
北岡 悟(日本/パンクラスism/ウェルター級1位)
VS
ミルトン・ヴィエイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム/bodog)
▼ミドル級王座次期挑戦者決定戦 5分3R
竹内 出(日本/SKアブソリュート/同級1位)
VS
ブライアン・ラフィーク(フランス/ジュカオ・アシル・チーム/bodog/同級2位)
▼ライトヘビー級戦 5分3R
川村 亮(日本/パンクラスism/ライトヘビー級2位)
VS
ジェーミー・フレッチャー(アメリカ/ザ・シャーク・タンク)※初参戦
▼フェザー級 5分3R
砂辺光久(P’sREAL/同級4位)
VS
吉本光志(AJ/07年度ネオブラッドトーナメント優勝)
▼ミドル級戦 5分2R
渡辺大介(日本/パンクラスism)
VS
ガジエフ・アワウディン(ロシア/SKアブソリュート・ロシア)
<出場予定選手>
前田吉朗(パンクラス稲垣組/フェザー級王者)
松田恵理也(TEAM坂口道場/ライト級3位)
<チケット料金>
SS席12,000円 A席8,000円 B席6,500円 C席5,000円 D席4,000円
※当日券は上記の券種すべて500円増し。
<チケット発売所>
チケットぴあ=0570−02−9999(Pコード 594−040)
ローソンチケット=0570−084−005(Lコード 36199)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
プロレスショップ・アンビション 03-5213-8681
バトルロイヤル 03-3556-3223
パンクラス=03−5792−0815 http://www.pancrase.co.jp/
※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口で購入可能。
<お問い合わせ>
パンクラス=03-5792-0815
パンクラス
「PANCRASE 2007 RISING TOUR」
2007年10月14日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00
<決定対戦カード>
▼ヘビー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
アスエリオ・シウバ(ブラジル/トータル・パンチMMA/bodog/王者)
VS
アルボーシャス・タイガー(リトアニア/ラトビア士道館/挑戦者)
<チケット料金>
SS席12,000円/A席8,000円/B席6,000円/C席4,500円
※当日券は500円増し。
<チケット発売日>
8月11日(土)〜
<チケット発売所>
チケットぴあ=0570−02−9999(Pコード 594−040)
ローソンチケット=0570−084−005(Lコード 36199)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
プロレスショップ・アンビション 03-5213-8681
バトルロイヤル 03-3556-3223
パンクラス=03−5792−0815 http://www.pancrase.co.jp/
※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口で購入可能。
<お問い合わせ>
パンクラス=03-5792-0815
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