10月9日(火)東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局主催『ファイティングロードpresents
DEEP 32 IMPACT』の主要対戦カードが、8月31日(金)東京・大久保のDEEP OFFICIAL
GYM IMPACTで行われた記者会見で発表された。
8・5後楽園大会で対戦し、キム・ドンヒョン(韓国/CMA
KOREA)に3RTKOで敗れた長谷川秀彦(SKアブソリュート)が、今度は虎の子のDEEPウェルター級王座のベルトを賭けてキム・ドンヒョンと再戦する。短期間でのタイトルマッチでの再戦になった理由を佐伯代表は次のように語った。
「チャンピオンの特権でもう一度やります。長谷川選手は2月にタイトルマッチをやってチャンピオンになり、8ヵ月しか経っていませんがこういう形になりました。DEEPでは1年という防衛期限を設けていますが、半年以上経って挑戦者にふさわしい対戦者がいれば防衛戦をやります。試合後、長谷川選手はすぐに試合が出来る状態には見えなかったので、王座決定戦でキム・ドンヒョンと他の選手をやらせることも考えたんですが、長谷川選手が“勝てばいいんだろう”と再戦を受けました」
“韓国中量級最強の男”の呼び声が高いキム・ドンヒョンは、韓国内で10戦全勝、昨年5月に初来日してからは長谷川戦も含めて7連勝と無敵の存在になっている。「正直言ってかなり厳しい闘いになるでしょう。初のベルト海外流出、キム・ドンヒョンが韓国にベルトを持っていってしまうかもしれない。逆に長谷川選手は勝てば大モテする」と、苦戦を予想する佐伯代表。
会見に出席した長谷川は「ダメージもあったのでまだ練習してないんですが、ぼちぼち練習していこうかな、と思います。頑張ります」と言葉少なに挨拶。ここで佐伯代表は、キム・ドンヒョンが佐伯代表の携帯に送ってきたというメールのメッセージを読み上げた。
「韓国人である私のタイトルマッチを組んでくれてありがとうございます。いつかチャンピオンに挑戦できることを夢見て闘ってきました。KOで勝って必ずベルトを韓国に持って帰ります。そして、次は長南亮選手に挑戦して二階級を制覇し、韓国で防衛戦をやりたいと思います。韓国人の強さを見せます。あんな女ったらしには負けないぞ」
最後の言葉は佐伯代表の捏造疑惑があるが、このメッセージを聞いた長谷川は「ま、頑張って欲しいですね」となぜか他人事。「俺がやっつけます」と取って付けたような迎撃宣言をする。佐伯代表からは「1回負けた相手に勝ったらカッコいい。女の子が10人は寄ってくる」とエールを送った。
長谷川は「この間やったばかりで、内容は覚えていない。特に3Rは全く覚えてないので、負けた試合のビデオなんて見たことないけど、たまには見ようかなって思ってます」と今回は相手を研究して臨むつもり……かと思いきや、「思い出してみると、3Rが始まる前にセコンドの今泉に気合を入れてもらおうと思ってビンタをしてもらったら、それ以降の記憶がない。さすが修斗のランキングで1位にまでなった選手だな、と。今度はセコンドのビンタに一番気をつけます」とネタに走る。
「後で聞いたら冷静さが足りなかったと言われた」と真面目にも答えた長谷川だったが、「3Rのインターバルでビンタが聞いて失速しました」と、負けたのはセコンドの今泉のせいと言わんばかり。試合後は「1週間くらい何もやらないで、練習を始めようかと思ったんですが今泉に会ったら悪夢が蘇ってきて2週間くらい夏休みにしました」という。
前回の試合のダメージは「もう大丈夫」と長谷川。「あまり早く練習を再開しても疲れて怪我するので、気持ちのスイッチが入ったら来週くらいから本格的に始めようと思います」と余裕を見せるも、リベンジする自信があるかとの問いには「やってみないと分からない」と答えた。
短期間での再戦を承諾したのは、「せっかくチャンピオンになって8ヵ月しか経ってないのに、返上するか防衛戦をやるかと言われたら“やる”と言うしかなかった」のがその理由。
「サンボの2000種類ある技の中で、まだ見せていない技がいっぱいある。そろそろ試合で出せるようにならないといけないですね。あと、メインまで長いので、控え室でお喋りしないようにしたい。この前は喋り疲れてしまったので」とも言う長谷川。では、試合の対策はと聞かれると、「対策をたててやるタイプじゃない。何も考えてないですよ」とのこと。
しかし、「負ける時は最初にワーッと攻めて、後半は疲れてバンバンやられるパターンが多い。見てる人は攻めるところが見たいだろうけど、さすがに大人なのでそこは学習します」と最後には真面目に語った。
一緒に練習している今成正和は「頑張ったら勝てるんじゃないですか」と一言で大胆に予想(?)。長谷川は「頑張りますよ」とそれに応えている。
DEEP事務局
「ファイティングロードpresents DEEP 32 IMPACT」
2007年10月9日(火)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
<対戦決定カード>
▼DEEPウェルター級タイトルマッチ 5分3R
長谷川秀彦(日本/SKアブソリュート/王者)
VS
キム・ドンヒョン(韓国/CMA KOREA/挑戦者)
▼ミドル級
桜井隆多(R-BLODD)
VS
石川英司(GRABAKA)
▼ウェルター級
池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE)
VS
國奥麒樹真(フリー)
▼ヘビー級
水口清吾(フリー)
VS
川口雄介(BULL DOG)
▼ライト級
Barbaro44(クラブバーバリアン)
VS
ハン・スーファン(CMA KOREA)
<出場予定選手>
今成正和(Team-ROKEN/DEEPフェザー級王者)
しなしさとこ(フリー)
滑川康仁(Team M.A.D)
山崎 剛(GRABAKA)
<チケット料金>
VIP席15,000円 SRS席10,000円
指定A席8,000円 指定B席6,000円
※当日券は500円増し。
<チケット販売所>9月1日(土)10:00〜一般発売
DEEP事務局=052-339-0303 http://www.deep2001.com
チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード:594-750)
ローソンチケット=(Lコード:34270)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
DEEP道場=03-5348-6977
後楽園ホール=03-5800-9999
書泉ブックマート=03-3294-0011
チケット&トラベルT-1=03-5275-2778
<お問い合わせ>
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