11月27日(火)都内ホテルにて記者会見が行われ、株式会社ワールドビクトリーロード(以下、WVR)が主催する総合格闘技イベント『戦極−SENGOKU−』の旗揚げが発表された。旗揚げ戦は2008年3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館で開催される。
会見に出席した吉田は「新しい団体で格闘技の熱をさらに上げていきたいと思います。出場選手で力を合わせて、いい試合をお見せできればなと思います」と挨拶。 旗揚げ戦でどんな相手と闘いたいかとの質問には、「戦極にどのような外国人選手が出るかまだ分からないので。今まで誰とやれと言われたらその相手とやっていたので、決めてくれた相手といい試合をやりたいです」と、これまでと変わらず“誰とでも闘う”という姿勢を示した。 吉田の口からは相手が外国人選手と出たことについて、吉田道場の選手をマネージメントするJ-ROCKの國保尊弘社長は「外国人に拘るわけではないが、日本人よりも外国人というのが吉田の希望」とし、「コンセプトとして聞いているのが“異種格闘技戦”の延長線上ということなので、何か強いバックボーンを持ったスペシャリストと当ててあげたいと思っています」と、吉田の柔道に対して別の競技で名を馳せた外国人選手を希望した。 また、今後はこの戦極を主戦場にしていくのかとの質問には、「他から年末オファーがあれば、特に縛りがないのでやっていきたい」と年末イベント出場の可能性も示唆。「現時点で最も早くオファーをくれたのが戦極。ここでやっていくことになっていくと思いますが、他団体に出てはいけないという縛りはないので(他団体に出ることも)考えています」としている。 この件についてWVRの木下直哉・代表取締役社長は「基本は選手にたくさんの試合に出てもらいたい。いろんな所でやっていただきたいと思います。オファーがあるのならいろんな団体に出て欲しいし、逆に他の大会に出ている選手も我々の大会に出てもらいたいと思っています」と、あくまでもフリーの契約であることを明らかにした。 ワールドビクトリーロード
「戦極−SENGOKU−」 2008年3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館 開場・開始時間=夕刻予定 <出場予定選手>
吉田秀彦(吉田道場) 瀧本誠(吉田道場) 菊田早苗(GRABAKA) 川村亮(パンクラスism)
|