12月25日、東京・大久保のAJジムで山内裕太郎(AJ)の公開練習が行われた後、小林聡GMがマスコミ向けに囲み取材を実施。試練の七番勝負に挑むスーパーフェザー級王者・石川直生(青春塾)、そして先日全日本キックボクシング連盟から退会したJMC横浜GYMについてコメントした。
2008年2月9日(土)東京・新宿FACEで開催される全日本キックボクシング連盟主催『CUB☆KICK'S−9』に「NAOKICK試練の七番勝負」として、石川直生の出場を要請した小林聡GM。
→小林GMが右手に隠し持った赤いおもちゃから「そんなの関係ねえ!」の声が!
「ナオキについては、アレだよ。2月にやる匂いがしたんですよ、そういうことですよ」と長州力風に語り出したGMだったが、マスコミ陣が一様にスルーすると、あらためて普通の口調で語り出した。
宮田充興行部長によると、GMが2月に石川の対戦相手として考えているのはウィラサクレックジムの赤羽秀一。GMは「ファイヤーとやったすぐ後に、ああいうしつこい選手とやるのはすごく意味がある」と、石川への期待と、試合の意味についてコメント。
宮田興行部長が「まだ決定ではありませんが、赤羽選手へオファーはかけさせていただいています。石川が1月の試合でKO負けを喫することなく、なおかつ大きなケガがなければ、2月に試合を行う予定です」と続けると、GMは「なぁ〜に、多少のケガでも……“そんなの関係ねぇ!”」と、小島よしおの声が出るオモチャをポケットに仕込んで断言。
GM自らが小道具まで持ち込むという、芸の細かさを前に記者が口ごもるとGMは「それが試練ですから!“そんなの関係ねぇ!”」と、勢いづいてオモチャから音声を発しまくる。それでも「ナオキにとって何が試練かっていう、そこからまず考えたんですけど、自分も現役時代に地獄の三連戦をやったりしたけど、どっかでワクワクするものはあったんですよ。身体はつらいけど、気持ちは、気持ちいい。そういうものをまず感じて欲しいっていうのはありますよね」と、何気なく石川へかける期待の大きさもかいま見せた。
「この件でナオキと話? してないですよ。する必要ない。相談して決めることじゃないですもん。次が決まった状態で、いかに、どんな風に戦うか。僕が与えた試練、僕が与えたコースをナオキには走り抜けて欲しい。いじめが問題になっていますけど、僕のいじめに、ナオキが耐えられるか。でも2月、1月の試合が終わって1ヶ月もあるなら、やるでしょ」。 また、GMは12月14日付けで連盟を退会したJMC横浜GYMについて「寂しさはー、ないけど、選手層が薄くなると思われるかもしれないけど、大丈夫です!」とコメント。「いい大掃除になったんじゃないですか」と猪木調で続けていた。
全日本キックボクシング連盟 「CUB☆KICK’S−9」
2008年2月9日(土)東京・新宿FACE 開場17:00 本戦開始18:00 ※本戦開始前にオープニングファイト数試合 <決定対戦カード> ▼全日本ライト級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R延長1R
鈴木真治(藤原/同級8位) VS 卜部弘嵩(西山道場/ISUMI/2007年全日本新空手K-2軽中量級王者) ▼全日本ライト級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R延長1R
畑尾龍宏(REX JAPAN/同級9位) VS 翔太(SVG/同級10位) ▼フェザー級 3分3R
梅原ユウジ(REX JAPAN) VS 永野裕典(和術慧舟會DURO) ▼ウェルター級 3分3R
清水 武(藤原) VS 板倉直人(スクランブル渋谷) ▼ライト級 3分3R
ユウキ(AJ) VS ソルデティグレ・ヨースケ(UWFスネークピットジャパン) ▼フェザー級 3分3R
九島 亮(AJ) VS 遠藤智久(スクランブル渋谷) ▼ウェルター級 3分3R
ウー・エリック(藤原) VS 磯部信行(和術慧舟會DURO) ▼バンタム級 3分3R
塚原 健(青春塾) VS 原岡武志(STRUGGLE) ※ほか2〜3試合追加予定 <チケット料金>
RS席6,000円 S席4,000円 スタンディング3,000円 ※全席指定、当日券は各種500円増し。 ※入場時にドリンク代が別途500円必要。 <チケット発売日>
・2008年1月4日(金)東京・後楽園ホール大会グッズ売り場にて各席最前列より発売 ・2008年1月7日(月)より全日本キックにて発売 ・2008年1月16日(水)よりチケットぴあにて発売 <チケット販売所>
チケットぴあ 全日本キック <お問い合わせ>
全日本キック=TEL:03−3365−1171 ●2008年度上半期スケジュール
・1月 4日(金)後楽園ホール ・2月 9日(土)新宿FACE ・3月20日(木・祝)後楽園ホール ・4月26日(土)後楽園ホール
・6月22日(日)後楽園ホール |