12月31日(月)さいたまスーパーアリーナで開催される実行委員会主催『やれんのか!大晦日!2007
supported by M-1 GLOBAL』にて、HERO’S2006ライトへビー級トーナメント覇者・秋山成勲(フリー)と対戦するPRIDEウェルター級GP覇者・三崎和雄(GRABAKA)が、27日(木)東京・東中野のGRABAKAジムで公開練習を行った。
試合直前ということで、三崎はチームメイトの福田力を相手に軽めのミット打ちや関節技の打ち込みを行った。ミット打ちでは福田に大きめのキックミットを持たせ、離れた間合いからワンツーで飛び込んでミドル。さらにワンツーで距離を詰めつつ、三崎の隠れた得意技でもある跳びヒザ蹴りをミットに突き刺した。
また関節技の打ち込みでは自らガードポジションを取り、福田のパウンドに合わせてカウンターの腕十字や三角絞め、さらには足関節を仕掛けていくなど、試合ではなかなか見られないガードワークとサブミッションの器用さを披露している。 「調子はいつも通り。普段と変わらず日々を過ごしています」と今の調整具合について話す三崎。“ヌルヌル事件”以来となる秋山の国内復帰戦ということもあり、否が応うでも周囲の注目度は高まっているが「僕はどんな試合でも命をかけてリングに上がっています。そして命を守るために必死に練習している。そういう意味ではいつもと試合と一緒ですね」と普段と変わらぬままだ。
その平常心は試合内容や試合展開に対しても同じ。秋山が道衣を着るか着ないかが話題の一つとなっているが「柔道をやるわけじゃないし、僕のやることは決まっている。僕は自分がやれることをやることが課題です。だから特別に道衣用の練習はやっていないし、特に道衣対策は考えてません」とのこと。 短期決戦になるか、長期決戦になるか。スタンド勝負になるか、グラウンド勝負になるか。この質問についても三崎は「どうなんですかね。僕はリングに上がって相手を感じ取ってどう戦うかを決めます。
もちろんプロである以上、戦略として色々な練習はしますが、リング上で相手の目を見て自分が何を感じるかが重要なんです。試合時間に関して言えば、秋山選手はフルラウンド闘ったことがないという部分もありますが、こればっかりは分かりません。リング上で感じること、そこの勝負だと思っています」と答えている。 かつて専門誌上のインタビューで「秋山選手とは同じ空気を吸いたくもない」といった発言をしていた三崎。この日の囲み取材でも改めて秋山への心情を聞かれた三崎だったが「確かに秋山選手には色々な思いがあります。でもそれは自分の中にしまいこんで、そのままリングに上がってそれを開放します。
開放するものは言葉ではなくて、秋山選手と闘うリングに立つこと、そういう意味も含めて心で感じて欲しいものなんです。僕も皆さんに色んな話をしたいです。でもそれはせずに、自分の胸にしまいこんだまま、当日のリングに立とうと思います。僕は相手に憎しみがあるわけじゃない。最終的には自分を信じて、自分に嘘をつかずに、自分に正直な気持ちでリングに上がるだけです」と秋山への思いは語らなかった。 試合の鍵になる部分として三崎が口にしたのは“本能”そして“野生”という言葉。こういった言葉を聞くと喧嘩のような試合をイメージするかもしれないが、三崎は「(喧嘩という気持ちは)全くありません。そういう気持ちで僕は試合をしていませんから。昔はそういうつもりで試合をしたことがあったかもしれないけど、今は成長もして気持ちも徐々に変わっています」とそれを否定する。では三崎が考える本能、野生の闘いとは何か? 「僕は経験をあまりあてにしていない部分がある。例えば喧嘩という表現を使うなら、100回喧嘩しているからその人間が強いのかと言えばそうではないですよね。相手のことを読み取った方が勝つわけです。殴り合いなら誰でも出来ます。ゴングが鳴っていきなり殴りかかるというのは、アマチュアの選手でも出来ることです。
僕にもそうしたい気持ちがあるにはありますが、ちゃんと自分の身を守りながら相手を仕留めることが大事なんです。そこで僕は本能や野生の部分を大事にしているし、試合は生物と生物、動物としての闘いだと思っています」(三崎) ここで記者から「秋山選手を動物に例えると何ですか?」と質問が上がると、三崎は少し考えた後に「僕もライオンですが、彼もライオンだと思います。違う群れのボス同士が闘って、どちらの群れが強いかを決める闘いになるんじゃないですか」と答えた。大晦日に繰り広げられる獅子と獅子の激突、真の百獣の王はどっちだ!?
やれんのか! 大晦日! 2007実行委員会 M-1GLOBAL/(株)FEG/DEEP事務局
「Fields やれんのか! 大晦日! 2007 supported by M-1 GLOBAL」 2007年12月31日(月)さいたまスーパーアリーナ
開場19:00 開始20:00(予定) <決定対戦カード>
青木真也(パラエストラ東京/修斗世界ミドル級王者)
VS 未定 三崎和雄(GRABAKA/PRIDEウェルター級GP2006優勝) VS 秋山成勲(フリー/HERO’S2006ライトへビー級トーナメント優勝) エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル/PRIDEヘビー級王者)
VS チェ・ホンマン(韓国/フリー) 桜井“マッハ”速人(マッハ道場/元修斗世界ミドル級王者)
VS 長谷川秀彦(SKアブソリュート/DEEPウェルター級王者) 川尻達也(T-BLOOD/元修斗世界ウェルター級王者)
VS ルイス・アゼレード(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー/PRIDEライト級GP2005ベスト4) 石田光洋(T-BLOOD/元修斗環太平洋ウェルター級王者)
VS ギルバート・メレンデス(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイティングチーム/ストライクフォース・ライト級王者) 瀧本 誠(吉田道場)
VS ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
<チケット料金> VIP席(専用入場ゲート・グッズ付き)100,000円
RRS席30,000円 スタンドS席17,000円 スタンドA席7,000円 <チケット販売>
オフィシャルサイト http://yarennoka.com
イープラス http://eplus.jp/battle/
楽天チケット http://ticket.rakuten.co.jp/
チケットぴあ 0570−02−9999(Pコード:809−876) ローソンチケット 0570−084−003 CNプレイガイド 0570−08−9999
レッスル池袋店 03−3989−0056 書泉ブックマート 03−3294−0011 フィットネスショップ格闘技 03−3265−4646
チケット&トラベルT-1 03−5275−2778 後楽園ホール 03−5800−9999 相鉄ジョイナスプレイガイド 045−319-2456
BCG 03−3560−7911 さいたまスーパーアリーナ 048−600-3037 公武道 052−241-2511 バトルロイヤル 03−3556−3223
バックドロップ 03−3255−8701 新日本プロモーション http://www.shinnichi-pro.co.jp/
●スカパー!「パーフェクトチョイス」にて全11回放送(予定) ・12月31日(月)20:00〜24:55(ch.162)※生中継
・12月31日(月)22:00〜26:55(ch.179)※タイムシフト放送 ・12月31日(月)24:00〜28:55(ch.176)※タイムシフト放送
・12月31日(月)26:00〜30:55(ch.162) ※同日再放送 ・1月1日(火)12:00〜16:55(ch.171)※再放送
・1月1日(火)20:00〜24:55(ch.162)※再放送 他、1月14日(月)20:00〜(ch174)まで再放送あり。 ●e2
by スカパー!「スカチャン!ハイビジョン」にて全3回放送(予定) ・12月31日(月)20:00〜24:55(ch.800)※生中継
・1月1日(火)12:00〜16:55(ch.800)※再放送 ・1月6日(日)19:00〜23:55(ch.800)※再放送 事前に『やれんのか!大晦日!HVチケット」(商品コード:K09)の購入が必要。同視聴チケット購入で生中継と再放送2回の計3回の視聴が可能。販売期間は12月15日(土)〜12月30日(日)。 その他、一部のケーブルテレビ局でもスカパー!経由で生中継の予定。視聴方法についてはお近くのケーブルテレビ局にお問い合わせ下さい。視聴料金は3,150円(税込)。 <お問い合わせ>
スカパー!カスタマーセンター=0570−039−888(10:00〜20:00) e2 by スカパー!カスタマーセンター=0570−08−1212(10:00〜20:00)
<お問い合わせ> やれんのか! 大晦日! 2007実行委員会=03-3797-7331
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